頸肩腕症候群:いわゆる「肩こり」の話=動画あり=

2015年11月08日 | 治療の話

頸肩腕症候群なんて書くと、なんだか難しい病気みたいですが

ようは「肩こり」のことなんです。

むかしは「キーパンチャー病」なんて言われていたようで、

今もデスクワークをされる方に多い故障です。

主な症状は首から肩、肩甲間部や腕にかけての鈍痛やシビレ感です。

随伴症状として眩暈感やかすみ眼、吐き気などの自律神経失調症状もあります。

頸肩腕症候群は神経の故障を伴うような頚椎症や胸郭出口症候群といった

検査で原因がはっきりするような故障は含みません。

「検査ではっきりしない」ってどういうことかって言いますと、

神経の故障があれば「力が入りにくい」とか「触れられた感覚がおかしい」とか

「叩くとビリリと痺れが走る箇所がある」とか「特定の姿勢を取ると痺れる」とか

ああ、ここが悪いのねと分かるサインが見つかるわけですが、

それがない。

 

 

検査では分からない、原因不明の頚・肩・腕の苦痛

それが「頸肩腕症候群」

 

そう書くと、なんだか凄いもののように思えてきますね。

でも、その実態は長時間同じ姿勢や同じ作業を繰り返すことで起こった筋肉の慢性疲労による症状たちなんです。

なんというか…姿勢習慣病?作業習慣病?そんな感じです。

ですので、必要以上に怖がらないで読み進めてくださいね

 

さて、

こういった手合いの問題は神経筋骨格システムに生じた「機能障害」というもので、

・筋や靭帯など関節を支える軟部組織の質的変化(こわばっちゃった!とか弛んじゃった!といった問題で関節が動かなかったりグラついちゃったりする)

・神経制御の不調(関節の構造に沿った、正しい動きのコントロールができていない)

・力の不足(目的の動作をするには筋力が不十分)

といった要素が混ざり合って起こります。

どれもこれもレントゲンにもMRIにも映らない問題達なので、

画像診断に頼り過ぎると見過ごされてしまうんです。

この「機能障害」というものは、姿勢の崩れを見て取り、関節の動く範囲を確かめ、その動きの抵抗感を感じ取り…

そうした昔ながらの徒手診断法で判断がつくもです。

でも、慣れが必要ですし手間もかかるので、現状、病院で取り入れられることは少ないようです。

つまり、まとめるとこういうことです。

 

画像診断には映らない。⇒でも、徒手診断法は実施しない。⇒原因が特定できない。=原因不明の症状だ!

 

これに、緊急性を要する問題ではない(つまり生き死にの問題ではない)という条件が付くと

経過観察、つまり様子を見ましょうということになり、

積極的な対処はされないまま放置されることになります。

 

でも、中身が判れば対処の仕様はちゃんとあります。

多くの場合、

症状に直結する首や肩周りの筋肉にできたトリガーポイントを解除して、

関節に正常な動き(可動域という意味で)を取り戻して、

無理のない骨格の並び(アライメントといいます)を筋肉で楽に支えられるようにトレーニングをすることで

しつこい症状も治ってゆくものです。

勿論、今までの生活習慣を見直すとか、セルフケアの習慣をつけるとか、

患者さんの積極的な治療への参加も健康な身体を取り戻すのにはとっても大事!

ということも忘れずに

 

症状を緩和させるためのセルフケアの動画と姿勢矯正のトレーニングの一例の動画を紹介させていただきます。

もしよかったら使ってみてください

 

〇肩こり解消セルフケアエクササイズの紹介です!

〇超おススメのエクササイズです!

その効果は頸椎由来の神経痛(頚椎症性神経根症)にとどまりません!!

姿勢矯正・体幹強化に効果大です!!!

 

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