“国際的権利”
合法的にうまく行かぬものは、国家の威信という名目でなされる。
“外交術”
われわれは暴力を非難する。しかしながら武器を供給することにはやぶさかではない。
“軍神マース”
攻撃的戦争禁止だって?
まあいいや、防衛的戦争と懲罰十字軍が残ってさえいれば。
“政党紙編集部で”
腺ペストに抵抗する薬が発見されたというニュースがきている。だが、わが党はこの病気に賛成なのか反対なのか、知らないかね。
“独裁者再び”
わたしはかれらから自由を取り上げた。しかしそのかわりに、わたしはかれらに自尊心を吹き込んだ。
“暴君”
おまえら屑ども、わたしはおまえらを名誉ある国民に仕立ててやる!
1932年から1936年にかけてヨーロッパのファシズムの台頭期に書かれたものだが、すべて今の日本の首相と彼の内閣がやっていること、やろうとしていることにあてはまる。