モンゴル・ウランバートル

今週は極寒（夜はマイナス18度）のウランバートルに行って来ました。9年ぶりだと思います。確かに都心は大きく変わりましたが、ゲル地区（遊牧民の貧困地域）はほとんど変わっていません。
遊牧民が都市的生活を求めてウランバートルにやって来るものですから、10数年前に政府が新土地法を制定して、一人当たり200坪程の国有地を各家族に無料で提供したわけです。結果的により多くの遊牧民がウランバートルに集中することになり、その人口はこの10年間で倍増しています。旧市街地はゲル地区に囲まれた状態です。水道も下水もないゲル地区が拡がっています。
国連時代もその対策に取り組みましたが、中々改善の兆しが見られませんでした。