トミーのつれづれ日記(NEW)

ラグビーと酒をこよなく愛する中年(老人?)トミーの「自由きままに生きる」ことを信条に、日常のブログです。

トミー的ラグビー交流録

2017-08-29 08:37:23 | 日記

私は64歳であるが、15歳の時高校でラ

グビーを始めたので、かれこれ50年間

ラグビーに係わってきたことになる。

この間ラグビーから離れたことがほと

んどないことは、自分の誇りでもある。

福井県の弱小チームの選手であった私

が、ラグビーの面白さに目覚め、就職

先をラグビーができる小松製作所(コマツ)

を選んだことが、ラグビー人生の転機

であった。実家の金津(現あわら市)の

プレス製造会社にもラグビー部があっ

た。家から歩いて10分だったので、そ

こに就職する選択肢もあったが、ラ

グビー部の練習を見てやめた(笑)

就職してすぐ北信越代表にもなった。

その時に大阪工場ラグビー部との合同

チームでトヨタに臨んだ(違反だな)。

コマツでは各工場ラグビー部の対抗戦

があり、社内のラグビーの人達との交

流で仲間ができた。社内でラグビーで

私を知らない人はいないはずだ(笑)

秘密情報であるが、現コマツ社長の息

子さんは、国学院久我山のSOであっ

たが、花園には出場できなかった。

本社での定年祝賀会で、社長に図々し

くも話したが、ラグビー部父兄の酒の強

さにしきりに感心していた。

私はラグビーに関しては遠慮がない。

初対面の人にも誰にでも(ユーザにも)、

ラグビーをしていることを、必ず話すよ

うにしている。ある時など金沢工場に

オーストラリアから現地法人の人がきて、挨

拶にきたことがあったが、名刺交換で

「私はラグビーをしている。SOだ!」

と言ったら、相手もラグビーしている

と話し大いに盛り上がったが、私の

SOという説明には、お互い笑いあ

った。ウソじゃないですから~(涙)

現役時代仕事柄出張が多かったが、各地

の飲み屋で隣合わせた人とラグビー談義

をすることも常であった。大阪布施のスナ

ックで飲んだ時など、話が盛り上がり同僚

そっちのけで語っていたこともある。

有名選手やラグビー関係者にも会った。

秩父宮ラグビー場への試合観戦では、近く

の太陽海岸のレストランで、上田昭夫監督と

ビールを飲み交わした。小松高校の講演

で元神戸製鋼の林敏之さんと飲んだ時、

その酒の強さと自分の自慢話しかしない

のに閉口したこともある(笑)

女子ラグビーチーム「ラガール7」の石川

代表もラグビー教室で小松へ来た時飲ん

だが、その酒好き(女性も)に感心した。

海外出張の帰りに成田空港に着いた時、

関東学院大の春口監督に会い、名刺交

換し「ぜひのみこまラグビースクールから大

学に選手を送り出して下さい」と言わ

れた(お世辞?)が、その約束はその後

監督のスキャンダルでの辞任もあり果たせ

ていない(笑)

この話題はつきることがない。有名な

選手だけでなく、ラグビーに係わった

人の話にはウソもなく、その経歴での

ラグビーでの逸話や伝説は、聞いてい

ても楽しいものである。

人に歴史あり、ラグビーでのいろんな

経験や交流は、私の心を豊かにしてく

れる人生の必須アイテムである。

9/8から秋田ネンリンピックに出場

してくるが、またどんな出会いがある

のか大変楽しみである。もちろんSO

である(笑)

10月には愛媛国体の女子ラグビーの応

援に行くことになった。こんなに幸せ

な時間を与えてくれるラグビーに感謝

し、うまい酒を飲もうと思う。


ラグビー雑感

2017-08-28 08:11:22 | 日記

8/27北信越国体で成年男子が愛媛国体

への出場を決めた。(福井・石川)

各カテゴリ(成年・少年・女子)のすべてで

国体出場するのは、石川県ラグビー界

史上初の快挙である。来年福井国体が

ある特殊事情もあるが、伝説になった。

少年も福井と石川県が出場するが、福

井は37年ぶりだということであった。

37年前北信越代表のシステムになって、

第1回大会で福井が国体に出場した。

その記念すべき第1回大会で、福井高校

選抜で優勝し、国体出場した当時のメンバ

が現福井県協会のT理事長である。その

息子さんが、今回成年の代表になって出

場するとの裏話もあった。

また、福井高校選抜の監督は、トヨタラ

グビー部でCTB・日本代表にもなり、ト

ヨタ監督にもなった朽木さんの弟さんで

ある。私の高校時代、すでに福井では

朽木3兄弟として有名であった。

石川代表でも、谷口3兄弟、渡辺3姉兄

妹が揃って国体出場するという快挙で

ある。また金島家は監督・選手の親子

出場という話題性のある大会になった

が、素晴らしいことである。どこかの

新聞社に伝え記事にしてもらう必要が

あるが、俺が記事投稿するかな(笑)

さて、兄弟(兄妹・姉妹)の話に関して、

以前のみこまRWのサントリカップ予選の応

援で、ジュリア・ルナの祖母(トッチのお母さん

)から叱られたことがあった事を思い出

した。応援の最中に何気なく私が発し

た言葉に対してのお叱りであった。

それは私がついジュリアとルナと比べ

た発言であった。そのことに対して、

ルナはジュリアに追いつこう、又超え

るようと毎日努力しているのであって、

彼女の"個性"としてのプレーを評価して

ほしいというものであった。反省した。

兄弟・姉妹とはいえども、その選手の

日々の個々人の努力なくして、今はな

いということである。つい私達は兄貴

がうまいから弟も、、と言いたがる傾

向がある。そうではないことを改めて

考えさせられた。

ラグビースクールにも多くの兄弟・兄妹・姉

妹がいる。兄弟である利点は、すぐそ

ばに先生となる先輩がいること位であ

って、結局は本人の努力を見逃しては

ならないのである。

余談だが、私の弟は小学生の時からサ

ッカーに熱中し、高校進学ではサッカ

ー強豪校からの誘いもあった。それに

比べ私は平凡な運動能力であった。

しかし、彼は強豪校に進まず就職の為

に私と同じ工業高校に進学した。

皮肉にも私はラグビーという競技に進み、

国体にも出場できる幸運を得た。

弟は就職する際、同じコマツへの就職

を先生から勧められたらしいが、「兄

貴と同じ高校に入り、さらに会社まで

同じでは嫌だ。」と言って、断ったよ

うである。兄弟とはそういうもので、

他人から同じ目で見られり、比較さ

れたりするのは嫌なものだろう(笑)

弟はたまに飲んだ時、あの時強豪校に

進んでいれば人生が変わっていたかな

と笑って語る時がある。でも現在は、

滋賀県野洲でサッカースクールの代表として、

仕事そっちのけで奔走している(笑)

私ものみこまラグビースクールで校長をして

いるが、子供達はタグラグビー全国大会

に出場してくれた。ここでも兄貴の面

目躍如であるが、大人気ないな(笑)

でも兄弟・姉妹ってお互いに刺激しあ

い良い関係であると思う。

渡辺姉兄妹の場合、サクちゃんが姉・

兄のプレーに対して、いつも辛口批評

する(笑)それだけ、仲が良いのか、

家族だから言えるのかな、、?(笑)

でも、ラグビーが一家の共通語って

素晴らしいことだと思う次第てある。

 


北信越国体(少年・成年)

2017-08-26 19:30:15 | 日記

8/26 今日は福井県小浜市での北信越

国体の少年と成年の試合を観戦した。

少年・成年とも次年度国体のある県

のブロックは2チーム国体枠がある事

になった。(昨年までは次回開催県は

無条件に出場できた)

少年の対戦相手は新潟県であったが、

以前は新潟県や長野県が出場するこ

とが多かったが、ここ数年は石川県

が優勝していた。

石川県の試合の前に、別ブロック

の福井ー長野戦があったが、意外

にも福井県が圧勝した(45-5?)

福井の勝因は?というより、長野の

タックルが甘く、大きくゲインされ

ることが多く、試合を福井に支配さ

れたということだと思う。

さて、石川県と新潟県の対戦でも新

潟県のタックルが甘く、石川BKの

個人技にやられたという状況だった。

結局この試合は石川の圧勝だった。

(52-7)かな?

成年の試合は、初戦は新潟であった。

試合開始直後から新潟の猛攻にあい、

前半3トライを奪われる苦しい展開で

あった。(0-15)

しかし、後半開始直後にFWがこぼ

れ球を広い独走トライし勢いづいた。

さらにボールを左右に動かし、BK

が快走しトライ追加。(12-15)

だが試合終了時間が迫っていた。プレ

ーが止まればゲームセットだったかも

しれない状況で、石川はボールを左展

開し、WTBが快走し、22m付近でつか

まったが、全員が必死でボールを繋ぎ

トライを取り勝利した。まるで先週の

女子の試合を彷彿とさせるプレーと結

末であった。

2試合目の相手は長野であった。長野は

初戦で福井と対戦し、敗戦していた。

試合開始早々石川がBKの好走からト

ライして出足好調であった。

だが、ディフェンスの甘さをつかれ、

長野の独走を許し、ゴール中央にトラ

イされ前半を終了した。(5-7)

後半にはいると、石川がトライ追加し

たが、その直後に中央付近のラックで、

ブラインドをつかれたが、ディフェン

スの人数余っていたのに、タックルミ

スで独走を許した。

次に石川がまたBKの快走でトライ追

加したが、その直後にラックから相

SOにディフェンスの穴をつかれ、独

走トライを許した。苦労してトライを

とるが、簡単にディフェンスを破られ

るのは、メンバ間のディフェンスでの

声かけが不足しているからではないだ

ろうか。(15-17)

それでも試合終了間際に全員がボール

を繋ぎ、22m付近からBKが突破し、中

央にトライし勝利した。(22-17)

今日の試合結果、福井・石川2勝、新潟

1勝1敗、長野2敗、富山2敗であった。

明日石川は最初富山と対戦するが、気

の抜けない相手である。最終戦の福井

は実力的に北信越で頭抜けているので、

石川はぜひ富山に勝って、3勝1敗の成

績で国体出場を決めてほしいものであ

る。もし、成年も国体出場できれば、

石川県史上初めて全カテゴリでの国体

出場という快挙である。

国体出場可能性は85%であろうか?

 


女子ラグビーの進化

2017-08-25 08:34:40 | 日記

2017北信越国体女子ラグビーの全試合

を観戦したが、その女子ラグビーついて

考えてみた。

何年前であろうか、太陽生命カップの試

合で菅平高原にジュリアが所属する石見

智翠館と北信越代表の試合の応援に行っ

たことがある。当時女子ラグビー部を有

する高校は少なく、関西ユースに所属し

た女子選手が、遠く島根県の智翠館高校

に進学していた。当然智翠館のレベルは

高く、ジュリアとカエデ達の世代は、3年

連続日本一の偉業を達成した。

菅平での試合では、地域間のレベル差が

大きく、育成リーグに所属するチームに

は明らかに初心者と思われる選手もいた。

今回北信越国体では、女子ラグビーのト

ップリーグである太陽生命カップに参加

している選手もいたし、女子ラグビーの名

門クラブに属する選手も多数いた。福井県

などは2018福井国体にあわせ、女子選手

のトレード?まで行っていたようで、ジュリア

とカエデまでその対象であったらしい(笑)

最近女子ラグビー部の創設が全国で進ん

でいる。栃木県国学院栃木はここ数年で

全国制覇するまでに成長した。中学3年だ

ったヒナも誘われていたが、、(笑)

神戸港北、鳴門渦潮、京都精華、そして

金沢学院高校だってある(笑)京都成章

も部員勧誘中で、ルナ・マオも標的であ

った(笑)大学でも日体大ラグビー部が太

陽生命カップ地区大会で優勝しているし、

カエちゃん所属の流通経済大(RKU)ラグビ

ー部も頑張っている。また各クラブには

大学生も多いようだ。

さて、北信越国体での石川県代表は、タッ

クルが良かったが、これも女子には苦手な

プレーであるが、最近はどのチームも突きさ

すような見事なタックルも多くなった。

石川の特徴はパススキルである。BK

はもちろんであるが、FWでもパスス

キルのレベルは高く、ラックからの球

出しでは誰でもパスアウトできるので、

攻撃が多彩になるわけである。先日の

試合でもノックオンは数回であった。

独走した時にタックルされてのノックオンが2回、

キックオフでの連携ミスで1回、リザーブ選手の

ノックオン2回か?

素晴らしいチーム成績である。特に不

利なスクラムからの難しいワンバウンドのボール

を、こともなげにキャッチし、BK展開した

ヒナちゃんのスキルは、福井県協会も驚い

ていた。その子が高校1年であることも

だが(笑)

今中学生の石川撫子女子選手も、パス

がうまいと他県チームのコーチも認めるとこ

ろであるが、結局のところどんなスポ

ーツも基礎が重要であるということなの

である。

以前、県営ラグビー場で弱い高校生チー

ムが、その練習で嬉しそうにサインプ

レーをひたすらやっていた。強豪航空

石川相手の試合でボールなどくる可能性

はごくわずかであり、タックルしか練習し

ないで良いはずである(笑)

世界ユースラグビー大会を福岡まで見に行っ

たことがあるが、その試合前練習は、

30分間パスド

リルだけであった。赤ん坊

の時からラグビーボールで遊ぶニュージランドで

さえ、そうなのである。弱小チームにサイン

プレーの練習など10年早いわい!! 

、、トミーの個人的意見です(笑)

女子ラグビーの進化、それは一朝一夕

にはできるものではないが、まず基礎

スキルを鍛えることが最重要なのだと思う。

それには幼少期からの地道な練習しか

ないのであるが、今石川県のラグビースクー

ルでも女の子が多いことが嬉しい限りで

ある。今回愛媛国体に出場する選手達

は、彼女達の憧れなのである。

本国体での活躍を大いに期待したい。

頑張れ~!!石川撫子~!


北信越国体2016を振り返る

2017-08-24 10:07:26 | 日記

(昨年の北信越国体の観戦記であるが、

この 一年で予想とどう変化したか検証

してみた)

※印は、2016年の予想に対する評価

8/20,21に菅平にて北信越国体女子ラグ

ビーの試合があった。今年度の岩手国体

より新規に採用された女子ラグビーの地

区予選である。
石川県代表として、石川撫子チームのメ

ンバーと故郷枠の4人が出場した。
出場資格は高校生以上であるが、どのチ

ームもラグビーを初めてまだ経験が少な

い人も含まれているようであった。
石川県代表は、ジュリアという絶対エー

スをケガで欠き、メンバー構成にも苦心

したが、2勝2敗で準優勝であった。初日

の初戦での富山県戦では、ハンドリング

ミスだらけで自滅した。ゴールキックの

2点差であったが、雨の影響だけではな

く、試合経験の少ない選手が緊張しての

ミス連発であったと思う。


2戦目の福井県戦では、緊張がとれたの

か俄然動きが良くなり、快勝した。

私は用事があり2日目は観戦していない

が、長野県に完封勝ちし、優勝をかけた

新潟県戦では、12-31であった。

19点差はラグビーでは逆転可能な点差で

はあるが、選手の頑張りが想像できる。

各チームの評価として、
福井県ーー経験の浅い子が多く、強化の

道は遠い印象。どう若手を発掘・育成す

るかが課題だが、2018福井国体に向け

強化は急速に進むでろう。今回マルシア

という元カナダ州代表のBKがカナダへの

里帰りでの不在が大きかった。
 ※強化は確実に進んでいた。

富山県ーー大柄な選手が多い。観戦した

福井県の私の恩師曰く、3ケ月預けてく

れれば、北信越最強のFWになるとの評

価であった。今後要注意チームである。

※FW,BKとも強化進まず、若返り要


長野県ーー小柄だがFW戦を得意とし、

小柄だが突破力のあるSOを有するチー

ムである。BKの強化が課題だろうか。
 ※やはりBKの強化が課題 

新潟県ーー強化が一番進んでいて、チー

ムとしての完成度は1番であった。東京

フェニックス所属のBKがトライゲッター

であるが、もし、彼女が徹底したマーク

にあった時、どう対応するかがチーム強

化の課題であろう。
しかし、あと2年間は安泰であろう。

※エースWTB頼みの戦い方に変化なし

石川県ーー来年高校生になる撫子メンバ

ーがおりバックス補強はできるが、課題

はFWか。ただ、2年後には高校生にな

る3人の撫子メンバの参加で、FW,BK

の強化が進み、相当強力なチームとなる

であろう。そうすれば、その後数年間は

北信越の雄として君臨できるであろう。

また、3,4年後には国体での上位入賞も

期待できる。

※FW強化が進み、BK展開力は北信

越で1番であった。

各県とも強化は促進されるであろうが、

重要な事はジュニアをどう発掘し育成

していくかである。
その点でラグビースクールの女子を増

やし、石川撫子として系統的・継続的な

育成が重要である。関与するコーチ陣

が頑張っている現状を、さらに継続し

て欲しいと願うばかりだ。

頑張れ石川撫子 d(@^∇゚)/ファイトッ♪