災害支援コースについて

2011年03月27日 | 治療の話


現在お預かりしている義援金は9,000円になりました。

荒川選手をはじめ、皆様のご協力に感謝申し上げます。

ありがとうございました。


今回の活動は4/17まで行いますが、

被災地の状況は急を要する事態ですので、

3月末日までの分を第一陣として4月1日に募金させて頂きます。


追記

今回の震災の被害は東京にも現れているように思います。

例えば

とあるスポーツの女子のチームのなかには

夜間しか練習が許されないにもかかわらず

電気の供給不足への配慮から

夜間の練習ができない状況にある方々がいるそうです。


また、アルバイトという立場の方の多くは「自宅待機」と聞きました。

この状況はつまり、当面の収入が途絶えていることになります。

一方、アルバイトのいない職場は正社員が支えています。

いつもの数倍の仕事をこなさなくてはならない状況に立たされている方が

現にいらっしゃるようです。

ほかにも、さまざまな場面で

不安を抱えている方は多いと思います。

東京も大きなダメージを負っているなかにもかかわらず

被災地はもっと大変だからと、

寄付を通じて支援したいと思っている方が実に多いと実感しています。

これってすごいことだと思います。

「困ったときはお互いさま」

という日本人的な感性のなせる技なのでしょうか。

「人」という字は、支えあって「人」

とはよく言ったものです。


話が横に逸れましたが、本題に戻します。

かく言う当院でも、患者さまご来院の足並みは控えめになっています。

この間、スタッフに休みをとってもらうこともできるのですが、

私たちの商品は技術です。

休んでいては錆びてしまいます。

スタッフの手が空いてしまう時間があるならば

被災地と東京の皆さんの役に立たせてもらおうと考えての

今回の支援コースの提案です。


当然、私の懐には一銭も入りません。


患者さまには治療の料金を頂きます。

コースを通じていただいた治療費は

全額を義援金として送金します。

私たちとよたま手技治療院は、

患者さまと被災地へ、

治療という技術を提供することで

お役にたちたいと思います。


私の行動に疑いの眼を持たれる方もあるように聞きました。

震災にかこつけて詐欺が横行しているなんて

哀しい現実もありますので

そういった「疑い」も、仕方のないことかと思います。

でも、

それでも、

やってみようと考えたんです。


坂本竜馬は15歳でこう詠んでいます。

世の中の

人はなんとも

いわばいえ

我が成すること

我のみぞ知る

その後の彼の人生を見るに

望む結果に向かって行動を起こすことを

大事にしていったように思います。


彼の行動の原動力となる「信念」は15才(数えでしょうから14歳かも!?)

の頃には芽生えていたということかと思います。

※念のため補足

私は坂本竜馬のファンではないです。

おぼろげな記憶で書いていますので間違いもあるかもしれません。



すごいな

と思います。


ですが、37才のお父ちゃんが

15才の少年に負けてはいられません。



疑われるのを怖がって、何もしないよりも

私も望む結果に向かって行動を起こそうと考えました。


皆様のご理解とご声援をいただけますよう

切にお願い申し上げます。

とよたま手技治療院

院長 古川 容司

昨日の体操教室

2011年03月26日 | Weblog


災害疲れとでも申しましょうか

皆さん肩から肩甲骨周り、背筋の「こり」が強いということでしたので、

この日は「肩こり解消教室」となりました。

胸の高さの背骨と肋骨の関節の前には交感神経という

緊急時の対応に身体をシフトするスイッチとなる自律神経が

束になって並んでいます。

不安な毎日が続くと交感神経が緊張し続け

背中の緊張につながることがままあります。

この場合、背骨の際が特に強くこることが多いようです。

45分のエクササイズ後は皆さんホッと一息。

強張り、すくんでいた肩も下がり、

首筋もスラリとされた様子に

私もホッと一息。

思いますに、「不安」というのは一番の毒ですね。

一日も早く平穏な日常に戻れることを祈ります。

一歩一歩

2011年03月24日 | 治療の話
本日の募金は3,000円でした。

これで合計5,000円になります。

募金にご協力していただいた皆様も

ケアを受けて元気になっていただけたようです。

明日も頑張ります。

この活動の主旨をまとめさせて頂きました。

こちら↓をご参照ください。


荒川 恵理子選手が募金にご協力くださいました

2011年03月23日 | 治療の話


本日、荒川選手より「災害支援コース」募金にご協力頂きました。

荒川選手自身も被災地に避難生活を送る知人がいらっしゃるとのことでした。

少しずつではありますが、皆さんの「気持ち」が形となって集まってきています。

【予約受付】通常通り再開いたしました

2011年03月23日 | 治療の話
【事務局よりご案内】

日頃より当ブログをご愛読いただきまして誠にありがとうございます。

計画停電による交通機関の影響により当日受付のみとさせていただいておりましたご来院予約を、通常通り再開させて頂きましたのでご案内申し上げます。

患者様には多大なるご理解とご協力を賜りましたことを心より御礼申し上げます。

ネット予約も再開させていただきました。ぜひご活用くださいませ。

(ネット予約)


みなさまのお役に立てますよう、一同全力で治療にあたらせて頂きます。
ご来院を、スタッフ一同心よりお待ち申し上げます。





とよたま手技治療院としての「支援活動」

2011年03月22日 | 治療の話
本日より、

とよたま手技治療院では、

災害支援活動として、

災害支援コースを開始いたしました。

本コースを通じて頂きました収益は

全額被災地への募金とさせて頂きます。


この企画にご参加いただいた皆様におかれましては、

「お身体のケア」を通じて「元気」を取り戻していただきたいと思います。


そして、現地で災害支援に携わっておられる皆様におかれましては、

東京の皆様からお預かりしたお気持ちを

被災地の方々の日常を取り戻すためにお役立ていただき、

一日も早く被災地の皆様に

「笑顔」を取り戻していただきたいと思います。



日本がこの度の災害から立ち直るには時間がかかると思います。

復興をやり遂げるには、一人ひとりが

「元気」

であることが、何より大切なのではないかと

私はそう思うのです。


医療人として、皆様が元気を取り戻すお手伝いをすることで、

それが日本を元気付けることにつながる道筋はないかと考え

微力ではございますが、声を上げさせていただきました。


被災地では今も多くの方が支援を求めています。

皆様のお気持ちの橋渡しを私共にお手伝いさせてください。

2011年3月22日

とよたま手技治療院 院長 古川 容司



震災から11日経った今も

甚大な被害が連日報道されています。

そして、この震災による二次的な影響として、

東京でも多くの方が「帰宅困難」を経験され

その後も交通機関の混乱から多くの方が自転車通勤されるなどの

非日常が続いているのは皆さんご存知の通りです。


自転車通勤を余儀なくされた方の中には

不慣れな運動から腰や脚、頚や肩の痛みやシビレといった

故障を負われる方もあらわれはじめたようです。


また、生活の不安から体調を崩される方も

すでに出てきているように思われます。



このことから、

被災地から離れた「東京」もまた、

実質的な被害を受けている被災地といえるのではないか

と、そう考えてしまうのです。

しかし、先行きの不透明さから不安にさらされている毎日の中で

それでも尚、被災地への援助をされる方々が多くいらっしゃることに

なにか心が救われる思いがしました。



被災地の方と、二次被害を受けつつも援助の手を差し伸べる方々

双方のお役に立てることはないかと考え、搾り出した

私なりの答えがこの活動です。

残念ながらずっとこの活動を続ける力は

今の私にはありません。

被災地の方の生死が掛かる、今だけの活動となってしまいます。

が故に、

実施に当たり悩みました。

やっては見たものの、

ふたを開ければ何の結果も出せずに終わってしまうのではないか

と考えると、正直怖いです。

しかし、踏み出さずに後悔するよりも

一歩踏み出すことを選んでみました。



背中を押してくれた家内とスタッフ達に

心より感謝します。

みんな、ありがとうな。


そして、長文をお読み頂きました皆様

ありがとうございました。

治療受付について

2011年03月18日 | 治療の話
3/11の震災から、電車の本数や運行区間が大幅に制限され

ダイヤも乱れているようです。

このため、とよたま手技治療院では

ご予約いただいた患者様の帰宅に支障をきたしてしまう事態を憂慮し

現在、翌日以降のご予約の受付を見合わせております。

当日のご予約及び、ご来院での受付は通常通り承っております。

患者様の皆様には大変なご不便をお掛けしておりますが

なにとぞご容赦たまわれますよう

お願い申し上げます。

節々の痛みやシビレ、疲労等でお困りの際には

ぜひお気軽にご相談ください。

ご来院をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。

とよたま手技治療院

院長 古川 容司

東日本大震災

2011年03月15日 | 治療の話
皆さんご存知の通り、

3月11日の震災で多くの方が命を落とし、

多くの方が避難生活を余儀なくされました。

被災され命を落とされた方々へ、

心よりご冥福をお祈り申し上げます。

また、被災され避難所での生活をされている皆様へ、

心よりお見舞いを申し上げますとともに

一日も早い復興をお祈り申し上げます。



震災から4日経った今も被害の拡大が報じられ、

日本で暮らす全ての方が不安の中で過ごしていると思います。


災害初日は東京でも交通機関のマヒのため

長時間、徒歩での帰宅をされた方

会社や避難所で夜を明かされた方

が多数いらっしゃいました。


その夜、私の自宅前の通りには、

日付の変わるころでも進まない長い車の列と、

背広姿で黙々と歩かれている方の列が続いていました。

そんな光景を目の当たりにして

『こんなとき、僕ら治療家には何ができるのだろうか』

『「治療」を生業とする者の存在意義とはなんだろうか』

と考えずにはいられませんでした。

そして、有事の時

徒歩で帰宅される方の列を目の当たりにして

『いざという時に頼れるのは、やはり自身の身体だ』

ということを、あらためて実感しました。


3/11は、患者様の安全確保を第一に考え

とよたま手技治療院も臨時休院とさせていただきました。

翌12日より平常通り診療をしておりますが、

今日を含め、金曜日の疲れを癒しにいらっしゃる患者様も

少なからずご来院いただいています。


このブログをご覧いただいている方々の中でも

この数日の出来事に疲労困憊し

身体の不調が見られる方もいらっしゃると思います。


もしよろしければ、その疲れを取り去るお手伝いを

僕ら「治療家」にさせてはいただけませんでしょうか?


きっと、皆さんの近所の整骨院の先生や、鍼灸院の先生

マッサージ院の先生や整体の先生方も

同じ気持ちでいるのではないかと思います。


3月11日から4日経った今、

私は「治療家」の本分を

「患者さんの元気を引き出すこと」

にあると考えています。

こんな時だからこそ、元気になっていただきたい。

そう想うんです。


被災された方の分も、災害を免れた者たちが頑張れば

きっと近い将来、元の日本を取り戻せると思います。

困難も多々ありますが、

「元気」があればきっと乗り越えてゆけると想うんです。


頑張るには、頑張れる身体が必要です。

そのお手伝いを私たち「治療家」にさせてください。


※この文面は3月13日に書いたものをリライトしたものです。

リライトした理由は、書きあがった文面に違和感を感じたためです。

その違和感は「自身の治療院」だけを対象に

書かれたものだったからだと思っています。


いや、正直自分でもよく判らないんですが…


とにかく、自分らしくないと感じたんです。


今日ようやく「本当に言いたいこと」に近づけたので

アップさせていただきました。

まだまだ予断を許さない事態が続いていますが

日本人の底力を信じて進もうと思います。

前回の動画の補足です(ビフォー・アフター画像)

2011年03月08日 | 治療の話
前回の「筋膜リリース」の動画から

ビフォー・アフターの画像を切り取ってみました。


左がビフォーで、右はアフターです。

どうです?

結構かわっているでしょう?


身体の傾きと顔の向きの変化から、

左のわき腹の筋肉(外腹斜筋)の硬さが悪さをしていたことがわかります。

一連の流れで動画を見ていると気付きにくいのですが、

比較してみればそれこそ「一目瞭然」です。


触れているだけですので、

失敗しても害になるものではありませんし、

一度試してみてはいかがでしょうか?

ちなみに動画はこちらです。

「手あて」という、家庭でできるマニュアルセラピー

2011年03月06日 | 治療の話
親になってみて想うのですが

子を想う親の心はとても深いものですね。

幼いわが子が病気になってしまったとき、

誰でも自然と手をあてがいます。

子供のころ、扁桃腺炎で40度の高熱の中

添えられた「お袋」の手の安らぎを

わたしは今も忘れることはありません。

皆さんも同じような経験をお持ちだと思います。



今日のテーマは「手当て」

家庭でできる手技療法についてご紹介します。


「手当て」は最も原始的で自然な治療行為といえると思います。

実際、手を当てるだけで身体は大きな変化を起こします。

彼のイエスキリストも手を当てただけで病に臥せった病人を救ったとか…

事の真偽は判りませんが

手技療法では「筋膜リリース」という手技がこれに相当すると思います。

そして、これはキリストでなくとも、

プロの技師でなくともできる。

といったら信じていただけるでしょうか?

やり方は至ってカンタン。

例えば手術の傷跡の引きつれがあれば

そこを挟むように両手で包み込んであげるだけ。

後は2~5分ほどリラックスするのを待つだけです。


もしよろしければ↓こちらの動画↓をご覧ください。



このところ

ご家族の方が大病されて

看病で大変な思いをされている

といったお話がいくつかございました。

私もそういった経験がありました。

そこで、私自身の経験の中から

少しでもお役に立てるものを動画にて公開させていただきました。


明けない夜はありません。

一歩前に、進みましょう。

花粉+決算=ねちがい!?:急性斜頚のお話し

2011年03月03日 | 治療の話
花粉、元気に飛んでますねぇ~
今朝見たら、治療院のポストが黄色く粉吹いてました。

この黄色い粉って、花粉なんだそうですね。

私は花粉症ではありませんが、このところ眼が痒くて×2

(↑たぶん、ど真ん中で「花粉症」ですね。個人的に認めてないだけです、はい。)



私はね、言ってやりたいです、花粉に。

「おれの眼玉はめしべじゃねっての!!!」
と…。

こんなとこに受粉しても、それこそ

芽も出ない

なんつって!





えー…

はい、

おあとがよろしいようで




さて、例年この時期(2~3月)になると

「ねちがい」

の患者さんが増えてきます。

「朝起きたら痛くて動かせなくなっていた(泣)」

といった症状が特徴で、

この時期、特に事務方のお嬢さんに多く見られます。


それはなぜか?


私の推理では、

おそらく、花粉症と決算期の仕事量の増加が原因していると見ています。



その根拠は!?

この時期の「ねちがい」患者さんに共通して、

そういった背景が聞かれることが多いから!








ってだけではもちろんありません。



ま、そういった事実から推理は始まるのですが。


「ねちがい」は肩甲挙筋や斜角筋、僧帽筋や胸鎖乳突筋などの

首筋の筋肉の一種の痙攣です。 

あ、

それらの筋肉の場所が判るように以下の資料を載せますね。


図版引用:運動機能障害症候群のマネジメント 医歯薬出版株式会社



これらの筋肉は「吸息補助筋」といって

大きく息を吸う際にも頑張って働く筋肉でもあります。

鼻をすすると、これらの筋肉たちは一生懸命に働きます。

花粉の刺激のために始終すすりっぱなしになれば、

「オーバーユース:使い過ぎ」の状態になるわけです。


また、これらの筋肉は「猫背」の姿勢でも

「オーバーユース:使い過ぎ」の状態になります。

決算に向けてデスクに向かう時間が長くなれば

当然いつも以上に疲労がたまります。


「花粉」と「いつも以上のデスクワーク」のダブルパンチで

疲労困憊してしまった吸息補助筋たちが

寝ている間に不意な「痙攣」が襲えば

立派な「ねちがい」の出来上がりです。



「ねちがい」での痛みの領域は、

基本的には痛めた筋肉自体になります。

ですが、治療の現場では頚の痛みと共に

患部から離れたところに痛みが出るケースもまま見られます。

時には胸や肩甲骨、腕全体に痛みがでるケースもあります。


それは、痙攣を起こすほど疲れきってしまった筋肉に

「トリガーポイント」という筋肉(筋膜)の故障を

併発したことによる痛みであることが多いようです。

とまあ、このように

いきなり「ねちがう」んではなくて

それなりに無理が高じて爆発したのが

「ねちがい」だったということなのでしょうね。

あ、

以下に「トリガーポイント」の資料を載せますね。

※以下の図に示されているのは「トリガーポイント」という東洋医学の言うところの「ツボ」のようなものです。
×印の場所が病んだ筋肉で、黒点のエリアに「痺れるような痛み」が広がるのが特徴です。


<トリガーポイントによる「痛み」のエリア>
図版引用:トリガーポイントフリップチャート

○斜角筋


○左から僧帽筋・肩甲挙筋
※肩甲挙筋は疼痛のエリアの図のみですが、黒点で描かれたエリアの真下にある筋肉です。


○左から上部僧帽筋・胸鎖乳突筋


「無理が高じて」と申しましたとおり

「ねちがい」といった大きな問題になる前に

多くは「頚や肩の強いこり」といった「前触れ」が見られます。

『おかしいな?』

と思ったら「先手のケア」をオススメします。

また、『やってしまった!』方も

治療とコンディショニング両面からのアプローチで

早期の回復をお手伝いさせていただきます。

お気軽にご相談ください。



それから、ただいま「花粉症キャンペーン」を企画中です。

花粉なんかに負けないぞ!

という気持ちをこめて、急ピッチに準備を進めております。

近日中に開催の告知をこのBLOGにて発表させていただきます。

乞うご期待!です。

「副院長」指名キャンペーン終了

2011年03月01日 | Weblog
みなさんこんにちは。

副院長 村椿です。

1月15日から始まった当キャンペーンも、

先日2月27日をもちまして終了致しました。

最終日にはご用意出来るお時間枠の関係で

お断りしなくてはならない状況となり、

嬉しい反面、申し訳ない気持ちでおりました。

結果的に、非常に多くの方にご利用頂けましたこと

この場を借りて、心より御礼申し上げます。

ありがとうございました!


また、引き続きご予約を入れて下さった皆様におかれましては、

より良い状態のカラダ作りのお手伝いをきっちりさせて頂きます。


今後も当院では業界の常識にとらわれない発想で、

皆様のニーズを汲み上げ、お応えすべく、

様々なキャンペーンを展開していきたいと考えております。

キャンペーンを通じて気軽に当院をご利用頂ければ嬉しい限りです。

また、再び「副院長」指名キャンペーンを実施できればとも考えています。

アンコール、心よりお待ちしております(笑)!

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