簡単に説明すると、今から自分の分身。
ソードワールドでの自分を作ってもらいます」
で、何をするかというと、サイコロを使って能力値を決めます」
役なら名前とか性格とか決めるのではないのですか?」
ソードワールドは、身体的特徴や知性なんかを数字化します。
器用さ、敏捷、知力、筋力、生命力、精神力と6つあって、それをサイコロを使って、数値化していきます」
「良くは理解できませんが、今からサイコロを使うということですね?」
じゃあ、サイコロを振る前に自分の出自を決めようか?」
まずは大雑把に、人間、エルフ、ドワーフ、グラスランナー、ハーフエルフから選んでもらいます。
人間を選んだ場合は、さらに細かい出自が用意されているよ」
聖杯からの知識があります」
まあ、話題になったから説明すると……
エルフはナイフのような尖った耳を持ち、長命で、聡明。
すべからく『精霊使い(シャーマン)』という種族ですね」
精霊っていう目に見えない力を使って、超常現象を起こします」
「あの……ドワーフは『指輪物語』に出てくるので、なんとなくイメージが湧くのですが……
グラスランナーとは?」
「なんか、著作権の関係で『ホビット』っていう言葉が使えないから、創作してますが……
だいたい、同じような種族ですね。
人間の子供くらいの大きさで、すばしっこくて、非力。
魔法が使えないけど、昆虫と話ができる。
生粋の盗賊。
そんな種族ですね」
ジャンヌさんのイメージは、強盗や山賊のイメージかもしれませんが……
この世界の盗賊は、技術職に近いですかね?
遺跡荒らしや犯罪組織の統制とかやっています。
『ギルド』という形で支部もありますよ?」
ただ、この世界はそれも産業として成り立っている世界だとご理解ください。
ちなみに、ルール的には最強のクラス(職業)だと思っています」
鬼ごっこの鬼のようなものだと思ってください!」
「まだ、ちょっと足りないですが……なんとなくイメージはできたと思います。
で、皆さんに相談なんですが……」
「今回、プレイヤーが3人しかいないので、うまくバランスを取らないとゲームで詰んでしまう可能性があるんで……
みんな『人間』で、本来なら順番に決めていく能力値を『振り分け式』にしませんか?」
人間以外だと、やれる職業がほぼ確定してしまいますが……
この方法だと、ある程度、自分の好きな役割になれます」
私も構いません」
「なら、戦士がよろしいかと……僕は、バランスを取って『密偵』になりますね?」
『密偵』とは?」
そういうのも、盗賊の仕事なのですね……
確かに、私の盗賊の観念は硬かったようです……」
別にキリストは、盗みを否定はしていないけど……
十戒では、しっかりと明記されてるんだよね(笑)
まあ、史上最悪の盗みをしたキリスト教団は、知りませんけどね(笑)
(GMは、キリストの言葉には感銘を受けているが……
キリスト教団は、軽蔑している)
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