【クローズドセミナー】仙骨・寛骨のモビリゼーションからスラスト

2012年07月31日 | セミナー/講習会

日頃より当ブログをご愛読いただきありがとうございます。

事務局より会員制クローズドセミナーのご案内をお送りします。

日程:8月4日(土)19:00~21:00

テーマ:仙骨のモビリゼーションからスラスト

日程:9月8日(土)19:00~21:00

テーマ:寛骨のモビリゼーションからスラスト

会場はいずれも「とよたま手技治療院」内にておこないます。

 

申込みはネットより受付しております

-各回申込みの場合https://www.toyotama.net/closed.html

-回数券をお持ちの場合https://www.toyotama.net/closed_sanka.html

(参加費のお振り込みは開催日前々日15時が締切となっております)

会員の皆さまのご参加をお待ち申し上げます。

 

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一般社団法人徒手医療協会

事務局研修会担当窓口


コンディショニング風景の動画です

2012年07月27日 | コンディショニングの話

とよたま手技治療院では、「コンディショニング」というコースを設けています。

コンディショニングと言われても、漠然としていてイメージが湧きにくいのではないでしょうか?

なので、

実際のコンディショニング風景を動画にてご紹介させて頂くことに致しました。

モデルは武田ダンススクール所属の西尾浩一選手にご協力いただきました。

 

<!-- コンディショニング風景 -->

 

このように、コンディショニングコースでは、

効率的なカラダの使い方を解剖学的な裏付けからお手伝い致します。

ご興味をお持ちいただけましたら、

どうぞお気軽にお声がけください。


屈曲型肩峰下インピンジメントと仙骨

2012年07月21日 | 治療の話

今日はご同業の先生宛ての記事です。

このところ、肩のインピンジメントの相談がまたちらほらと増えだしました。

屈曲型のインピンジメントで、患側と反対の仙骨底が前傾しているケース、多いですよね。

良く見るケースでは、反対側の前脛骨筋からスパイラルラインをたどるように

前鋸筋から肩甲内縁を接点にディープバックアームラインへと緊張がリンクしています。

ディープバックアームラインつながりで肩の外旋筋が緊張亢進してますから、

屈曲型のインピンジメントが起こるのも無理はないですね。

一方で、スパイラルライン上の内腹斜筋は寛骨をインフレアと後方回旋させているようで、

そうした意味でも、スパイラルライン側の仙骨は相対的に前傾しているわけです。

そうしたつながりを考える中で、片側仙骨の前傾(もしくは斜軸上の前方回旋)を解除すると、

対側の肩の外旋筋が弛緩するケースがとても多いのも、そう不思議ではないわけです。

屈曲型のインピンジメントの患者さんがいらっしゃったら、対側の仙骨を調べてみて下さい。

で、お辞儀したままになっていたら、ガツンと可動化してみるのもありだと思います。

以上、臨床報告でした!


快眠ストレッチを考える!?

2012年07月18日 | 治療の話

日々複数のお仕事の締切に追われるAさん。

徹夜仕事で、どうにも身体がもたなくなった時や、

仕事の上がった時に、

疲れを癒しにいらっしゃる。

そんなAさんが、

「先生、快眠できるストレッチとか作れないですか?」

とのご要望を…

 

快眠とな?

 

むぅ…(-_-;)

 

なんて、むずかしく考える必要もないですね。(^^ゞ

 

興奮した神経を落ち着かせる効果を持つ、「ストレッチ」にピッタリなお題ですね。

大なり小なり、どこの筋肉をストレッチしても、そうした効果は付いてきます。

しかし、折角ご提案するなら、より「攻めに出た」「パンチのきいた」内容にしたいものです。

 

そこで頭に浮かぶのは、

・交感神経をいかに鎮静化させるか。

・いかに副交感神経を刺激するか。

といったお題です。

 

多くの不眠症のご相談では、

・過度なデスクワークによる姿勢筋の硬直に端を発する筋の循環障害と、それによる「侵害受容器:痛みセンサー」の活性化、それによる覚醒(長っ!)

・脳をはじめとして神経系の興奮状態を強要され続けたせいで委縮した海馬の機能低下

がその背景に潜んでいると考えます。

 

どちらも交感神経の興奮状態をオフにできない状態です。

例を挙げると、

長時間のデスクワークなどで起立筋に慢性疲労をため込むと、

布団に仰向けで寝ると故障した筋肉がお布団と背中に圧迫されて

「軽微な痛み刺激」が発せられます。

そうなると、眠くって床に着いたはずなのに、背中からは「痛い!」「苦しい!」とセンサーがガナリ立てるわけです。

で、横になったとたん眼が冴える…

なんて状況に、陥ってしまうという訳です。

 

もう一つの例は、また今度。

 

で、そうしたありがちな問題に対して「鉄板」になりそうなネタを、

効果的に順序よく並べれば、ご希望には添えるだろうと思います。

 

できないことはない。

 

さて、何からしようか!?

 

うん、一先ずは

「床に入ると返って眼が冴える」

ケースに対して、一案。

「横向きで寝る!」

 

 

 

…ん!?

 

地味!?

 

 

いえいえ、アカデミックな話じゃないですか?

 

固くなって慢性的に循環障害を起こしている起立筋が、

布団に圧迫されて侵害刺激を脳に送る。

それにより、交感神経が興奮し、覚醒してしまう。

 

しからば、布団による圧迫から逃れればよい!

 

これほんと。

 

私も良くやる手なんです。

 

徹夜のPC作業(講義の資料作りなど)のあとなんて、長時間同じ姿勢を取りつづけたせいで

頸から肩と言わず、全身カッチカチです。

もう眠くて眠くて、着替えるのも忘れて布団へバタンQ。

しかし、眠りに落ちるはずが、なんだか眼が冴えて…

なんてこと、経験したことあるでしょう?

私には良くあるんです。

多分、皆さんもそうでしょう!?

 

そんな時には枕を高くして「横向きで寝ちゃう」んです。

 

すると結構寝れます。

 

徹夜明けなんかでヘトヘトだと、先ずはストレッチやら自体が億劫になります。

まずほんの少しだけでも眠って、ストレッチをするだけの気力と体力の回復を待つわけです。

 

で、仮眠を取った後、何をするのかってーと…

 

あ、もう結構な時間ですな。

 

つづきはまたその内に。

 

では、失礼します。

 


クレイジーフォーサムシング

2012年07月14日 | よもやま話

英語、あってます?

いや、あのですね、

何かに打ち込めるってのは有難いことだな、

最近特にそう思うわけです。

そう思ったらですね、

我が子や、勉強会に来てくれる先生方にも、

そうした楽しみって言うものを分かち合えたらな、

と…(照)

 

何かに打ち込むと、当然打ち込まなかった自分では到底できなかったこと

が、できるようになったりするもんです。

 

そこには「感動」がセットになってきてくれて、

さらにそれが「お仕事」に直結していたりすると、

ひじょうにお得感たっぷりです。

そうなると、もう「やめられない、とまらない」状態に突入します。

 

昔、先輩に聞いた言葉に、

「人間、常人を超えるには5年間、寝食を忘れて打ち込めば足りるらしいぞ。」

といったものがありまして、

ふと振り返ってみると、

患者さんの治療や、講師のお仕事をして、

ご納得いただけるようになるまでの蓄積にかかった時間も、

だいたい5年。(その先も、日々更新し続けて現在に至るわけです。←念のため。)

 

誰が言ったかはわかりませんが、

上手いこと言ったもんですね。

 

でも、僕は5年頑張ってみようと思ったわけではなく、

気が付いたら(のめり込んでから)10年ぐらいたってたという感じです。

 

そう、期間限定で頑張ろうと決意したのではなく、

「面白いからのめり込んじゃった」

が実際のところです。

 

アントニオ猪木さんはこう申しております。

「夢のために、ばかになれ!」

と。

 

勉強会に来てくれる先生方には、クレイジーになる切っ掛けになれたらいいなと思います。

 

あ、でも、

家族を置いてけぼりにしないようにしないと(汗)

 

自称ですが、「治療家」 「講師」 「お父ちゃん」 を

自身の肩書に挙げさせて頂いておりますので、

その3っつの草鞋をバランスよく履きこなしたいなと思います。

 

「治療家」と「講師」にはクレイジーになれてますが、

そこを頑張りすぎると、「お父ちゃん」が片手落ちになりやすいのが頭痛の種です。

家族あっての「お父ちゃん」ですからね。

 

「お父ちゃん」も、しっかり楽しもうと思います。


クローズドセミナーの静かで熱い熱気。

2012年07月11日 | セミナー/講習会

いつもご愛読いただきありがとうございます。

徒手医療協会事務局でございます。

本日はクローズドセミナーの「開始前」の様子をご紹介いたします。

こちらの一枚は、講習会開始前に撮影させていただきました。

セミナー開始15分前に開場となっておりますが

到着、支度をされて、すぐに居合わせた参加者同士でテクニックの練習をスタート。

「(練習)やりましょっか!」と短い言葉がけとアイコンタクトで気になるテクニックを磨き合われます。

先生方の静かなる熱い情熱を目撃した瞬間でした。

 

現在は東京のみで開催している会員制クローズドセミナーですが

今秋10月20日(土)、大阪にて体験型のクローズドセミナーを開催する予定です。

参加条件は、徒手医療協会の研修会に1回以上参加いただいていることとなり、資格・職業は不問です。

詳しいご案内を後日UPの予定です。

7月のクローズドセミナー

http://toyotama.net/seminar/files/201207closed.pdf

 

一般社団法人徒手医療協会 会員制のご案内

クオリティープログレスメンバー

http://toyotama.net/seminar/limit/member.html


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一般社団法人徒手医療協会事務局
http://wwwa.dcns.ne.jp/~mma
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9年ぶりの日本新記録だそうです!

2012年07月08日 | コンディショニングの話

さて、北村選手。

昨日の試合で100M200Mの二冠達成!

そして、200Mは9年ぶりの日本新記録達成!!

この事実を、お母さんとコーチそれぞれからのメールを頂いて知りました。

 

もうね、気分は最高!

で、

すぐさま乾杯です(笑)

院にある冷蔵庫から頂き物の「ドライ」を一本。

プルトップから幸せ感いっぱいの「プシュッ!」って音を聞く、至福のひと時。

本当に、こういう時のビールの味は最高ですね。

「ん?アサヒ、麦変えた!?それとも杜氏さん変わった?(←杜氏はお酒か。ビールはなんて言うのでしょう?)」

って位にグンッ!っと味が良くなってしまうから不思議。

 

なんだか最近、美味しいビールが続きます。

じつに、ありがたいことです。


北村選手、好調です!

2012年07月06日 | コンディショニングの話

明日の試合の調整に、北村 亮太選手(十条SC 所属100M200M)がいらっしゃいました。

このところ自己ベスト更新が続く好調な北村選手。

明日に向かって調整を!とのことでしたので、

気合入れてコンディションを整えさせて頂きましたよ!

 

っても、前日にゴシゴシ揉みしだくようなことは致しません。

当日力が出にくくなってしまうこともありますので、

それなりの方法をとらせて頂きました。

 

フルスクワット良し!

前屈・後屈・回旋・側屈、良し!

腿挙げ、良し!

上肢・体幹・下肢の連動性良し!(これはキネシス&のび帯が活躍!)

 

 

 

さて、明日の結果やいかに!?

 

北村選手の活躍を、練馬の地よりご祈念申し上げます!

 

乾杯!(と、ビールのプルトップを引く37歳であった)


【骨盤の評価技法と治療手技】テクニカルオープンセミナーのご案内(最終)

2012年07月05日 | セミナー/講習会

日頃より当ブログをお読みいただきまことにありがとうございます。

徒手医療協会事務局より、テクニカルセミナーのご案内を申し上げます。

10日後の7月15日~7月16日の2日間にわたり

【骨盤の評価技法と治療手技】セミナーを開催いたします。

オープンセミナーとなり、ご資格・職業を問わずどなた様も参加可能です。

基礎的な生理学・解剖学の知識をお持ちであればさらにお受けいただきやすい内容となっています。

本講では骨盤部を「全身の関節機能障害の背景となっており、その介入の成否が治療のクオリティを左右する重要な部位」と位置づけており、「骨盤部への理解と触診技術は、他の部位の治療成績を格段に上げる重要なポイント」として次のプログラム展開を行います。

○1日目
・骨盤の機能解剖:伸展/屈曲/回旋運動における連動運動の理解
・評価の基本:ランドマークの触察/ストークス検査/寛骨の可動性検査/仙骨の可動性検査
※評価法では、自動運動による検査と他動的な可動性の検査を行います。

○2日目
・介入実技:第五腰椎への介入/恥骨結合への介入/骨盤底への介入/仙骨への介入/寛骨への介入
※介入手技では、複合テクニックやスイッチバック、筋膜リリースやマッスルエナジーテクニックなどを検討しています。

なお、本テクニカルセミナーでは約20名の少人数制となっております(本日現在残3席)。

詳細・お申込みは次のページよりご案内しております。

【骨盤の評価技法と治療手技】セミナー

 -講義の流れ、講師コメント、参考資料(動画)を併せて掲載しております。

日程的にご参加が難しい場合も、どうぞご参照頂き、臨床のお役に立てさせて頂ければ幸いです。

先生のご参加をお待ち申し上げます。

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 一般社団法人徒手医療協会事務局
 (徒手医学臨床技術研究会)
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帰ってきました!

2012年07月03日 | セミナー/講習会

帰ってきました!

大阪から!

 

って、今帰ったみたいに言っちゃいましたが、

帰ってきたのは二日前です(笑)

 

大阪セミナーは、会場が大きいのでいつも大勢の先生が参加してくれます。

当日は50名以上の参加を頂き、

にぎやかに、そして真剣に、

座学と実習をさせていただきました。

 

皆さん初めての技法にもかかわらず、

しっかりと変化をつけられた様で、

要所要所で「お~!」とどよめきが立っていました。

「ね、変わるでしょ!?」

「簡単でしょ!?」

って、

そんな風にキャッチボールができたときが、

僕にとって、何よりこれが、最高に嬉しいんです(*^_^*)

 

デモンストレーションがズバッっと決まって、

ドヤ顔で「ではやってみて下さい。」

って、流れも「かっこいいな」とは思いますが、

そんな時、いつも斜め45度上から見ているもう一人の自分に、

「何カッコつけてんだ、おまえ(笑)」

と、茶化される。

何というか、だいたいが「ズッコケた感じ」の僕ですからね、

なんとなく「らしくない」なと感じてしまうんです。

 

だから、

 

『これは見た目にも大きな変化が出たから、みんなにも伝わったろうな』

ってときに限ってモデルになってくれた先生に、

「打合せ通りのリアクション、ありがとうございます!」

とかって、いかにも「これは仕込みですよ!」的なオチをつけてしまったりしちゃうんです。

なんというか、照れくさくってね。

 

自分がいつも使ってる技ですから、

上手く出来て当然なんです。

それを、初めてトライする先生方に成功してもらって

「マニュアルメディシンって面白いかも!」って気付いてもらうこと、

そのためにワザワザセミナーなんてやってるんですから、ねぇ。

自分ができて悦に入ってるんじゃ、誰のための勉強会なんだか解かんないですもんね。

 

何で「出来た!」って経験をさせたがるのかって言うと、

 

たとえば、手品を見て、

へー、凄いね!(@_@;)

って思うでしょ?

 

でも、普通はそこまでです。

「俺もできるようになるぞ!」

っとはなかなかならないでしょう。

 

でも、ネタを知って、自分でもできたらどうでしょう?

みんなに見せたくなるでしょう?

 

 

つまり、こう思うのです。

 

「自分でも使える面白い技」であれば、持って帰って使ってもらえる。

持って帰ってくれた先生の患者さんが喜んでくれる。

そうして初めて「勉強会をする」ことに意味が生まれる。

 

「面白い技」に併せて「しくみ」も説明すれば、

現場での応用が利くようになる。

応用がきけば、僕では考えつかないような工夫も見つかるかもしれない。

そうして、自分の考えが自分を離れて更に発展してゆく可能性が生まれる。

そんな感じで、きっと業界全体の意識もクオリティも向上し、洗練されて行くと思うんです。

 
 
話は変わりますが(変わらないのかもしれませんが)

学ぶことの原動力は「面白い!」と思えることだと思います。

そして、その切っ掛けは「感動」ではないかと思うんです。

 

で、どうせ感動するなら「自分自身」に感動してもらいたいんです。

 

誰かに師事して、その先生を崇拝すると言うのもありなんでしょうが、

「師範がそう言ったから!」と、自分で物を考えなくなったりすることってあるでしょう?

それでは成長に限界が来てしまう。

これは経験上、そう思うんです。

 

だから、「凄い奴だ!」と感動するのではなく、

いや、先ずは驚いてもらうとしても、

「お、俺にも出来た!」

って、自分自身に感動してもらいたい。

 

今、職人として思うのは、

「成長するためのコンパスは『自分』なんじゃないか」

ということ。

たとえ「どえらい先生」に付いたとしても、自分にできることは

自分自身の現状を客観視して、日々一歩一歩着実に自分を超えて行くための努力を繰り返すことだと思うんです。

そうなると、いかに飽きずに繰り返せるかが重要になってきませんか?

それにはどうする?

誰でも、楽しいことはヘトヘトになるまで続けられるでしょう?

ヘトヘトになっても清々しくいられるでしょう?

もう、言いたいことは判るでしょう?

 

だから私は、私のデモンストレーションへの感嘆の声ではなく、

自分の仕事に対する感嘆の声が聞きたいんです。

その手伝いをすること、

それができたとき、僕の口角は初めて緩むんだと思います。

 

『へへへ、面白いべ!?』と、そっと心でほくそ笑んでいる、というわけです。

 

これからも、そうした働きはどんどん続けて行こうと思います。

患者さまにはハタ迷惑かも知れませんが、

ご迷惑をお掛けしたその分も、意味のある時間にしてゆきますので、

これからも、どうかご容赦ください。


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