ひぐち工芸のつぶやき

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路地裏の中年

2007-01-30 23:13:50 | ひとりごと
オイラのオリジナル・ソングに【誕生日】という曲がある。
《7歳になった朝早くに親父が出て行き、母子家庭になったから給食費を払わないと母さんは笑った》
と歌いだすチョットばかりシュールな実体験ソング。
そんな子供時代は正月ともなれば店と言う店は年末年始は休み。
今では考えられないことだが・・・おかげで年末の食品の買い物は
オイラと弟の仕事になった。
出来るだけ安く大量に買い込みたいとの願望が子供ながらに働き
上野アメ横などに出入りしていた。
あの粗雑でアンダーグラウンドな雰囲気が好きだった。
その影響かな・・・アジア好きは。
もう少し年を重ね自転車で遠出するようになると新宿にも行った。
路地裏は男子を鍛える絶好のフィールドだと思っている。
少しぐらいの【アブナサ】を体験することは【本当のアブナサ】に対する
危機管理能力を養うんじゃないかな。

さて、Webの最強な路地裏【2ちゃんねる】の管理者が時の人になっている。
いわゆる【噂話】をWebという公の場で垂れ流し続けた。
確かに各方面に不快感を与え、世間を翻弄し、世間に便乗したツケとも言える。
しかしながら【フリースペース内で起きた事故・事件】で
広告収入があったとしても、書き込み自体は不特定多数の他人。
過失責任を問うにしても対応が重過ぎるし急。
Web管理者の責任を重い判例で縛ろうと言う司法の思惑とも取れる。
『ごめん』で済むなら謝ればいい。もっとも『逆撫で』したからな・・・

女性蔑視の発言を『ごめん』で済まそうとする政治家さんがいるのに
所詮は民間人の一個人を誰が裁けるのだろうか?
あ、そうそう。
全然普通に某・国営放送職員は旧・渋谷公会堂前のスクランブルで
ポイ・捨てしてたね。
自分たちが注目されてるなんてアウト・オブ眼中。(死語?)

だいじょうぶだろうか・・・

2007-01-27 00:34:50 | ひとりごと
またもや耐震偽装が。
大手ゼネコン系現場にいると否応無しに【裏話】も入ってくる。
偽装を許した(?)某有名グループの仕事を請けていた現場仲間の会社は
今回の発覚で賃金未払いに陥り倒産の危険があるという。

手抜きなんて考える職人はいない。(と思う)
一般人からは汚く、粗野に見えるであろう工事現場の人たち。
その人たちは日々、自分の与えられた仕事と真剣に向き合っている。
だが、何処かの誰かの取り決めで、職人には計り知れない
【金銭的な事情】と【工期・納期】という時間的な条件が
仕事の質を変えてしまう。

納期を月末に控えての突貫状態が続く。
着替えと仮眠に変えるような生活。
リアルな日常が平坦に刻まれていく。

それでも現場から見える景色に心奪われる瞬間。
あ~早くデジカメ治らないかな・・・・性能良くても携帯じゃな・・・




ほっかほっか

2007-01-20 00:09:54 | 体験記
確か【ほっかほっか】の表記で裁判沙汰になっていたようで・・・


自宅近辺はこの時期、早朝の凍結には要注意。
凍結によるスリップ事故は地元民でも起こす。
つい先日も滑って崖から転落!なんて事故があったばかりだ。
日差しがあれば暖かいが、朝晩の冷え込みは厳しい。
暑いのは耐えられるが貧相な(?)体系のオイラは
寒いのが大の苦手。
寒さ対策のためなら些少寝苦しくてもセーターを着込んだり
寝袋併用で寝れる。
が、今年は新兵器のおかげで心地よく眠れる。
それは、【玄米・湯たんぽ】を導入したからだ。
適量の玄米を手製の枕(?)のような袋に入れて
電子レンジでチン!するだけ。
湯たんぽみたいに袋に入れたり
温めの手間も軽減されています。
出力や時間の加減に寄るだろうが少し熱いくらい
我が家では温度設定の80度に熱している。
チョット湯気が出て香ばしい香りがするくらいが
手ごろでございます。



娘は湯たんぽらしく足先に。
オイラは太股の間に挟むのが好き。
ほら、寒いときって何故だか両手を太股の間に挟んだりするッしょ?
あれって何故だか安らかに温か。

ま、お試しあれ!

冬晴れの空の下で

2007-01-12 00:27:44 | ひとりごと
都内某所。高層マンション(22階って今時高層?)現場は
ちょっとした瞬間に素敵な景色を見せてくれる。
副都心のビル郡。其の上に広がる冬晴れの青い空。
其の遥か向こうの山並み。そして雪化粧の富士山。
やがて夕焼けに染まり、明滅するビルの夜景。
ここに住む人たちもこの景色を好きになって欲しいと願う。

その青空の向こう(といっても方角は関係ない)
強硬な反米左派で知られるベネズエラチャベス大統領が10日、
3期目をスタートさせた。AP通信によると、大統領は首都カラカスの国会で
同日行われた就任式で宣誓。「社会主義建設のために人生をささげる」と述べ、
キューバ革命のスローガンである「国家、社会主義、それとも死か」で
締めくくった。
任期は2013年までの6年。現行憲法では大統領は連続2期までと
規定されている。しかし、大統領はこの日の就任演説で
「無期限再選を可能にする憲法改正案を準備している」と改めて表明し、
長期政権への意欲を示した。
また大統領は、過去8年間、貧困根絶のために尽くしてきたと自信を示し、
社会主義化を推進する姿勢を強調した。
大統領は電話、電力会社の国営化を打ち出すなど、
急進的な社会主義への姿勢を強めている。

~毎日新聞 

突っ走りそうでチョット心配。
この人って熱々なんだよね。(ま、土地柄と言えばそうなんだろうが・・・)
さて宿敵・アメリカといえば現在、ソマリアに空爆を仕掛けている。
例によって『大儀・アルカイダ殲滅』を掲げている。
が、『ブラック・ホーク・ダウン』の軍事的敗北は
ベトナム同様にアメリカ政府のトラウマであることは否めない。
エチオピア軍からの要請に応じた形だが、これも理由にはならない。

War is not an answer
War solves nothing
War is not justice

改めて心に刻んだ。

何故かクリスマス・イブに・・・

2007-01-11 23:41:08 | ひとりごと
娘は毎年クリスマスが近づくとサンタさんに手紙を書く。
『サンタさん、いつもありがとう・・・』で始まり
今欲しいモノのリストを添える。
今時の子供らしく携帯ゲーム機などがリストに載るようになり
昨今は『コスメ』とかがあったっけ・・・・
ソレを両親に見せずに、庭の何処かに置いておく。

サンタさんは両親とシンクロし、ゲーム機などは贈らない。
それでも毎年悩みぬいた品が娘には届いていた。

去年は来なかった。
娘もお年頃である。(意味不明)
ちなみにリストのトップは『白いデジカメ』
『白いギター』とか『白いブランコ』とか
絶妙なボケは未だ出来ない。

かなり思いつめたらしくイブ・イブの晩に夢に出たそうな。
ソレを知らずにオイラが自分用に購入した携帯電話は白で
もちろんカメラ付き。娘の『私のはずが・・・』の冷ややかな
科白は耳に残った。
そして迎えた新年。初詣のときに発覚したのだが
我が家のデジカメが故障。もう4~5年愛用。



レンズ部分が回転し自分撮りに便利で
娘がハマッて『セルフ・ポートレート』に凝ったこともあったっけ。
困った・・・・月末には娘@遠足でディズニーランドが予定されている。
娘は『いよいよ正夢?!』とソワソワ。
ところがカミサン@実家から
『新型買って使わないデジカメいる?』との電話。
即答でオサガリさせていただく!
世にも奇妙なデジカメ騒動でした。

サンタさん、今年は『白いデジカメ』でいいです。
・・・と手紙を書こう・・・とカミサンに手紙書かなきゃ・・・

謹賀新年

2007-01-05 20:37:09 | ひとりごと
新年明けましておめでとうございます。
旧年に相変わらず弊社ブログをご愛顧のほど
よろしくお願いいたします。

例年よりも静かで落ち着いた年末年始。
犬のおかげで規則正しく、
食べては飲みの由緒正しい(?)正月だった。
昨夜は【犬の人たち】が猪肉を持って来てくれて
猪鍋で新年会。猪年の娘に猪鍋とは縁起がよい?
音楽や旅、犬ネタなどを語り
和やかな良い満月の宵だった。

さて、一夜明けて仕事始め。
樋口工芸は昨年末に引き続き
都内・大手現場のマンションでございます。
1月末竣工に向けて内装家具などの取り付け
お客様から細かいオーダーへの手直し&残工事がテンコ盛り。
正月ボケなどしていられない状況で
どうやってボケようか模索中です。(なんだそりゃ?!)

とおもいきや!
年明けにそろうはずの部材が入らず
今日は早上がり。(おかしいな・・・・星占い最高だったのに・・・)

転んでもタダでは起きない!
電車の乗り継ぎ駅で本屋巡りをすることに。
建築書の豊富な池袋西武リブロの始まり
その近所の淳久堂書店では旅行記や随筆を物色。
以前、立ち読みしていた本を購入。
それが↓【自然の暮らしがわかる本】



猪、熊、鹿の闊歩する、凍結注意で
携帯は圏外、ADSLも未提供、コンビには11時で閉店。
そのくせ都心には1時間30分の中途半端な日照時間と同じ
中途半端な田舎暮らしのオイラが『今更ッスカ?』で購入。
味噌などの保存食作りや菜園程度は実践しているが
もったいなく田舎に暮らしている。
出来ることを増やしたい欲求は強。

筆者は文筆を生業としながら
山深い山村ではなく、我が家と同じく都市部からアクセスできる距離の
田舎暮らしを無理なく満喫しておられる。
その日々の暮らしを【指導する】ような強い語調ではなく
ご近所の諸先輩の茶飲み話を聞き
里山の味わい深さ、自然の中で暮らす知恵や楽しみを
を知るような気軽さが程よい一冊です。