6. 東洋哲学の中心である易学の根本
今、我々は創造原理に立脚して、東洋哲学の中心である易学の根本について調べてみることにしよう
易学では、宇宙の根本は太極(無極)であり
その太極から陰陽が
陰陽から木火土金水の五行が
五行から万物が生成されたと主張している
そして、陰陽を道と称し
(一陰一陽之謂道)
その道は、すなわちみ言
(道也者言也)
であるといった
この内容を総合すれば、太極から陰陽、すなわちみ言が、このみ言から万物が生成されたという意味となる
したがって、太極は、すべての存在の第一原因として、陰陽の統一的核心であり、その中和的主体であることを意味するのである
このようにして、ヨハネ福音書一章1節から3節に記録されているように
み言はすなわち神であり、このみ言から万物が創造されたというその内容と、これとを対照してみれば
陰陽の中和的な主体であるその太極は、二性性相の中和的主体である神を表示したものであるということを、知ることができるのである
創造原理を見ても、み言が二性性相から成り立っているがゆえに、そのみ言から創造された被造物も二性性相からなるものでなければならない
したがって、陰陽が、すなわち「み言」であるという易学の主張は妥当である
しかしながら、易学は単に陰陽を中心として存在界を観察することによって、それらが、すべて性相と形状とを備えているという事実を知らなかったので
太極が陰陽の中和的主体であることだけを明らかにするにとどまり
それが本来、本性相と本形状とによる二性性相の中和的主体であることを、明白にすることはできなかった
したがって、その太極が人格的な神であるという事実に関しては知ることができなかったのである
ここにおいて、今我々は、易学による東洋哲学の根本も、結局
創造原理によってのみ解明せられるという事実が分かった
そうして、近来、漢医学が漸次その権威を増していくようになったのも
それが陰陽を中心とする創造原理的根拠に立脚しているからだということを知ることができるのである
原理講論 前編1創造原理-6
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