旅の裏の手&ポエポエの日々

幸せになった元野犬「紋二郎」日記と本業旅情報

腎臓病 猫の看護 思い出(発掘)

2010-11-06 23:08:02 | ネコ日和

下記記事は、今年1月亡くなった文月との介護の思い出記事です。ブログの記事を整理していましたら、未投稿のままお蔵入り(この後すぐにお姉ちゃん猫葉月の癌が発覚したので)になったおりました。今現在ペットの看護をしている方々へ毎日の自宅輸液・強制給餌・投薬は、必ずしもペットにとって嫌なことではない。。。というメッセージも含め、こんな面白い猫が旅行会社に住んでいたことを、知っていただきたく投稿いたします。

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文月が逝ってもうすぐ3週間・・心に寂しさのスイッチがあって、些細な事でスイッチON。苦しいな~と思うと、楽しかった看護中の思い出が次々に思いでされ気がつくと苦しいから楽しかったな~に変わっています。過ぎていく時間と楽しかった思い出が、寂しいと思う心の処方箋になっています。


強制給餌・自宅輸液をされている今看護中の方へ

いろいろな方と話して、多くの方が「かわいそうな事をしている」という意識の中でされている事が多いように感じました。文月も毎日強制給餌・自宅輸液・投薬しておりましたが、文月を見かけた方全員が「幸せそ~」と言っていました。毎日強制給餌・自宅輸液・投薬は、必ずしも「かわいそうな事」ではない・・と、楽しんで看護すればいい時間の延長になる事を、そのいい時間が失った時自分の寂しいという心の支えになるという事を、心の片隅にでもおいてもらえたら嬉しいです。

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腎臓病末期にもかかわらず垂直壁登りで、壁の上から入り口を監視している文月14歳。接客中よく「今からドン!って大きな音が鳴りますから」とお客様に忠告していました。なぜ?って・・文月が壁の上からキャビネットの上に降りる音を、事前に忠告していないとビックリされるので目の端で壁から降りる素振りがみられたら忠告していました。

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猫じゃらし大好き!だった文月。前回書いたように接客中遊んで欲しくて猫じゃらしをくわえて私の後ろをウロウロ・・・


お客様:「あっ猫だ♪」

私   :「はい。危篤のばあちゃん猫です・・」

お客様:「危篤?そんな風には見えないけど」

私   :「数値的には、危篤なんですがね・・」

お客様:「なんか幸せそうだよ」



しばらくするとお客様が突然大笑い!何だろうと後ろを向くと・・・猫じゃらし1本をくわえたまま器用に前足を使いながら2本目を必死にくわえようとする文月の姿が・・黙って見守っていると、猫じゃらし2本くわえに成功!得意げな雄叫びを上げながら再度私の後ろをウロウロ。「1本で遊んでくれないんだったら2本でどうだ!」てな事?思わずお客様と一緒に大笑い~そんな日もありました。


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仕事・看護・家事で、毎日寝るのはAM02:00前後。。しかし飼い主が躊躇・遠慮をしない看護をしているからか?文月も遊びに関して躊躇・遠慮はしませんでした。1時間から2時間おきに「寝てないで遊べ~」と大騒ぎ!ここでも猫じゃらしをくわえて「投げて♪」と。。仕方なくベットからリビングへ猫じゃらしをポ~ン「ウニャー」と喜びの雄叫びを上げながらリビングへ。。私しばらくすると・・取ってきました~とまたまた喜びの雄叫びを上げながらベットへ


さすがにギブアップした私が起きなくなると今度は。。。猫じゃらしをくわえたまま顔の上をダッシュで横断柄の部分で私の顔をピシャリ・・・・・


「痛い~ヾ(`Д´*)ノ」


で起きあがると、鼻の上に見事な1本線せめて横断する時は、爪をしまってほしかった。。。よ?接客業なのに(´・-・。)クスン


更に。。猫の肉球って冷たいですよね?その冷たい肉球を、起きない私の頬にグリ~と押しつけ・・・


「冷たい~l(≧∇≦)l」


と起きた私に、したり顔の文月。。。


毎日自宅輸液・強制給餌・投薬・抗生物質の注射etcやってた毎日でしたが、こんな風にお互い楽しく騒がしい毎日でもありました。だから文月が亡き今、「この世に生まれて嬉しい・楽しいが一杯あった文月の一生」を心の奥で確信でき悲しみが少し薄れるような。。そんな気持ちです。会えて良かった。一緒に時を刻めて良かった。そんな看護を、皆様も出来るよう心から応援します。


最後に文月の事で泣いて下さったお客様方、本当にありがとうございました。  

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葉月とは短い看護でお別れでした

2010-04-06 22:05:17 | ネコ日和

やっと時間が取れました。又心の整理もついて葉月との別れを書くことが出来ます。1月文月との別れの時にあんなに元気だったお姉ちゃん猫葉月が、02月旅立ちました。02月ブログの最後に書いた「大変なこと進行中!でも頑張る」は、葉月が悪性リンパ腫とわかった日の事でした。

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文月が亡くなり少し落ち着きを取り戻した頃、葉月に少しでも長生きしてもらうよう健康診断に行きました。血液検査・尿検査・エコー検査の結果、少し膀胱炎の症状があり薬をもらい帰宅。それから10日程たった頃「なんか葉月が変・・」毎日旺盛な食欲で膀胱炎の症状も軽くなっていたけど、なぜか嫌な予感がして病院に行き再度検査・・すると膀胱のエコー検査で10日前にはなかった腫瘍がはっきりと写っていました。呆然としている横でお医者さんが尿より採取した細胞を検査して一言「悪性リンパ腫?」と自信なさげな声・・猫の悪性リンパ腫による膀胱癌は珍しいとのこと症例もほとんどなくその日のうちに北海道の病院へ病理検査の手配。


そしてブログを書いた日に、悪性リンパ腫による膀胱癌と確定されました。ただ食欲もあり体重も減っておらず体力もあるので抗ガン剤治療をすぐに開始。


文月の看護で使い果たしていたと思っていた気力・体力を奮い起こし、「希な癌だろうと関係ない!負けるもんか!」の気迫のもと再度24時間看護に突入。腫瘍で圧迫するのか、チョロチョロと尿が漏れるので「オムツ」を開始。嫌がるかな?と思ったけど意外に平気

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初めての時、慌てて近所のスーパーで10枚1000円のオムツを購入。説明を読みながらオムツ装着・・ん!完璧。と思った次の瞬間・・葉月がスタスタとトイレへ。やられました立派な1本ウンチ。速効新しいオムツと交換。。常に尿が漏れているので皮膚がまけないよう3~4時間置きに又ウンチの度に交換1回100円か・・こりゃオムツ代相当いるぞ!と覚悟・・しかしホームセンターで40枚1500円のペット用オムツを発見してほっと一安心。夜も目覚ましを3~4時間置きに設定してオムツ交換(お尻をティッシュで拭いて→除菌用ウェットティッシュで拭いて→清潔なタオルで水気を取って→新しいオムツを装着)を毎日。ステロイドなど3種類の注射・投薬・脱水しないよう輸液を毎日自宅でやって全力で看護!もちろん笑顔で楽しみながら


1回目の抗ガン剤後、少し食欲が落ち心配したけどプロ級?になった強制給餌で食欲回復。1日猫缶3缶+カリカリで食欲全開で体重増加。先生に「なんかすごく食べるんですけどやっていいんですか?」と心配になって電話するほど・・「抗ガン剤治療の為にもしっかり食べさせてください」と返事。こんな日がまだまだ続くと思っていました。。


2回目の抗ガン剤後は、食欲も落ちずその日も缶詰ペロリ。それから3日後、朝も1缶完食したその日の昼、突然嘔吐・・文月の吐血を思い出し慌てて病院に電話、その日は運悪く休診日・・留守番電話にメッセージを入れると少しして先生から電話。文月の嘔吐対処の為もらっていた薬が残っていたので、確認しながら葉月に投薬。止まらない・・抗ガン剤の副作用で腎臓の数値が急激に悪化した?それともなにか別の要因?と先生と連絡を取りながら必死に看護。最終手段として口からの水分補給・食事を止め輸液で水分補給のみに切り替え胃をカラッポにして様子見。


翌日朝嘔吐が止まり一安心・・したのも束の間、午前中よりまた嘔吐。吐く度に体力が失われていくのが見ていてはっきりわかるくらいの急激な変化。歩けなくなり・立てなくなり。。急激な変化で戸惑うばかり。。やっと終業時間になりダッシュで病院へ。そこでの診察の結果「脳腫瘍」悪性リンパ腫で膀胱だけでなくもともと脳にも腫瘍があったのか、こんな急に転移することはないと思われるそうですが脳転移したのか・・わからないけど今の状態はひどい船酔い状態で目眩を起こしている様な感じだと。。診察台の上でまた嘔吐した後、昏睡状態に。。逝くのなら会社か自宅で。。とダッシュで自宅へ。


なんとか間に合い、自宅の葉月が好きな場所に寝かせ約2時間片時も傍を離れるずナデナデ・・1時間すると前足をピンと伸ばしクッパクッパ(赤ちゃん猫がお乳を飲むときにする動き)を開始。もう表面上意識はないけど深いところでは幸せなのかな?とナデナデしながらじっと見ていました。2時間後先生が危惧していた痙攣・呼吸困難は起こらず1度全身に力を入れた後静かに旅立ちました。


たった1ヶ月の看護でした。半年先も1年先でも看護する気満々だったのに1ヶ月しか看護出来ませんでした。看護中は笑顔で、葉月も24時間一緒で幸せそうにしていたのが救いです。

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今年5月で15歳でした。散歩から帰ってくるときは自動ドアを開けて帰ってくるので、よくお客様にビックリされていました。オムツ装着中は、夜中「ウンチ出ました。オムツ交換してください。」と私を起こすほど賢い猫でした。抱っこ大好きで、抱っこすると全身の力を抜いて洗濯物の様に肩にぶら下がり1時間でも2時間でも満足げな表情で過ごす猫でした。そして愛しい猫でした。。。看護中の楽しかった思い出が、葉月を失った心を癒してくれています。またその思い出は、後日・・

ある本に書いていました。失った悲しみだけに囚われず、一緒に過ごした楽しかった日々・幸せだった日々を思い出し、一緒にいられて楽しかった・嬉しかったと憶えておこうと・・只今それを形成中です。

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腎臓病 猫の看護 10ヶ月目 お別れ

2010-01-20 21:35:16 | ネコ日和

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その日は、休日。朝いつものように少し強制給餌して文月をおこたに入れてまったり・・AM11:00頃、ふと見ると文月がおこたから出て箱座り、「暑くなって外に出たのかな?」と・・よく見ると顔の下になにやら吐いた物が、「食事吐いた?」と近づきよく見ると赤い・・赤い!?ギョツとして抱き上げると口からよだれと一緒に吐血・・それも結構な量


外出着に着替えながら病院に電話をして約5分で家を飛び出し記録的な早さで病院へ


診察の結果 慢性腎不全による胃潰瘍


繰り返し嘔吐していたわけでもなく、週に1回吐くか吐かないか位の頻度で、少しも血の混じった吐瀉物を吐いたこともないのに突然一気に吐血。・・さらにタイミングが悪い、前回書いたように貧血が悪化している状態での吐血。増血剤+強制給餌で貧血の治療真っ最中なのに、胃酸が多く出て強制給餌してもすぐに嘔吐


病院の特別な計らいで、飲み薬はつらいだろうということで胃酸を押さえる注射・吐き気を押さえる注射(普通は処方しないそうです)をもらい帰宅。少しふらつくけど吐血も収まり室内をウロウロするくらいには回復。しかし強制給餌(負担が少ないようミヤ君の時と同じシリンジにて退院サポートに変更)を受け付けない・・・


いままで強制給餌しても、少し抵抗するだけでやった後「ごちそうさま」と顔を洗うくらい平気だったのにつらそう・・・


いつも看護は躊躇・遠慮はしないけど・・つらい思い・苦しい思いをさせる・恐怖を与える看護はしないと心に決めていました。しかしこの状況での強制給餌中止は、命のカウントダウン開始を意味します。。再度の輸血・入院の話もありましたが、2回目の輸血のリスク・入院は文月にとって恐怖・絶望以外の何物でもなく選択する事は出来ませんでした。


結果 強制給餌中止を選択


低体温にならないよう、嘔吐してもすぐに対処できるよう、脱水しないようその日は徹夜で看病。AM05:00頃少し危なかったけど、何とか持ち直しフラフラしながらだけど自力で水を飲み・おこたに潜り込み・トイレに行くくらい回復。


翌日朝一で再度病院に行くけど、栄養剤はこの状況だと腎臓に負担がかかるのでやれず胃の粘膜を作る薬をもらい会社へ。会社でも、フラフラしているけど室内をウロウロしていつもの場所で寝ていました。


無事1日を過ぎこの日も徹夜、前の日よりも様子はいいようですが油断はできない・・・文月は、うっらうっらしている状態で不安なのか時々私を探します「ここにいるよ」とナデナデすると安心した表情でまたうっらうっら・・・口から水分を補給するのが難しいようなので輸液で脱水しないよう調整。苦しい様子もなく安定した呼吸ただポヤ~ンとしている感じ。温度・湿度をキープする為、ストーブで大鍋に水を沸かし室内蒸し風呂状態。AM04:00室内の空気を入れ換える為窓を開けると・・・・一面銀世界。「今低体温になったらいけないのに、そんな・・大雪なんて」その時、吐血の日から心の奥底でモヤモヤしていたものが形を作りました。


「あ・・・文月 今日逝くんだ」 


朝をむかえた時に心は、次の段階へ「苦しまず・穏やかに逝けるよう最善の努力をする」。会社へ行く時、低体温にならないよう車のヒーターが直撃する場所に文月を寝かせ、雪の為渋滞する中「どうか車の中では逝かないように。。大好きな生まれ育った会社で逝けますように」と念じながら、必死の思いで会社へ


無事会社へ到着。すぐに電話で主治医の先生に今手元にある薬の強さを確認。弱った体に間違って強い薬の投薬・注射をしたらそれが原因で苦しんだり・逝ってしまったりするので・・次ぎに、万一吐瀉物で窒息しないよう胃酸を押さえる注射・吐き気を押さえる注射・胃の粘膜を保護する水薬をあげて、尿毒症の対処の為トイレに連れて行き膀胱を軽く押しおしっこをさせ、背中の肉を軽く引っ張り脱水の状況を見て10mlや20mlと少量の輸液を間隔を開け注射(量が多いと心臓に負担がかかります)して・・・今の季節一番好きな場所、ストーブの前のフカフカクッションに寝かせタオルで枕を作り猫用の毛布を2枚掛けエンヤのCDで優しい音を流しながら、しずかにその時を待ちました。


仕事中可能な限り傍に行きナデナデ。。。


気持ちよく寝ている文月を、撫でながら「もう逝くんだね。。あと2・3年一緒に遊びたかったな・・でも、2・3年たったら後1年、後半年ってここまで一緒にいたら満足ってそんな日はないんだよね・・」と独り言を言っていると寝ていると思っていた文月が「ニャ」と返事。(これが最後の鳴き声になりました)すこし笑いながら「そっか仕方ないか・・天命だもんね」と、まったりとした時間を過ごしました。


夕方少し呼吸が速くなり意識も朦朧としている様子、いよいよかと覚悟。後ろ足をピンとしたので「痙攣?」と思うとその足で顎の下をカキカキ・・いまいちとどかなかったので少し笑いながら「かゆいの?」と代わりに顎の下をカキカキ。。。文月の前足を1本握り、おでことおでこを合わせ「また何時か何処かで会おうね」と言うと、残った前足の1本を握っている私の手にそっと乗せてきました。。それはまるで偶然かもしれませんが、「うん、約束」の握手の様でした。次の瞬間大きくのびをして旅立ちました。

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楽しい猫でした。面白い猫でした。。。そして愛しい猫でした。


慢性腎不全なのに苦しまず逝けたことは、本当に良かったと思います。吐血する前の日まで貧血なのに元気で、一緒にスーパーに行き買い物が終わり車に戻るとキャリーケースから出ていて運転席の座布団に座り「遅いよ」って怒るくらい普段と何の変わりもない様子でした。


約10ヶ月24時間一緒にいました。寂しがり屋の文月にとってこの10ヶ月は、その前の何十年より幸せだったと思います。強制給餌・毎日の注射・毎日の投薬・病院も些細なこと24時間「かまえ~遊べ~抱っこしろ~」と本当に幸せそうでした。私も、看護・仕事・家事で忙しく毎日睡眠時間4~5時間なのに1時間から2時間置きに「かまえ~遊べ~抱っこしろ~」攻撃で起こされても幸せでした。


亡骸は、体重も強制給餌のおかげであまり減らずぷっくらしていて、毛並みも輸液のおかげでしっとり艶やかで綺麗でした。黒猫なので白髪(毛)が目立ち・・・こんなに白髪(毛)が出来るまで長く一緒にいられたことに感謝です。沢山の猫じゃらしを、一緒に火葬しました。あちらでも元気に破壊活動をすると思います。


慢性腎不全と言われたのが去年の3月、8月にはBUN130以上~数値突破測定不可能・CRE:6以上・PCV:20以下となりそのまま逝く日までこの数値でした。先生曰く「数値的には、1週間ぐらいで亡くなることもある数値なんですが・・」と言われ、元気に垂直壁登り・パンフレット立てジャングル遊び・猫じゃらし取って来い遊びの動画を見せると、「確かにこの数値でも生きてる子はいますが、こんなに元気な腎臓病猫は医学的に説明できませんよ」と笑って言われました。それくらい腎臓病の延命治療中でも文月は、生きることを楽しんでいました。そしてその事をサポート出来たこと本当に嬉しく思います。

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このブログを読まれているお客様の中に、文月を見かけた方もいると思います。接客中、私の後ろで猫じゃらしをくわえ「まだ接客終わらない?遊んで~」とウロウロしていた黒猫が文月です。「接客中は、遊べないよ」と言うと見えないところに移動して「いや~遊んで~」と大音響でワオワオ・・お客様と大笑い。接客が終わり裏に戻ると飲み水のボウルの中に何本もの猫じゃらしがプカプカ浮いているのを見てさらに大笑いしました。


楽しい看護でした。文月も私も笑顔の看護でした。でも、まったく後悔はないか?というとやはり入院させていたらもう少し一緒にいられた?無理矢理でも強制給餌を続けていたら今この瞬間も猫じゃらしをくわえ「遊んで~」と騒いでた?と、思います。でも、また同じ状況になったら今回と同じ選択をするでしょう。ペットの最後の時を選択をする・・飼い主にとって究極の選択です。なにが正しいのか正しくないのか?答えは、ないと思います。


いい動物病院がかかりつけで良かった。24時間看護可能な環境で良かったと思います。今看護中の方々、笑顔で看護頑張ってそしていい時間を過ごして下さい。


ほんとうに文月は幸せな猫でございました。


私が笑顔の看護にこだわるわけ

私は、生まれて中学生になるくらいまで病弱でした。重度の喘息で、結核を併発して半年以上入院したり養護学校に行ったり、又違う年には急性肺炎を併発して集中治療室に1ヶ月入ったりと、幼稚園も1週間休まず通園するともらえる花丸も2年間通ったのに1度ももらえず卒園しました。


1週間に最低でも1度は喘息の発作・・息が出来ず苦しくて苦しくて仕方ない日々を過ごしました。重度の喘息の場合、普通の人のように仰向けに体をまっすぐにした状態で寝ることは出来ません。肺が上向きに膨れないんです。横向きでも息が苦しい状態です。物心ついた頃から正座で上半身を前に倒し布団をかぶり亀のように寝るようになっていました。そうすると引力の関係で少し肺が膨らみやすく息がしやすかったから・・・


そんな状態で寝ていたある日、襖の向こうで両親の争う声が聞こえてきました。なんとなく聞いていると私がどっちに似たのか?可愛そうで見ていられない・・というような内容でした。今思うと両親も看護で疲れイライラしてお互いを責め合っていたと思います。その時私が感じた「罪悪感」・・私がいるから喧嘩するんだ・・イライラするんだ・・・泣くんだ・・・それは、息が出来ない体の苦しさを上回る心の苦しさでした。好きで病弱に生まれたわけではないけど、私の存在が両親を苦しめている。悲しくて・つらくて・心が苦しくて。。そんなあの日を何十年たった今も忘れられません。


だから看護する側にたった時、看護される側が私と同じように体も苦しい上に心も苦しくならないよう笑顔で「看護なんてへっちゃらまかせなさい」という気持ちでやるようにしています。笑顔の看護は、看護される側も笑顔になります。そしていい時間を過ごせます。看護は、本当に大変です。。でも笑顔だけは忘れないで下さい。

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腎臓病 猫の看護 自宅で出来る事

2009-12-24 23:30:46 | ネコ日和

春先に慢性腎不全といわれて早9ヶ月・・「愛してくれなかったら死んでやる!」病の為、入院出来ず自宅看護で頑張っております。この9ヶ月の自己流自宅看護(やや大雑把)をここで紹介。こんなやり方もあるんだ~というレベルでもいいので、ほんの少しでも役に立てたら嬉しいです。

看護猫(文月)データー

14歳 雌 現在体重2.5kg(元気な時3kg弱) 性格:お馬鹿さん

くすりetc サプリなし

毎日自宅輸液:現在1日60ml あまり入れると貧血が進む為 

便軟剤:腸内の便の流れをすむ~ずにするシロップ 

クレメジン:1日200㎎カプセルの中身を開け強制給餌にまぜまぜ

とりあえずの薬:ステロイド(口内炎が悪化した時の為)・胃の薬

食事:1日の7割が強制給餌で3割が自力で食事

スペシフィック猫腎臓用とウェツトタイプメディファス老猫用合計で1日160㌘位

現在の血液検査数値

BUN:130~140(正常値17.6~32.8)

CRE:6~7(正常値0.8~1.8) ※腎不全末期

PCV:13~20(正常値32~45) ※低いのは貧血

現在の猫の状況・・・・・

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元気に閉店後パンフレットたてジャングルで遊んでおりますさらに・・

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猫じゃらしで遊んで(破壊)おります

強制給餌・毎日の注射は猫にストレスを与え、嫌な事を日々強要するのは「1日でも一緒にいたい」と思うエゴではないのか?と悩む飼い主さんが多いと聞きました。主治医の先生の所にも泣きながら「毎日自宅で輸液をしないといけないんでしょうか?」と電話があった事を聞きました。

ペットは会話が出来ない分、飼い主の緊張・動揺を口調・動き・表情で敏感に察知すると思います。強制給餌・注射をする時には、なんの根拠・自信がなくても「なんも心配せんでよか!まかせとき~」という感じでやると、相手も安心して強制給餌・注射を受けてくれると思います。私たち人間も、「ごめんね・ごめんね」と緊張した表情の看護婦さんに注射をされそうになると思わず逃げ出したくなるのと同じ、「まかせとき~」のベテラン看護婦さんには安心して注射してもらおうという気になりませんか?あとは慣れ。。文月が数値のわりには元気なのは強制給餌・毎日の注射にストレスを感じていない為だと思います。沖縄弁で「なんくるないさ~」の精神で頑張りましょう

前置きが長くなっちゃいましたでは、大雑把看護方法

強制給餌

やり方は少し前に書いた方法、文月も喜んで強制給餌を受けているわけではないようです。でも1日の必要摂取カロリーを食べさせないと体力が落ちるし、貧血も進むので遠慮も躊躇もいたしません。猫の体をタオルで巻く方法もあるようですが、うちはこんな感じ

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ぶさいく~ 寛いでいるところを親指と中指でガッチリ固定、その後右手の小指で口を開けさせ舌の上(先っちょは吐き出すから舌の中程に)ゴハンをぬすくり、すかさず右手の甲で蓋!何度も書きますがガッチリ蓋はダメ。動きは、パッパッと手早く優しくまた、たまにゴハンをぬすくる瞬間、前足ブロック(やめてよ~という感じで前足を使いゴハンを持っている右手をブロック)するような場合は・・・

        

          Photo

モデル:出番があまりないのでお姉ちゃん猫葉月にやってもらいました。この様にキャリケース(普通の箱でもOK)を使い、端に体を密着させると前足が上がらず前足ブロックは阻止できます。箱の中で寛いでいる時などに、何の準備もしなくても強制給餌が可能です。

この様に、前足ブロックをして少々抵抗いたしますが、強制給餌後「ごちそうさまでした~」と満足げな表情で顔を洗っていたりします。タオルで猫を固定しないので、いつでもどこでもやれる方法です。1回に5口くらいしかやれなくても、何回も隙を見せた瞬間にやれるので、トータル1日の必要摂取カロリーはキープできています。右手にゴバンを持った状態で、1(頭を掴み)・2(小指で口をこじ開け)・3(舌の上にゴハンをなすくり)・4(右手で下あごを持ち上げ蓋)・4/5でそのままキープしてパッと手を離す。。1・2・3・・とパッパッとやると猫もなにが起こったの?あれいつの間に口の中にゴハンが・・・ということに文句を言おうが、抵抗しょうが目の中に恐怖の色が見えない限りは、躊躇・遠慮はなしです。

自宅輸液

これも躊躇・遠慮なし!へたに躊躇して針をゆっくり刺したり・浅く刺したりする方が痛いみたいです。針を刺す首の後ろ側はあまり痛みを感じない場所というのも聞きました。刺す場所は・・

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首輪の少し下あたり、ここだとあまり痛くないようです。又寝ている状態(コタツの中で寛いでいる時は、顔をコタツに突っ込んで少々無理な体勢で輸液をすることも)だとやりやすいですよあと・・やっていいのか?正直わかりませんが・・輸液をすると液を注入した所が、らくだの瘤状(皮膚の中で液がタプタプ状態)になることがあります。そんな時、自分が猫の立場だったら気持ち悪いな~から、触れる程度にゆっくりやさしく注入場所から指先を使い体全体に広げます。。。目をつぶってやると液を指先に感じ広げやすいです。これは、絶対に主治医の先生に確認してください~文月は気持ちいいようですが、なにせ自分の主治医の先生に「液広げると吸収いいですよ」と言うと、半笑いされました今までそんな事した人は、いなかったようで・・

輸液の液は、暖めてあげて下さい。又輸液の量が多いと具合が悪くなります。自宅で輸液後具合が悪くなるようなら少し量を減らすなど体調・症状で臨機応変!これが自宅輸液の利点ですよね約9ヶ月何百回やったんだろ~

貧血の対応

本当は、病院で増血剤・輸血が一番ですが・・文月は、ほぼ毎朝貧血を起こしています。舌の色が白ければ貧血・・で、少々自分も貧血気味なので、自分がやっている貧血対処方を文月にも実践!それは・・・基本中の基本!食べると言う事。なので、朝の貧血具合を見ながら酷いときは多めに暖めたゴハンを強制給餌~やり終わると舌の色がピンクになって少々改善。その後は、コタツに猫を突っ込むか布団の中に入れるかして体温を上げさせる。いや~大雑把ですね

クレメジン

やりはじめのはごく最近。。看護用品を入れているカゴを整理していたらポロッと出てきて「あ~これ炭とか言って腎臓病にいいって処方されたけど、不味くって食べなかったんだよね・・・」「ん・・・」(ニャッ)「今は強制給餌だから関係ないじゃないか~やっちゃえやっちゃえ

早速その日の夜、強制給餌のゴハン(スペシフィック猫腎臓用)にカプセルの中身をあけてまぜまぜ1口目いつもよりジタバタ・2口目さらにジタバタ・・・残り少なくなったところで悶絶

ほ~猫もあんまり不味いと悶絶するんだ~新発見

で諦めたか?というと・・いえいえなにせ躊躇・遠慮はしない看護。ふつうに強制給餌して最後の1口(ドックフート1個分位)を残し少し時間をおいて・・カプセルの中身を全部それにまぜまぜ「ごま団子」と猫の口にポィ~の強制給餌~猫必死の形相で飲み込みで、投薬完了

便秘

腎臓病の症状・クレメジンの副作用でよく便秘になります。で対処方法

骨盤近くのお腹をやさしくマッサージ・・だめな場合は

上記1の場所に、便を指先に感じる場所があります(詳しくはお医者さんに聞いて下さい)そこを肛門に向かってやさしく押す。※下手にすると内臓を傷つけるので注意!

それでもだめな場合は

綿棒をお尻の穴にいれる(オイルなどに浸して)・・・それでもだめな場合は

輸液をお尻の穴から入れて、便に突き刺し(肛門・腸を傷つける恐れがあるので柔らかい材質の物を輸液用注射器に装着・うちは輸液用の針が付いたところを切って短くして利用)軟らかくしてをやってみる。くれぐれも難易度が高いので無理はしないように

下手をすると内臓を傷つけるので、主治医の先生にやり方を教えてもらい実践するのがよろしいかと・・やさしく・やさしくが大切

長くなりましたが、会社の方へ問い合わせを多く頂きました多少?大雑把な自己流看護方法です。実践しょうかな?と思った場合は、くれぐれも主治医の先生に確認して下さい。症状・体力・年齢などでダメな場合もあります。看護する側の飼い主が楽しく看護してたら、看護される側も楽しんで看護される思います。この先には、必ず悲しい別れがあります。同じ時を刻むなら眉間にシワをよせ涙で時を刻むより、笑顔で時を刻みましょう

  

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腎臓病 猫の看護 9ヶ月目

2009-12-10 21:56:19 | ネコ日和

前回輸血後BUN138/PCV(血液濃度)20とまだまだ数値的には悪いけど、少し良くなりました


しかし・・また自分から食事を1日に5~10口くらいしかしなくなったので、強制給餌全開です。強制給餌(1日2缶分:スペシフィック 猫 腎臓用とメディファス老猫用)+毎日2回自宅輸液+毎日2回便軟剤投薬で、頑張っています


「そんなに無理矢理生き長らえさせるのは可愛そうじゃない?」と知人に言われましたが・・

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大丈夫!上記写真に前足が写っていないのは高速で猫じゃらしを破壊して遊んでいる為強制給餌+自宅輸液も負担にはなっていないようで(さすが脳天気猫)毎日幸せそうです


本日も、猫じゃらし取って来い遊びを30分ほどやって、強制給餌をして今はふかふかお布団の中で爆睡中


負担にならない強制給餌のやり方は、遠慮しない!躊躇しない!思いっきり良く手早くポン・ポン・ポ~ンと行うこと!かな?


まだまだ数値的には悪いので毎日ドキドキでも、笑顔の看護継続中です


おまけ1:これが自宅輸液セット

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腎臓病の為、老廃物を尿として外に出す機能が弱くなっているので、この自宅輸液は水分を補給して腎臓の動きを助け・負担を軽くするのですごく有効です。病院に行かなくてもいいので猫のストレスにもならないし、脱水を起こしている時にも使える優れ物。輸液を猫の体温より少し低いくらいに蒸しタオルで暖めやると吸収力がグーンとUP!本当に助かっています


おまけ2:前回被害者(猫)葉月のその後

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なんとか許してもらい、膀胱炎も完治冬季限定 猫団子で文月と対照的にプクプク元気で絶好調~です。

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腎臓病 猫の看護 輸血しました~

2009-11-30 21:20:08 | ネコ日和

前回お姉ちゃん猫より輸血予定と書いていましたが、主治医の先生が14歳という高齢を忘れいて(いつも元気すぎるので失念していた様子)急遽先生の所の供血猫ちゃんより100ml頂きました。先生曰く「いい血ですよ~」とのこと(笑)


約3時間近くのゆっくりとしたペースでの輸血。その間文月がどうしていたかって?


ふっ基本は大人しくしておりましたが、万一の為準備してもらっていたトイレにておしっこをして次は大・・ウ~ンと気張っては立派な1本○○ 輸血中針を刺したままトイレをフルコースでする猫って・・緊張感なさすぎ


同じ部屋に、こちらも腎臓病末期のワンちゃんが点滴をしていました。数値的には、文月の方が悪いし高齢なのにワンちゃんの方が本当にグッタリ・・見ず知らずの私ですら心配になるくらいの様子。「文月ちゃんも本当は、数値的に言えばこんな様子になってもおかしくないんですがね・・」と、文月に視線を移すと起きあがっていて「あっ!犬だ~ビックリ」と目がまん丸。でも怯えることなくキャリケースの中で箱座りにもどり「いつまでじっとしてないといけないの?」と不満顔。ペットは飼い主に似ると言われますが・・私ここまで脳天気なのか?とややショック


無事に輸血も終わり、帰宅すると。。速効猫じゃらしを持ってきて「遊んで?」って


輸血後少し動きも活発になり、療法食はかわらず強制給餌ですが一般食(ウェットタイプのメディファス:老猫用)は、1缶自力で食べれるようになりました。但し1缶を4~5回に分けて最初1口は強制給餌で「ゴハン」を認識させ、次ぎに1口サイズにしたものを「はい。ど~ぞ」と文月の前に置くと食べてくれる・・はぁ~大変です


治ったわけではないので、また何時悪化するか・・ドキドキ。でもまぁ明るく今のペースで頑張ります


おまけ1:輸血に関して

ペットの輸血=高額って思われているようですが、文月の場合少し前に血液検査をしたので輸血自体の料金は1万円位でした。又副作用の問題点もあるようです。しかし1回目より2回目の方が、副作用の可能性が高いということで今回は安心して輸血を行いました。ペットの症状・体力にもよりますが、輸血は血液検査を入れても短いと4時間位でできるので必ずしも入院をしないといけないというわけでもないようです。文月は、BUN:数値突破/PCV:13とすこぶる悪いのに入院せず(前回理由を書いたように出来ないけど)又病院にも1~2週間に1回ペースで約8ヶ月治療しています。病院を極度に怖がる子がいたら私の様な治療方法でしたらペットの負担も軽いのでは?と1つの提案です。


しかし個人の動物病院で輸血可能・自宅輸液を許可している病院は少ないようです。福岡市在住で輸血・自宅輸液に関心のある方は、会社までお電話頂ければ今かかっている病院名をお教えいたします。ここで病院名をあげて迷惑をかけても・・と思いあえてここでは病院名を控えています。治療中の皆様、一緒に笑顔で頑張りましょう


おまけ2:今回1番の被害者(猫)

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文月のお姉ちゃん猫 葉月14歳 プックリ体型で病気なし。文月が大・大・大嫌い~視界に入るのも我慢ならないくらい嫌い(喧嘩はしないけど)なのに・・その文月の輸血予定の為、前日より絶食+苦手な車に乗せられ着いたこれまた苦手な病院で、「はは忘れてました~全身麻酔をするので14歳では血は採れませんね~」と笑う医者と飼い主・・葉月

帰宅後、謝ったけど許してくれず腹いせ膀胱炎(小さい頃から少しでも不平・不満があると発病、毎回3~4日で完治)で只今治療中もうそろそろ許しておくれ

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腎臓病 猫の看護

2009-11-26 20:49:28 | ネコ日和

文月の看護を始めて約8ヶ月・・急に寒くなり体力が落ちて大変な状況に


先日の血液検査の結果 

BUN:数値が高く測定不可能 CRE:6.3 PCV:13


血液濃度が13・・平常が32~45なので深刻な貧血状態。でもBUNが高いので点滴(自宅輸液)をしないと尿毒症になる危険性がある。。でもそれをするとますます貧血悪化。。でもしないと尿毒症が~


強制給餌して点滴(少量)、強制給餌して点滴(少量)を1日に5~6回繰り返し、先日は増血剤ホルモンを注射、近日中に姉妹猫より輸血予定・・大変だ~


本当は緊急入院レベル・・しかし何回も書いておりますが「愛してくれないんだったら死んでやる!」病で、飼い主の傍を離れたとたん白血球の数値が最高通常の7倍に跳ね上がるし、寝ない・食べない・動かない・トイレしないのないない尽くしで、違う意味でお空に帰ってしまうくらい入院は危険・・以前から主治医の先生と「この子は入院出来ないね~」と話していたくらい・・なので自力で頑張るぞい


それに24時間看護できる環境って本当に恵まれていると思うし、なによりも文月自身があいかわらずAM03:00/05:00に大声で飼い主を起こし(具合が悪いのに律儀というかなんというか・・)・接客中の飼い主の後ろを猫じゃらしを銜えウロウロ。。さすがに垂直壁登りは出来ないけど生を楽しんでいるようなので応援しないと


しかし本当に自宅輸液にしていて良かった~舌の色を見て貧血チェックで大丈夫なら何時でも何処でも体調に合わせてた量を病院に行かず点滴できるので助かっています。


24時間看護にしなければ約7ヶ月前に。。強制給餌しなければ約2ヶ月前に文月の時間はその時点で止まっていたと思います。諦めなかったからこそこの8ヶ月があったと・・


なので今回も頑張りますぞ~


今大切なこと

笑顔の看護 一緒に過ごす日々を最後まで笑顔のまま頑張る

強制給餌始めて約3ヶ月で気づいたこと、本当に嫌なら立体的に逃げる。逃げないなら貧血に大変有効なので、吐かないよう気をつけながら強制給餌可能

水を大量に飲むのは腎不全の症状の1つだけど、一気に大量に飲まないよう気をつける。多いかな?って思ったら水から離す。一気に飲むと吐く可能性大。

体を冷やさないよう注意!輸液も食事も温めて利用

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文月も頑張っております~

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腎臓病 猫の看護 強制給餌中!2

2009-10-12 19:40:32 | ネコ日和

1日のノルマ2缶(療法食+メディファス老齢猫用※療法食の数値に近く総合栄養食なのでオススメ)を4~5回に分けて与えているので毎日100回近く強制給餌している事に・・・おかげで、今では流れるような動作で強制給餌を行っています。


その姿は、まさに“寿司職人”の様~右手で餌をコネコネ(シャリを握る様に)→口を開けさせ舌に餌をベロ~ン(ワサビを塗るように)→すかさず口を塞ぐ(寿司を握る様に)その流れるような一連の動き自画自賛


おかげで自力で食事しないのに体重増加で猫プクプク・天窓からお散歩(裏庭)に行き・ダッシュ全開で猫元気


食後吐かないし(逆に強制給餌しないと空腹で吐く・・・だったら食べろ!と思うけどこれが自分から食べない。。究極の甘えか?)・食後は大変満足そうなので、このまま強制給餌続行予定です~しかし毎日大変です~口内炎が酷いので舌に餌をベロ~ンって塗すくる時、他の部分に触れないようにピンポイントで舌の上に餌!はなかなか難易度が高いです。


ペットが「食事しない~」とお悩みの方、1度強制給餌をチャレンジするのはいかがでしょう?年を取ると嗅覚が衰え、それに伴い食欲が落ちると聞きました。食事を1口でも口の中に入れると「あっゴハン!」って食べだす切っ掛けになるかも?そんなに強制給餌は、上手くできればペットにも負担にならないし、自分自身がリラックスした状態だと難しいことではないと思います。「上手くできるかな?」って緊張して行うと、その緊張がペットにも移り大騒ぎの上失敗なんてことにも。。飼い主のリラックスが一番大切に事だとおもいます。

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腎臓病 猫の看護 強制給餌中! 

2009-09-14 18:21:23 | ネコ日和

腎臓病の文月(14才)先日の血液検査の結果


BUN136(正常17.6~32.8)・CBE7.2(正常0.8~1.8)・PCV20.1(正常32~45)※低いのは貧血・・・あまり食欲はなく只今強制給餌中!しかしこの強者猫やっぱり元気相変わらずパンフレット立てジャングルで遊び・猫じゃらしの取って来い遊びを日に何十回も要求するし貧血の筈なのにふらつきもせずダッシュ全開正直 怖い~数値的にはすごく悪いのである日突然症状が出て悪化しそうで~でも負けるもんか毎日自宅輸液(毎日病院に行かなくてもいいし・猫にもストレスがないのでみんなにもオススメ)で戦っております。


注射器での強制給餌は、ママ猫ミヤ君の看護でプロ級(なんのプロやねん~)になったけど、今度は手による強制給餌のプロになりそうですそこで自己流手による強制給餌のやり方紹介。


缶詰はすべてペースト状にします。そうでない缶詰も手でコネコネしてペースト状にします。

右手側の床へ皿に移したペースト状の餌。左手に猫を配置します。

左手で猫の頭を鷲づかみ(親指・中指でエラの所を掴むと安定します)、少し上を向かせます。

少し大きめのドックフード位の大きさにペースト状にした餌を丸めます。人差し指・中指でそれをすくい上げます。

小指で口をこじ開け、人差し指・中指に付いた餌を舌の上にペロ~ンとなすり付けます。※「なすくる」って博多弁?

間髪入れず下あごを持ち上げ蓋!その際手の甲ですこし余裕を持たせるぐらいの状態で固定。口をモグモグするので、あんまりガッチリと口を閉じさせるのはNG

飲み込んだかな?ってとこで下あご小指でコチョコチョ~猫「気持ちいい~」。強制給餌=嫌な事 にならないよう、強制給餌=嫌な事?気持ちいい事?って猫にインプット。これぞ本当の「猫だまし!」・・・なんちゃつて


【注意事項】

口の中を傷つけないよう人間の爪を切っておく!猫の爪も切っていた方がGood

強制給餌後、約1時間は大量に水を飲ませないように~せっかくやったのに吐く可能性大!

強制給餌のタイミングは、寝ぼけていたり・リラックスしている状態だとやりやすいです。

1回に沢山の量を与えない。1日2缶与えているけど4~5回に分けています。胃が小さくなっているので注意!


このように結構雑な自己流強制給餌ですが、やった後「おいしいお口」で顔を洗っている姿がみられるので、そんなに猫にとって嫌な事にはなっていないようです。上記やり方が出来るかどうか?は、猫の性格が鍵です。「なにすんのよ~ガブッ」って事もあるかも?小さい頃から絶対服従!と育ててきた文月でも・・もともと毎日4~5時間の睡眠時間しか取れない仕事・家事・看護とハードな毎日、こっちもクタクタでたま~に手元が狂い顔面に餌をベロ~ンとなすり付け「ニャ!」って怒られる事もあります。まぁこれは仕方ないかな?


でも奴。。。ご飯は食べないけどおやつ(老猫用)は自ら食べるんですおやつが食べられるならご飯も食べなさい!って言ったけど聞く耳なし・・そりゃ猫だもん~しゃないわな~


おまけ

24時間完全看護になって早半年、ほぼ毎日車で通勤も同行で車に慣れちゃいました。


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車が動き出すとイソイソと後部座席へ移動してアクビなんぞしてリラックス~。

私はお抱え運転手であんたは社長か

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腎臓病 猫の看護 毎日大騒ぎ~

2009-05-19 22:56:42 | ネコ日和

腎臓病猫 文月(14才・メス)看護を初めて早2ヶ月。。BUN62.9/CRE5.2で、血液検査の結果はよろしくないのに・・・すこぶる元気

       

        Dvc00165

処方食 ロイヤルカナン 腎臓サポートスペシャル500グラム 1500円

処方食 スペシフィック 猫 腎臓用 1缶 約200円

サプリ  ペットチニック(鉄・銅・ビタミンB群トリート) 30ml 1500円

お水  1度沸騰させた水道水を冷まして与えています。


処方食は、病院にて購入。サプリはインターネットで購入。で、2日に1回自宅で皮下輸液(前回写真)・胃のお薬で只今24時間一緒


しかしこれが大変 通勤時のクーポンPickUpは、車に残すと熱中症が怖いのでJTB・近ツ・JR西日本etc取引先に行くとき一緒に移動。バック+書類ケース+パンフレット+猫で合計10キロ近くを持って天神・博多駅周辺をウロウロ。。。大人しく行く先々で可愛がってもらって少し得意げ?お陰でデスクワークのお仕事なのに筋肉隆々


「愛してくれなかったら死んでやる!病」を盾に、甘えてくるので無視できず24時間ベタベタの甘え放題・・深夜2時・早朝5時頃と毎日2回、おもちゃくわえて「遊べ~かまえ~」と大騒ぎ!

        Dvc00167_2

定番の“猫じゃらし”、普通フリフリして遊ぶものですが、文月は破壊(上:渡して1時間経過)するのがお好きなようで、それも寝ている飼い主の枕元での破壊作業が大好き


深夜“猫じゃらし”をくわえ誇らしげにニャンニャン言いながら飼い主の枕元で、バッタンバッタン破壊作業(泣)。。「もう!うるさい~」と、“猫じゃらし”をリビングの方へポーンと投げると前回お話ししたように「犬の様に持って来い」が出来る文月。喜びの雄叫びをあげながらリビングに取りに行き、再び枕元に戻りバッタンバッタン・・・これを深夜何度も何度も繰り返す


“猫じゃらし”を机の引き出しに仕舞えば、問題解決なのですが・・それはそれで可哀想と思ってしまう(猫バカ?)、こんな元気な腎臓病猫。。お医者さんに「こいつ本当に病気?」って聞いたら「ん・・・本当は、吐いたり・フラついたりするくらい具合悪いはずなんですが、さすがミヤ君(去年亡くなったママ猫・体重1キロになっても頑張った強者)の娘ですね。まあ飼い主も変なので飼っている猫も変ってことで」・・・診察室大爆笑


そう こいつ変なんです。普通皮下輸液をすると具合悪くなったりする子が多いのに、輸液後すぐにご飯を食べ大騒ぎで遊び又輸液中も、なにが嬉しいのか上機嫌でコロンコロン転がるんです。針が抜けそうで大変~もしかしてM?それは、ちょつと嫌かも・・・

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