トミーのつれづれ日記(NEW)

ラグビーと酒をこよなく愛する中年(老人?)トミーの「自由きままに生きる」ことを信条に、日常のブログです。

3.11に思う

2017-03-10 08:53:47 | 日記

明日の土曜日は東日本大震災の起こ

った日である。金沢の工場の3階の

事務所にいた時、大きな揺れを感じ

その時間の長さに驚いた記憶がある。

この地震で壊滅的(歴史的)被害を受

けた原子力発電所(東電)の脅威は、

米軍家族も国外避難をするほどであ

ったという。そしてその影響で近隣

住民の集団疎開もあったが、村や町

の避難指示も解除され、復帰が可能

になるという。

だが、その地域の放射線量は、未だ

全国平均(上限)値の20倍であるとい

う。政府見解は早く帰りたい人が多

いので、基準を緩和したという??

本末転倒の論理である、、。

別な点で原子力(放射線)の被害の影

響の大きさと廃炉行程も問題である。

何十年という放射線の減衰周期、膨

大な廃炉費用。そのツケを国民に知

られぬように負担させる巧緻さ(怒)

今会社存続で窮地に陥っている東芝

は、皮肉にもアメリカのGE傘下の

W&H(ウエスチングハウス)の原子力部門を

買収したことが命取りになった。

相手企業が多額の負債を抱えている

のを隠して買収交渉を進めたのであ

ろうが、今政府が行っている行為と

の「悪意」の共通性に笑いすら感じ

てしまう。

「夢の原子力」、、昔中学や高校生

の時、次世代を担う電力として国全

体で推進しようと教育された。

あれから40年、夢の原子力は、悪夢

の原子力になった。皮肉にも北朝鮮

の核弾頭を装備できる弾道ミサイル

の日本に向けた発射実験?も脅威で

ある。

又、今日の新聞に新潟県柏崎刈羽原

発の耐震性がほとんどの設備で不足

していたことを何年も前から隠ぺい

していたとの報道があった。

見えない放射線とともに、私たちに

見えない、見させないようにする体

質に、心底脅威を覚えるこの頃であ

る、、。