昨年のタイ旅行のときは気合入れすぎて空回りして画像も日記も内容薄。
今年はブログ用にと力ずく(?)で記録を残した。が、整理が付かずに
発表仕切れずにネタの新鮮さも薄れていく。ま、その都度発表していくので
気になる人は気長にね。
と、この文章を飯能発池袋行き急行のシートにて書いている。
日常的な殆どの移動が車で、電車に乗るのは年に数回。
珍しく駅近くの河川敷に車を置いて電車で都内へ。
以前から取引のあるお客さんの依頼で都心のデパートの
ディスプレイを製作したいとのこと。
【見てきて提案してください】となんともラフな依頼。
ちょうど時間的な余裕あるし・・・
たまの電車は楽しい。
始発駅なので必ず座れるし、中吊り広告も目新しく見てしまう。
乗り降りする人や乗客さえも見てしまう。
涼しくなってきたのに【ヘソ出し】とか
サンダルからのぞく外反母趾。
(つまり女子かい!?)
あんまりジロジロ見たりするとマズイので
ノートをだして【ブログの下書き】になった。
ここで思い出したようにタイでの電車ネタを。
バンコクから比較的近くて有名なスポットに【アユタヤ】という町がある。
世界遺産にもなっている遺跡の町だ。
昨年はスコールで日にちを削られて帰国当日に日帰りで
観光した。そのときに利用した移動手段は【列車】
後になって反省し、今年はバス移動にしたんだけれど・・・・
バンコクの中央駅【フォアランポーン】に行き
外国人専用のインフォメーションで英文の時刻表をもらい
あらかじめ発着時間をチェックしておく。
が、ローカル(不定時に運行、変則運行)は記入されておらず
本数は限定されている。
ならばとチケットカウンターで
【一番早く乗れる列車をお願い!】とオーダー。
なんとか乗れて出発したのはいいが
走っては止まり、走っては止まる。
【オイオイ・・・】とか思いつつも所詮はこんなものかとあきらめるしかない。
やがて都市部を抜け田園地帯に入ると快調に・・・・止まった。
しばらくしてタイ語のアナウンス。当然判らん。
ローカル線にありがちな【単線のポイント待ち】ぐらいに思っていたら
なんと!!逆方向に走り出すではないか!
さすがのコレにはうろたえて近くにいたタイ人に英語で問いかけるも
やはり通じない・・・・
あ、止まった!あ、走った!
その時点で娘が【さっきと走っている線路が違うよ】
どうやらポイントを間違えたらしい・・・やばいでしょ・・・カナリ・・・
そんなこんなで目的地には着きましたが、反省してバスを利用しております。
とかなんとか言ってるうちに終点池袋。
・・・・・・・・・・・・・・乗り換え中・・・・・・・・・・
元地元の池袋からは地下鉄を乗り継いで移動。
都内地下鉄は乗換えにテクニックがいる。
路線、乗換駅も複数で、さらに乗り換えるときに歩く距離も考える。
面倒だがこれで所要時間が変わる。(旅行じゃないので最短で楽なルートを)
・・・・・・・・・・・・・・乗り換え中・・・・・・・・・・
ふ~やっと付いた。お江戸の起点【日本橋】でございます。
(モノクロだとNYッぽいかと思って・・・だめ?)
さっさと下見を済ませて・・・・・・・・・
来たルートを逆戻り。たまの都会ですから何かしなくっちゃね~
と、おもいたち、池袋の大きな書店に。
専門書などは近所では手に入らず、Amazonとかも好きじゃないんで。
やっぱり専門書は手にとってみないとね。
数冊をピックアップして帰路に。
中でも欲しかった【
ロイド・カーン著 ホームワーク】を購入。
60年代のヒッピームーブメント。その中に【自分の住む家は自分で】という発想があり
多くのヒッピーたちが勝手気ままで自由で素敵な棲家を建てていった。
それと先住民などの歴史的な住居スタイルをあわせて紹介している1973年発表の同著者による【シェルター】は
その後、30年の時を経て今尚【セルフビルドのバイブル】的な存在になっている。
その続編が【ホームワーク】だ。
技術云々もそうだが、法律や気候風土により
セルフビルドが難しい日本。その代わりに代わって建てるのが大工の仕事。
でも個人的には【シェルター】や【ホームワーク】に紹介されるような
【自分の住む家は自分で】という考え方に賛同したい。
また、既成概念や規制に縛られない家も作りたい。
そんな気持ちを、この秋に実践するチャンスが・・・・その話は又の機会に。