黒のプレーンショートブーツ

ふと思い出しました！！



私、この冬はまだ数の子を食べてません。
（数の子が大好物なんです・・・・・）

『だから何だ！！』　と言われると困りますが・・・・・（笑）















さて、先日お越しいただいたＳさんからオーダーをいただいたブーツの仕様を紹介します。






まずはデザインです。

プレーンのショートブーツです。



今回は前回と同じ木型を使うので木型代は不要になります。


木型の修正はするんですが作り直すような寸法の違いが無ければ修正料金はいただきませんので２足目に同じ木型を使うと　“お得感”　みたいなものがありますよ。（無いかなぁ・・・・）






Ｓさんは　『出先で下駄箱に入るように』　ということで２足目のショートブーツのオーダーとなります。





でもこのブーツ、少し変わってるんですけど気づきますか？






答えはヴァンプの切り替えしが雑誌などで見るプルオンタイプのブーツと切り替えしが逆なんです。





Ｓさんとデザインを決めているときに私が　「こんなのもありますよ。」　とお見せしたブーツを参考に決めていただきました。





そのブーツがこちらです。



ね、違うでしょ！？




イヤー、サンプルのブーツって作っておくもんですね。



個人的にはこのブーツ気に入ってるんですが、お越しいただいたお客さまにお見せしても　「ここは普通の方がイイかな。」　となかなか日の目を浴びることがなかったんです。






なので今回は初のデザインになります。





そして使用する革はこちらです。

イタリー製のオイルレザーです。


今回の入荷は２枚なので５足前後ブーツを作れるかな？



ダークブラウンやボルドーなどは在庫があったんですが、昨年末に革屋さんに行ったときに実物を見せてもらい購入しちゃいました。




イイ革です。




どこがイイかと言うと。

よく雑誌で見るアメリカ製の有名オイルレザーと違い革の吟面（表面）があるんです。
（アメリカ製の有名・・・・が悪いという事ではないですよ。）








革の厚みは。

だいたい２．２ｍｍぐらいですかね。




トンリョウで扱う革としては標準的な厚みになります。







この革はもう一つイイところが。

革の端がほぼ直線ですね。

牛の皮なので元からこのような形のはずはありません。


という事は皮を鞣す前にトリミングをして製品に使えない端の部分を切り落としてるんです。


革は全体の大きさで購入するため、製品に使えない部分も革にしてしまうと割高になっちゃうんですよね。









さてさて、どんなプレーンブーツができるか楽しみです。












































トンリョウではお客様の足を採寸し、履き心地はもちろん、デザインや仕様まで対応してお作りします。

興味のある方・ご質問のある方はお気軽にご連絡ください。



価格　：　ラスト(木型)代　　￥ 20,000（税込￥21,600）　※初回のご注文の場合は必要になります。
　　　　　 ブーツ代　　　￥105,000（税込￥113,400）～

詳しくはホームページをご覧ください。


　
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