生命の言葉

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前1-6. 東洋哲学の易学の根本

2016-12-12 17:22:21 | 原理講論 前編1 創造原理

6. 東洋哲学の中心である易学の根本

今、我々は創造原理に立脚して、東洋哲学の中心である易学の根本について調べてみることにしよう

易学では、宇宙の根本は太極(無極)であり

その太極から陰陽が

陰陽から木火土金水の五行が

五行から万物が生成されたと主張している

そして、陰陽を道と称し
(一陰一陽之謂道)

その道は、すなわちみ言
(道也者言也)

であるといった

この内容を総合すれば、太極から陰陽、すなわちみ言が、このみ言から万物が生成されたという意味となる

したがって、太極は、すべての存在の第一原因として、陰陽の統一的核心であり、その中和的主体であることを意味するのである

このようにして、ヨハネ福音書一章1節から3節に記録されているように

み言はすなわち神であり、このみ言から万物が創造されたというその内容と、これとを対照してみれば

陰陽の中和的な主体であるその太極は、二性性相の中和的主体である神を表示したものであるということを、知ることができるのである

創造原理を見ても、み言が二性性相から成り立っているがゆえに、そのみ言から創造された被造物も二性性相からなるものでなければならない

したがって、陰陽が、すなわち「み言」であるという易学の主張は妥当である

しかしながら、易学は単に陰陽を中心として存在界を観察することによって、それらが、すべて性相と形状とを備えているという事実を知らなかったので

太極が陰陽の中和的主体であることだけを明らかにするにとどまり

それが本来、本性相と本形状とによる二性性相の中和的主体であることを、明白にすることはできなかった

したがって、その太極が人格的な神であるという事実に関しては知ることができなかったのである

ここにおいて、今我々は、易学による東洋哲学の根本も、結局

創造原理によってのみ解明せられるという事実が分かった

そうして、近来、漢医学が漸次その権威を増していくようになったのも

それが陰陽を中心とする創造原理的根拠に立脚しているからだということを知ることができるのである

原理講論 前編1創造原理-6
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前1-5. 神と被造世界との関係

2016-12-12 07:20:45 | 原理講論 前編1 創造原理

5. 神と被造世界との関係

(二)神と被造世界との関係

以上の論述によって、被造物はすべて、無形の主体としていまし給う神の二性性相に似た実体に分立された

神の実体対象であることが分かった

このような実体対象を、我々は個性真理体と称する

人間は神の形象的な実体対象であるので、形象的個性真理体といい

人間以外の被造物は、象徴的な実体対象であるために、それらを象徴的個性真理体という

個性真理体は、このように神の二性性相に似た実体として分立されたものであるがゆえに、それらは

神の本性相的男性に似た陽性の実体と

その本形状的女性に似た陰性の実体とに分立される

さらに、このように分立された個性真理体は、すべて神の実体対象ともなるので

それらは各自、神の本性相と本形状に似て、それ自体の内に性相と形状の二性性相を備えるようになり

それにつれて、陽性と陰性の二性性相を、共に備えるようになる

ここにおいて、二性性相を中心として見た神と被造世界との関係を要約すれば

被造世界は

無形の主体としていまし給う神の二性性相が

創造原理によって

象徴的または形象的な実体として分立された、個性真理体から構成されている神の実体対象である

すなわち、万物は神の二性性相が象徴的な実体として分立された実体対象であり

人間はそれが形象的な実体として分立された実体対象である

それゆえ、神と被造世界とは、性相と形状との関係と同じく

内外

原因と結果

主体と対象

縦と横など、二性性相の相対的な関係をもっているのである

原理講論 前編1創造原理-5





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前1-4. 性相と形状と 陽性と陰性の 二性性相

2016-12-12 00:17:16 | 原理講論 前編1 創造原理

4. 性相と形状の二性性相と 陽性と陰性の二性性相

それでは、性相と形状の二性性相と、陽性と陰性の二性性相とは、互いにいかなる関係をもっているのだろうか

本来、神の本性相と本形状は、各々本陽性と本陰性の相対的関係をもって現象化するので

神の本陽性と本陰性は、各々本性相と本形状の属性である

それゆえ、陽性と陰性とは、各々性相と形状との関係と同一なる関係をもっている

したがって、陽性と陰性とは

内外

原因と結果

主体と対象

または縦と横との相対的関係をもっている

神が男性であるアダムの肋骨を取って、その対象としての女性であるエバを創造されたと記録してある理由もここにあるのである
(創二・22)。

我々はここにおいて、神における陽性と陰性とを、各々男性と女性と称するのである

神を中心として完成された被造世界は、ちょうど、心を中心として完成した人間の一個体のように、神の創造目的のままに、動じ静ずる、一つの完全な有機体である

したがって、この有機体も性相と形状とを備えなければならないわけで、その性相的な存在が神であり、その形状的存在が被造世界なのである

神が、被造世界の中心である人間を、神の形状である
(創一・27)

と言われた理由もここにある。

したがって、被造世界が創造される前には、神は性相的な男性格主体としてのみおられたので

形状的な女性格対象として、被造世界を創造せざるを得なかったのである

コリントⅠ一一章7節に

「男は、神のかたちであり栄光である」

と記録されている聖句は、正にこのような原理を立証しているのである

このように、神は性相的な男性格主体であられるので、我々は神を父と呼んで、その格位を表示するのである

上述した内容を要約すれば、神は本性相と本形状の二性性相の中和的主体であると同時に

本性相的男性と本形状的女性との二性性相の中和的主体としておられ

被造世界に対しては、性相的な男性格主体としていまし給うという事実を知ることができる

原理講論 前編1創造原理-4




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