クロの捨て猫物語

再現写真です。


まだ奈良に住んでいた８年前の８月

ちょうど今頃の話です。

夫が和歌山に釣りに行って留守だったので

娘と２人、滋賀県の信楽までドライブに行きました。

食事も済ませ、特に買い物もないのですが

帰り道にある大和郡山市のスーパーに寄って帰ろう

ということになりました。

すると駐車場に、

「子猫もらって下さい」と書いた箱に入れられた

３匹の小さい猫がいたのです。

横にいた３人の若い男の子が

浄水場に花火をしに行ったら、捨てられていたらしいのです。

こんなひと気の無い所に置いたままなら

死んでしまうと思って、スーパーに連れてきて

もらい手探しをしていたのですね。

その子達は、近所の工場で働いていて

寮に入っているので飼えないから・・・と。

スーパーに出入りする人はいっぱいいるけど

誰も見向きもしません。

ウチには当時「とらお」と「たまこ」「ハニー」の

３匹の猫と大きな犬が１匹いました。

でも見てしまったら可愛そうで

私達、猫バカ母娘は放っておくことができません。

当時は、数が増えると世話が大変という理由以外に

もうひとつ飼うのに困難な事情がありました。

（この事情は長くなるのでまた機会があれば書きます）

クロ、茶トラ、白黒の３匹兄弟です。


片手の平に乗るほどの小ささ・・・

生後１ヶ月くらいでしょうか。

娘がクロを連れて帰るといってきかないので

困難な事情があるにもかかわらず

クロをうちに引き取りました。

そして、一番器量のよかった茶トラを

娘の友達の家に貰ってもらうよう交渉して

２匹連れて帰ったのです。

白黒は先住の「たまこ」がいるのでごめんなさいでした。

このようないきさつで

黒之進様はウチの子供になったのでした。

絵に描いたような捨て猫物語ですね～


その割りには、何だか態度がデカイんですよね

黒之進さま～～～