勃ちあがった象の白い涙の物語

ロックンロールにゃ老だけど死ぬにはチョイと若すぎる

なかなかいい会社ってない

2021-11-10 22:44:14 | Weblog
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なんだかんだで、4社目の会社に再就職して、早一年。
契約社員の、しかも営業ということで、実績を上げないと再契約してもらえないはずだったが、何の実績もないのに、一応、一年が経過して何も言われていないので、とりあえず、初年の契約はパスしたということなのだろう。
ただ、今までのすぐに辞めた会社よりは全然ましだが、この会社も、いい加減、メチャクチャで嫌になる。

新型コロナ終焉後の社会

2020-04-05 22:43:53 | Weblog
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今、社会は大きな変換を迎えようとしている。
言うまでもなく、世界的に大流行している、この新型コロナのことである。
歴史的に見ても、世界的に大流行した病を、人類は、今まで何度か経験してきた。
そして、その流行が収まった後の社会は、少なからず、それまでの社会とは異なるものになってきたように思う。
もちろん、過去のそれに比べて、現在は社会のシステムは発達しているし、完成度の高いものにはなっているのだろうから、単純に、過去がそうだったからといって、これからの社会に当てはめて考えようとするのは、いささか、短絡過ぎるとも思うのだが、少なくとも、ここしばらくの、この新型コロナのために振り回されている社会の動きは、私個人の人生の中では、初めての経験である。
今までは、なんだかんだ言って、日曜日が終われば、仕事や学校に行って、そこで、あまり変わり映えのしない一週間を過ごし、その合間合間には、それぞれのささやかな趣味や娯楽に時間を費やし、何年かたてば、就職や入学、結婚などといったイベントで、それまでの生活が一変されることがあったとはいえ、そのほとんどは、あまり変わり映えのしない日々を送っていたし、それが当たり前の世の中で、その前提に立って、物事を考えたり行動してきたりした。
それが、この新型コロナの影響で、学校は、日曜が終わっても休みのままであり、しかも、その休みがいつまで続くかわからない状況であり、それまで、当たり前に勤めていた仕事もなくなってしまったりしているわけで、何より、人々の集まりやイベントの中止や自粛で、それまでの「みんな仲良くしましょう、人々の和を大切にしましょう」的な、一見不変とさえ思えるような道徳ですら否定されているようなこの感じは、ちょっと今までにはなかったことだし、この状況が長引けば、生活はもちろん、価値観や道徳観といったものまで変化してしまうんじゃないか、とさえ思っている。

個人的には、そういうものはあると信じてはいるのだが、神や仏といった、我々人間の考えや行動を超越したものが存在して、その存在が、我々のどうしても手の届かないところで、この世界を変えようとしているとするならば、ひょっとすると、今はその時なのではなかろうかと思う。

再就職 1か月半

2020-03-19 22:44:37 | Weblog
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はっきり言って、滅茶苦茶、疲れている。
やはり、この年齢での新しい仕事にチャレンジは、かなりきつい。

おまけに、個人的な意見としては、一か月半といえば、まだまだ研修中で、いろんなことを勉強させてくれる期間だと思うのだが、そんな訳にはいかない会社の事情もあって、いきなりに実践投入。
まぁ、それは、他のメンバーも似たようなものだろうが、言い訳にしかならないとわかっているが、自分で勉強しようにも、朝早くから出勤して、おまけに、日中は車の運転だから、睡眠不足にならないように、家に帰ったら、すぐに就眠しないといけないような時間の帰宅で、そんな時間とれるわけがない。

いい加減、ちょっと嫌気がさしてきたなぁ。

新型コロナウィルス

2020-03-07 21:37:56 | Weblog
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今日、昼間に車で街中を走っていたのだけれど、週末というのに、いつもに比べて、明らかに車の量が少なかったように思う。
途中、トイレがしたくなって、コンビニでトイレを借りたのだけれど、紙がなかった。
それで思い出して、トイレットペーパーを買っておこうと、何件かドラックストアやホームセンターを回ったのだけれど、どこも、トイレットペーパーの在庫はなかった。
家には、まだ幾分かのトイレットペーパーがあるので、すぐに困るようなことはないのだが、こういう状況を見ると、やはり、ものがものだけに、少し不安になって、家に帰ってからアマゾンで調べてみれば、アマゾンでは、まだまだ、普通に購入できるようだ。

しかし、今回の新型コロナの騒動は、個人的には、少し大げさな気がする。
確かに、日々のニュースを見る限り、その感染力の強さは驚くほどのものであるし、感染拡大を防止しようとする政府の対応も、かつてない大規模なものだと思う。さらには、新型だけに、その治療法がわからないことや、インフルエンザのように季節の移り変わりで沈静化するかどうかもわからない、という部分から、必要以上に、用心しなくてはいけないような気がしないではないが、それにしても、この騒ぎは、少し大げさじゃないかと思う。

まず、マスクが品不足になるのは、ある程度、理解できないでもない。
この暖冬のためか、花粉が例年以上に早く飛び始めて、花粉症の症状が、例年より早く、この時期から出てしまっている人が多く、その言う意味で、それでなくても、花粉症対策でマスクの需要が高まる時期に、さらに、この騒動で、その需要が高くなったのだから、そんなことを予想していなかった供給側としては、例年並みの生産計画しか立てていないだろうし、急な増産に対応するのもいろいろと難しい上に、仮に増産できたとしても、いつまで続くかわからないこの騒動のために、下手なことをすれば、余分な在庫を抱えてしまうことになる。
しかし、トイレットペーパーは、大勢の人が下痢をするような現象が起これば別だが、そんなに急に、本当に必要と推るような需要が増えるようなものではないだろう。
そうだとすると、本来の需要は今までと変わらないはずである。
今の品不足状態は、人々の余分な不安から、必要以上に買い占めしてしまっていることから起こっているもので、ある程度日数がたてば、自然とおさまるだろうな、と思う。

再就職1か月

2020-03-06 22:43:44 | Weblog
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今の会社に再就職して、約一か月。
一応、今のところ、辞めてしまいたい、という気持ちがないわけではないが、何とか、頑張っていこうとは思っている。
ただ、正直、入社前に考えていた姿や、面接で受けた説明なんかと違う部分が見えてきていて、かなりつらくなってきてはいる。

とりあえず、休みは少ないし、本当に朝早くから夜遅くまで働いているので、ここしばらくのコロナウィルスの騒ぎで学校が休校になったように、会社も、政府の命令で休みにならないかな、そうすれば、しばらくゆっくりできるのに、と思っては締まっている。

入社2か月で、、、、

2020-03-01 09:59:08 | Weblog
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今日から3月だが、先月末付けで、退職した人がいた。
一応、先輩ではあるが、急遽集められたメンバーばかりなので、彼も、入社2か月で、私より1か月先輩なだけの人である。
ちなみに、この先輩には、入社以来、ズーと同行してもらっていたので、ちょっと複雑な感じである。
正直、今になって思えば、会社に対する不信感や不満は聞いていたし、それなりの予兆はあった。
私も、同じような不信感や不満は持っているのだが、前回の会社は2か月で辞めているし、今回は、もう少し頑張ってみようと思う。

社会復帰後、約半月

2020-02-16 13:20:21 | Weblog
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再就職して、働き始めて、約10日間が過ぎた。
今のところ、仕事らしい仕事はしていないけれど、とりあえずは、あまり嫌な感じもなく、何となく、今回は続けられそうな気がしている。
ただ、この間に、会社の色々な状況を聞いて、ちょっと不安な感じがしないこともない、
曰く、
今回、私を採用していただいたのには、昨年秋に、以前の営業所のメンバーが一斉に退社してしまったこと
今の所長は、とりあえずの所長で、営業所の定員が揃った今となっては、早々に元の営業所に戻られそうなこと
そうなると、残されたメンバーは、ほぼ全員新人みたいなものばかりであること
など。
正直、もし、こんな状況になったならば、とてもじゃないが、きちんとした日々の運営が行われるなどとは、考え難い。

そうなると、勤務時間が長く、休日が少ないなどの、入社以前から分かっていたことながら、そのときは、このくらいは妥協しなくてはいけない、と思っていたことも、かなり不満に思ってしまうになる。

さらには、現メンバーの前職なんかの情報も少しずつ入ってくるにつれ、今のところ、そのことで嫌な感じはしないのだけれど、いずれも、以前の私とはかかわりのない業界の人ばかりで、たぶん、当時の私ならば、あまり関わり合いになりたくないタイプの人がいると思われる職場から転職してきた人ばかりで、いずれ、そのとこがどう転んでいくのか、少し不安でもある。

新型肺炎ウイルス

2020-01-31 00:19:33 | Weblog
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日々、感染者や死亡者の数が増加していて、世間では、えらい騒ぎのようだが、正直、個人的には、騒ぎ過ぎだと思う。
まぁ、慎重になって、予防などの対策をとることじたいは、別に悪いことではないと思うけど、今の数字でいえば、インフルエンザと比べても、それほど警戒し過ぎなくてはいけないようなものではないと思う。
何にしろ、変に警戒しすぎて、何事にも消極的な活動になってしまうのは、ちょっと違うと思う。

社会復帰

2020-01-30 23:03:53 | Weblog
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2月から、働くことが決定。
些か長い失業期間だったけど、再就職活動じたいは面白かったし、再就職先に満足はしていないけど、まぁ、よかったんじゃないかな。

2019年暮れに思うこと

2019-12-31 20:24:38 | Weblog
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正直、世界の平和のためだとか、人々の幸せのためだとか、そんな大きなことを考えてなんかいない。
とりあえず、自分が幸せで、自分の周りが平和だったら、それでいいと思っている。
だけど、その行動に迷ったときには、人のためになるであろう方を選ぶようにしている。

沢尻エリカ、釈放

2019-12-08 19:28:21 | 社会
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沢尻エリカのクスリでの逮捕の話題も、釈放されて、少し沈下した感じかな。
でも、この間に使用された彼女の映像や写真の肖像権はどうなっているのかなぁ。

田代まさし容疑者 5度目の逮捕

2019-11-07 02:27:42 | 社会
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田代まさし容疑者が、 また覚せい剤で逮捕された。
彼の芸能活動の最盛期を知っているものとしては、連行される映像の彼の姿は、あまりに痛々しくて、見ていられなかった。

田代まさしといい、清水健太郎といい、クスリ関係で逮捕されたということが、本当に、たびたび話題になる。
特に、逮捕される直前には、更生のために努力している姿なんかが、テレビに取り上げられたりすることがあるだけに、本当に残念な気がする。

しかし、考えてみれば、一度、薬物に嵌ってしまうと、そこから抜け出すことは、本当に大変なことなんだろうな、と思う。
正直、この二人に関しては、死ぬまでこんな人生を繰り返すんじゃないか、と思えてくる。

再就職活動 苦悩編

2019-10-21 03:50:25 | Weblog
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2度目の再就職活動も4か月目。
正直、結果だけ見れば、一回目のそれより順調だとは思う。
週に数度は面接予定が入っているし、たぶんこのまま続ければ内定がもらえただろうけど、途中で辞退したところや、実際に内定ももらえたところなどの数を数えたら、二桁になるんではなかろうか。
しかし、まだ、就職先は決まらない。
条件面で折り合わなかったり、実際に面接で話をさせていただいての印象が、個人的には合わなかったりで、せっかくの内定を辞退したりしてしまっている。
正直、自分でも、本当に就職する気があるんだろうか、と疑問に思えるような態度であり、少し、自己嫌悪に陥ったりしてしまう。
また、ここは条件面もバッチリだし、印象もなかなかいいところは、総じてダメだったりして、なかなかうまくいかない。また、次の選考先が本命で、そこで内定を勝ち取ることに賭けて、せっかく内定をもらったのに辞退しながら、その次の選考先が、実際に面接を受けてみるとイマイチだったり、また、不採用だったりして、内定を辞退したことを後悔したりすることもあったりする。
なかなか、やはり、厳しいものだなぁ、とは思う。

最近読んだ本

2019-10-20 03:03:37 | 書籍
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「天才」石原慎太郎
ちょっと以前に、田中角栄再評価ブームみたいなものがあったが、そのきっかけになった本。
面白いことは面白かったが、正直、あまり目新しい内容はなく、そういう意味では、あのタイミングで書籍化する意味があったのかどうか、疑問が残る。


「誰か Somebody」宮部みゆき

宮部みゆきは、ストーリーテラーとしては超一流であると思う。
彼女の作品は、何作か読んだが、総じてハズレという感じがするものがない。
この作品も、彼女の作品としては、あまり有名なものではないと思うが、それでも十分に楽しめる。


「寝ずの番」中島らも
映画化もされた作品ではある。
正直、表題作は面白い、しかし、その他は、イマイチである。
その表題作の面白さも、落語的な面白さであって、小説としては、どうかな、と思う部分はある。


「早雲の軍配者」「謙信の軍配者」富樫倫太郎
川中島の戦いを描いた「謙信の軍配者」は面白い。しかし、「早雲の軍配者」はイマイチな内容である。
ただ、困るのは、この「早雲の軍配者」を読まないと「謙信の軍配者」の人間関係が分からない部分があることである。
「謙信の軍配者」は、歴史上有名な川中島の戦いの第一次から第四次までを描いた作品で、元の素材となる川中島の戦いじたいが、かなり物語としての面白い要素を含んだものだけに、このことをエンターテイメントな要素を含んで小説化すれば、それなりに面白くなるのは当然だとは思うが、やはり、面白くよくできた小説であるとは思う。


「しゃべれども しゃべれども」佐藤多佳子

何でも「本の雑誌が選ぶ年間ベストテン」第一位になった小説らしい。
確か、ドラマ化もされていたように記憶してる。
話としては、やはりそれなりの内容があるものではある。
強いて言うなれば、語り口が、江戸落語調の語り口になっていて、個人的にはそれがすごくいい感じに思えたのだが、一般的には、これを嫌う人もいるんじゃないかな、と思わないでもない。


「信長の血脈」「信長の棺」「秀吉の枷」加藤廣

「秀吉の枷」は面白い。
個人的には、豊臣秀吉には、優秀な官吏で、(信長に比べればだが)あまり残虐なこともしない、どちらかというといい人というイメージのある信長の一武将時代と、それに比べ、天下人になってからは、同じ人物とは思えないほど残虐で嫌な奴というイメージを持っていたのだが、この小説の秀吉像は、そんな個人的なイメージに近いものがあって、なぜそうなったのかも、割と納得のいくかたちで説明されている。
また「信長の棺」は、正直、話の内容としてはイマイチながら、世間一般に思われている冷酷で残虐一辺倒の信長像とは、また違った姿が描かれていて、これも、個人的に思っていた信長像に近いものがあったので、そういう意味では、すこし楽しめたかな、という感じである。
一応、同一作者の同時代を描いた小説ということで、この三作には共通した歴史認識があり、そういう意味では、三作とも読んだほうが、理解は深まるし、楽しめる部分はあると思うが、個人的には、面白かったのは、「秀吉の枷」のみではある。


「闇の子供たち」梁石日
幼児売春、臓器売買などを題材とした小説。
一応、小説であるだけにフィクションであるのではあろうが、ここに描かれた世界観は、全くの作り話ではなく、真実、今も世界で起こっていることなのであろうと思われ、それなだけに、考えさせられるものはある。


「影法師」「プリズム」「モンスター」百田尚樹
最近は、すっかり右翼的なコメンテーターとしてのイメージが定着しつつあるように思う百田尚樹だが、現在の日本において、最も売れる作品を世に送り続けている作家である。
百田尚樹の小説というと、「永遠の0」があまりに有名であり、そのイメージで他の著作を手にすると、その世界観が違うだけに、ちょっと戸惑うかもしれない。
しかし、非常に豊富な知識や情報に基づいて、丁寧でキチンとした文章で書かれていて、どの作品も、それぞれに読みどころがあって、楽しめるものになっている、と思う。
ちなみに「影法師」は時代物、「プリズム」は多重人格者との恋愛もの、「モンスター」は整形を題材とした復讐もの、とそれぞれ世界観はバラバラだが、どれも、それなりの面白い。
個人的には、この3作のなかでは、「プリズム」が、一番、楽しめた。
古くはジキルとハイド氏の話があるように、多重人格そのものは、題材として、決して目新しいものではないが、それを、こういう形で悲哀の恋愛ものにしてしまうところが、すごく面白く、楽しめた。





聖徳太子実在説

2019-10-16 02:09:08 | 歴史
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日本という国は、いつから始まるのか。
なんせ文字も何もない時代の話だから、はっきりしたことはわからない。
しかし、その参考となるものはある。
それは「古事記)であり「日本書紀」である。
というと、この「古事記)にしろ「日本書紀)にしろ、後々の時代になって当時の権力者によって都合のいいように書かれたものであり、あまりあてにはならない、という意見はあるだろうし、それはもっともなことだとは思う。
なんせ、この「記紀」が正しいのだとすれば、神武天皇の即位したのは、弥生時代の話になり、考古学の発掘などから、その時代にそんなことがあったなんてのは、明らかに矛盾しているということは証明されているのだろう。

しかしながら、いくら作り話とはいえ、少なくとも当時の公式な国の歴史である。「火のないところに煙はたたない」というが、それらしいことはあったと思うし、この「記紀」に記述されていることが100%の作り話や嘘ばかりとは思えない。
たとえば、有名な「国譲り」の話にしても、後の大和政権がその勢力圏を拡大していく過程を示しているのではないか、と思うし、そう思えば、天津神と大国主命の息子が力比べをしたという記載があるように、よく言われる話し合いで平和裏に行われたばかりでなく、やはり武力での征服したこともあったのだろう。

さて、そうなると、昨今、聖徳太子の実在の有無が取りざたされることが多いのだが、正直、バカバカしい話で、そんなものは実在しているに決まっていると思っている。
聖徳太子の業績とされる「憲法17条」や「冠位12階」などを、彼一人がやり遂げたということに対する反論には、確かに理解できないものがないではないが、少なくとも、そのモデルとなった人物は、いたのではなかろうか。
また、彼の業績の多くが、彼が成し遂げたものでなかったとしても、少なくとも、そのモデルの人物の監視下やそれに近い形で成し遂げられたものではなかったのか、と思う。