近所の河川敷はちょっとした桜の名所。
初夏を思わせる陽気であっという間に満開になりました。
少し遅れて、ソメイヨシノが散っていく頃に八重桜が花を開いてゆきます。
毎日仕事帰りに様子をうかがって7~8分咲きになるのを待って
花摘みに出かけました。
昨年春から待ちわびた【桜の塩漬け】を作ります。
持ち帰った花を掃除ます。
水に放ち、花びらの傷ついたもの、汚れたものを間引き
ゴミや虫を取り除きます。
そうしてから水きり(キャベツの千切りをクルクルするやつ)して
塩漬けします。浅漬けの要領ですね。
三日ほど漬けたら軽く絞って酢(本当はクエン酸らしい)に漬けます。
要冷蔵で一週間ほど。
日に日に発色がよくなり淡いピンクが濃くなっていきます。
酢から上げて一花ずつほぐしてゆきます。
これをキッチンペーパーや笊に並べて二日ほど陰干しします。
干したら塩をまぶして保存。完成しました。
作業中もそうですが、このころには香りがとても強くなっています。
いわゆる「柏餅の葉っぱ」の香りですね。
とと宅では【桜湯】に。
陰干しの時に形を整えてあげると
湯に放った時に花を広げる様が楽しめます。
桜飯や製菓にも応用出来る材料です。
ネットなどでレシピを探せばあるでしょうね。
少しの量でも作り置けば楽しめます。
是非お試しあれ。(来年でしょうが・・・・)