◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

UCI 世界選手権2009 ロード

2009年10月03日 17時13分45秒 | サイクルスポーツ
月末でバタバタしてたら、記事を書くのが少し遅れました。

ロード男子エリートは、オーストラリアの、カデル・エヴァンスの劇的な初優勝です!
この大会は、国別対抗なので、エヴァンスが優勝した!と言う他にも、
国として、オーストラリアも初優勝と言う、印象的なレースでした。

カデル・エヴァンスは、近年総合系有力選手として、
グランツールでの活躍が期待され、
特にツール ド フランスでは、優勝候補の一角を占めながら、
いつも優勝出来ずに、上位入賞だけで終わってしまい、
万年優勝候補。と呼ばれそうな勢いでした。

特に今年のツールは、総合系の順位では上位入賞すら出来ず、
下位に沈み、チームから解雇の危機すら有った、
苦しいシーズンを送りました。

しかし、この世界選手権は、ワンデーレースとは言え、
自転車レースでは世界で最も権威の有る大会です。

このレースに優勝すれば、向こう一年間は、
同じ競技種目のレースでは、世界チャンピオンの証、
アルカンシェルジャージを着て、レースを戦う名誉を与えられます。

そんな事も有り、彼が優勝を決め、勝利者インタビューや、
表彰台での映像では、その感激に、涙を堪え切れない!
と言う様な、感動の場面が画面に映し出されて居ました。

彼の今年の苦境を、一年間見てきた筆者も、
その想いは伝わって来てたので、感動してしまいました。
おめでとう!カデル・エヴァンス!!


そして、上位で入着しながら、優勝は出来なかった、
ロード個人TTとの、二冠達成を目論んで居た、
カンチェラーラの、ゴール後の悔しがり映像も、とても印象的でした。


あ、そうそう、出場した日本人も、
近年で一番活躍した大会じゃないかな?
新城は、最終周回手前まで、ズーッと逃げ集団でカメラ映り捲くりだったし、
別府も、今年は早々のリタイアでは無く、しっかりと完走。
しかも終盤まで、しっかりとメイン集団内に喰らい付き、
着順も見事2桁台でゴールは凄いと思います。
現日本チャンプの西谷も、これをバネに今後頑張って欲しいです。

そんな感じで、熱く面白い世界選手権でした。

これで、細かい物はまだまだ有りますが、
今年のメイン所の自転車レースは、取り敢えず終わりですね。

来年に向けて、チーム新設や、移籍状況が熱いので、
来年は勢力図が様変わりすると思うので、
今から来年のレースが楽しみです。

UCI 世界選手権2009 ロード個人TT

2009年09月25日 18時11分32秒 | サイクルスポーツ
ファビアン・カンチェラーラ圧勝!!!!!!!!!!!!!

世界の個人タイムトライアルTOPアスリートが競う世界選手権で、
2位との差を2分以上も大差を付けての圧勝には、
いくら近年、カンチェラーラがTTスペシャリストの地位を、
確固たる物にして居るとは言え、驚きを隠せません。

その余りの強さに、ちょっとド…  ゲフンッゲフンッ!

 … 失礼致しました。

と疑って(心配して)しまう位の圧勝でした。

ふぁびあん君強すぎ!!

これで世界選手権のロード個人TTでは、
タイ記録に並ぶ優勝回数3勝を挙げた事に成りますが、
この圧倒的強さを見れば、これからどれだけ勝利数の記録を更新して行くのか!?
と言うのに期待してしまいますね。

もしかすると、あのムッシュ異、中野浩一さんの大記録、
10勝をも超えてしまうかも知れません。

まぁ年齢的に、それはちょっと厳しいかな?

そう考えると、中野浩一さんの、世界選手権10連覇って言うのが、
どんだけ凄くて、どんだけ世界的に偉大な人だったのか?
と言うのが解る話なんですけどね。
(そんな人にカツラのCMやらせちゃ駄目でしょう(苦笑))

とにかくカンチェラーラ凄いです!
日曜日の、ロードエリートも、今から楽しみです!!

ヴエルタ2009総括

2009年09月20日 11時00分09秒 | サイクルスポーツ
山岳最後のステージは、
思ったより劇的な展開とは成りませんでした。

サンチェスは山岳頂上付近からアタックを懸けましたが、
降りの途中でバルベルデに追い付かれてしまい、
寧ろ彼を待つ様な動きをした時点で、
レース終了の感は有りましたね。

その後のゴールスプリントでも、
バルベルデはボーナスを獲得出来ましたが、
サンチェスは獲得に失敗、
2位のヘーシンクが脱落したので、
順位は2位に上りましたが、
1位とのタイム差も1分30秒近くに開いてしまったので、
いくらタイムトライアルに難が有るバルベルデ相手でも、
ちょっと逆転は難しい感じに成りました。


 そして昨夜の個人タイムトライアル。
気づいて見たら、サンチェスの直ぐ後ろには、
総合系でのタイムトライアルのスペシャリスト、
カデル・エヴァンスが20秒程で4位に迫って居たので、
逆に総合2位の座が危うい状況と成って、
タイムトライアルを迎えました。

しかし終わってみたら、バルベルデは無難に走りきり、
総合優勝のマイオオロを獲得!
00年代半ばより、ツールドフランスの総合優勝候補最右翼と目されながら、
グランツールでは無冠の帝王的存在だったバルベルデ。
そんな彼が、悲願のグランツール初制覇を成し遂げられた。
と言うのは、やはり感慨深いです。

そして、総合表彰台(3位まで)の争いですが、
エヴァンスは調子の良い走りを見せ、
3位のバッソを軽く超えて、総合2位まで狙う状況に成りましたが、
2位のサンチェスはそれを上回る好走を見せて、
エヴァンスとのタイム差を広げてしまいました。
そして、総合優勝には届きませんでしたが、
無難にこなしていたバルベルデとのタイム差も縮めて、
更にステージ順位のボーナスタイムも加わって、
終わってみれば、最終山岳が始まる前のタイム差よりも縮める、
1分切りまで迫っての総合2位を確定させました!

山岳終了の時点では、モチベーション低下か!?
と思いましたが、最後まで諦めない走りは好感が持てました。

また、総合3位のエヴァンスも、今年はツールでの不調から、
下位に沈み、チームとの関係も拗れそうに成った。
と言う事ですが、不運のパンク等も有りながら、
グランツールで表彰台獲得確定は立派です。

そして、このステージ、個人タイムトライアルと言う事で、
ステージ優勝は、イギリスのTTスペシャリスト、
デイビット・ミラーが優勝。
彼も近年、TTスペシャリストと言われながら、
中々個人TTのステージで勝てなかったので、良かったです。
(ただ、彼の走りはTV放送前に終わってしまったので、観れなかったんですが…(苦笑))


そんなこんなで、優勝予想したサミュエル・サンチェスが、
今一歩優勝出来なかったのは残念ですが、
今年も色々ドラマが有り、
更に優勝出来なかったと言っても、
ほぼノーマークだった彼が、此処まで優勝争いを演じてくれたのは、
予想した筆者も嬉しかったです。
(ただヴエルタ特有の、終盤に成ると有力選手が、
次々と来週の世界選手権の調整の為に、わざとリタイアする。
と言う事で、有力どころで残ってる選手もかなり減ってたと言うのも大きいですが…)

最終ステージの今日は、パレードです。
最終ステージのステージ優勝を争うスプリント争い以外は、
お祭りのステージなので、レースの余韻に浸りたいと思います。

今日のヴエルタは楽しみだ!!

2009年09月18日 17時50分02秒 | サイクルスポーツ
今夜は、今年のヴエルタ最後の本格山岳ステージ。

しかし、既に頂上ゴールのステージは週初めに終わってしまい、
大勢はバルベルデの総合優勝で決まりだろ?
な感満載ですが…

筆者はそうは思いません!

今夜放送のステージは、山頂ゴールでは無い!言っても、
最後の峠は厳しく、そこからテクニカルの降りが有ってのゴールみたいです。

普通で行けば、降りでゴールと言うのは、
降ってる時は集団が有利なので、
その前の登りのアタックが、無かった事にされてしまう可能性大な、
峠を降り切ってのゴールでは、相当捨て身の覚悟が有る人が居ない限り、
仕掛けが起こり難いステージです。

ただ、今大会、筆者が優勝候補に挙げた選手は誰でした?

そうです。
降りのスペシャリスト、サミュエル・サンチェスです!!

そして現在、サンチェスは総合順位が、バルベルデから遅れる事、
僅かに1分ちょっとの、僅差での3位!!

このステージ、
最後の峠の登りの段階で、
頂上を、さも山頂ゴールの様なテンションでアタックを掛け、
降りに入る段階で、バルベルデにタイム差を付けた状態で、
降りに突入出来れば、その降りでも更にタイム差を付けられる筈です。
そして、降り切ってゴールまでの、僅かな平坦区間で、
貯金を減らさない様にゴール出来れば、
ステージ上位のボーナスタイムと併せて、
総合タイムを逆転出来るかも知れません。

また、逆転は出来なくても、数秒までの僅差まで迫れれば、
明日の最後の決戦、個人タイムトライアルで、
TTが不得手なバルベルデなので、そこで十分逆転優勝も有り得ます!!

我ながら何て素晴らしい作戦だ!


大会が始まる頃は、殆どノーマークだったサミュエル・サンチェスですが、
此処まで終わってみれば、筆者の予想通り、
堂々の優勝争いを演じて居るでしょ?
それをズバリ言い当てた筆者って凄く無い?(自画自賛)

此処まで来たら、是非この記事で書いた作戦で、優勝に王手を掛けて欲しいです。

て、何事も起こらずに、普通のステージに成っちゃったらごめんなさい(汗)


でも筆者は、今夜サンチェスが絶対何かやってくれるって信じてます!
きっと面白いレース展開に成ると思いますので、
興味の有る方は、是非観てください!!

23時~Jスポーツで放送です。

ムルシアと言えば…

2009年09月09日 17時25分45秒 | サイクルスポーツ
ヴエルタで昨日のゴール、そして今日のスタートの街、ムルシア。

ムルシアと言えば、地元J目指し(?)サッカーチームの、KM監督兼選手が、
サッカー・フットサルの指導者留学をした街だね。

中継の街の映像を観て、「Kスケ君は、この街に住んで居たのかぁ~」
と見入ってしまった。

ところで、この街の代表的サッカーチームの、
レアル ムルシアのホームスタジアムが、
砂漠のド真ん中っぽいロケーションに有ったのが、ビックリでした(笑)

ムルシア出身のロードレース選手と言えば、アレハンドロ・バルベルデで有名ですが、
筆者的には、同じチームメイトのルイス・レオン=サンチェスですね。

彼もツールで既に幾つかの勝利を挙げ、
1週間程度のステージレースだったら、エースを張って優勝を狙える選手。
そして降りでも凄い攻めを見せる事でも有名です。

そしてもっとビックリなのが、彼が兄弟で凄いと言う所。
彼の弟、ペドロ・レオン=サンチェスは、サッカー選手で、
北京オリンピック予選の、スペイン代表の10番を背負った男。
馴染みの例えで言えば梶山クラスですね。

プロとしては、地元レアル ムルシアからスタートして、
レバンテへ行き、現在は城が所属した事でも有名な、
レアル バリャドリーに所属して居ます。

移籍する先々で彼は、エレベーターチームと言う厳しい環境の元、
昇格請負人や、残留請負人として活躍して居るみたいです。

今年は中村がスペイン移籍したので、
中継も一杯有るでしょうから、是非バリャドリー対エスパニョールの試合で、
一度、弟のペドロ君の頑張りを観てみたいです。

それにしても、世界三大スポーツと言われる、
サッカーと自転車ロードレース、この世界的メジャー競技で、
兄弟で違う競技でそれぞれTOPプロとして活躍する、
サンチェス兄弟は末恐ろしい物が有りますね。

ヴエルタ・ア・エスパーニャ2009

2009年08月30日 19時00分06秒 | サイクルスポーツ
今年一年の、最後のグランツール、
ヴエルタ・ア・エスパーニャが昨日開幕しました!

この大会、スペイン一周レースですが、今年はスタートが何とオランダ!
弟4stまでオランダ(とドイツとベルギーをちょこっと)を走り、
5stに成って、やっとスペイン国内に行くので、
今年は、スペインは半周くらいしかしません。

毎年、グランツールの中でも、一段下と見られているこの大会なので、
毎年出場選手を見ると、この大会を狙って来る選手以外は、
ちょっとパっとしない事が正直有るのですが、
今年の出場選手を見ると、なかなか良い選手が出ているので、面白そうです。

筆者的優勝候補を挙げると…

今大会、一番の注目は、カザフスタンの英雄、アレクサンドル・ヴィノクロフの、
ドーピングから2年間の謹慎解除での電撃参戦。
2006年には、バルベルデとの壮絶な一騎打ちの末、この大会を制しても居ます。
しかし、2年のブランクがどう影響するのか、未知数な部分も多いと思います。

そして、彼の名を出したのなら、次に来るのはやはり、
アレハンドロ・バルベルデでしょうね。
今年は、ツールにこそ、イタリアへの入国拒否の影響で出場出来なかった物の、
その前哨戦での、ドーフィネリベレで、見事2連覇をしましたし、
2006年のヴエルタは、鳥肌物のヴィノクロフとのデッドヒートだったので、
その再現と成れば、面白いレース展開に成るでしょう。
前回の対決では、ヴィノクロフには、カシェチキンと言う強力なアシストが居た事を考慮すれば、
あの時の雪辱を晴らす事が出来るかも知れません。

そしてイバン・バッソ。
アシストが強力な上に、ジロではダブルエース状態でチームの作戦が一貫せず、
迷走気味でしたが、今回は彼の単独エース!
周辺の条件だけは今大会TOPクラスの好条件です。
後は、本人の調子次第でしょう。

そしてアンディー・シュレク。
ツールでは2位入賞を果たし、
ツールで圧倒的だったコンタドールが、
今大会は不参戦なので、彼も優勝候補として有力です。


ここまでは、一人を除き、筆者的に優勝しそうな順に書きましたが、
実は、最後のその一人が、筆者的優勝候補筆頭だったりします。
多分、一般的にはノーマークに近いんじゃないかな?と思いますが、
筆者的には、今回凄い来そうな気がします。
その選手とは… ?












サミュエル・サンチェスです!!

一般的には、実力派の山降りがめっぽう速い選手。
と言う印象が強い(だけ)かも知れませんが、

近年の主な成績では、06年のプロツアー(最上位カテゴリーの世界レベルのレース)、
年間総合リーダーにも成る等、実力は凄い物が有ります。
また、昨年には北京オリンピック男子ロードの金メダリストでも有り、
ワンデーレースでの総合力は折り紙付き。
そして実は、何気にグランツールに出場すれば、普通にいつも総合上位に居るんです。
ですので、長丁場での総合力も目立たないですが有ります。
そして、注目はアシスト陣。
イゴール・アントンは、自身もグランツール総合上位に食い込める実力者ですし、
エゴイマルチネス・エステバンは、06年、ヴエルタで山岳賞を獲得。
今年のツールでも、ペッリゾッティーとの熾烈な山岳争いを演じました。
その他、中規模のレースでも山岳を獲得しているみたいですし、山登りの実力者。
そんな彼が、自らのタイトルを捨てて、サンチェスのアシストに徹したら、
イゴール・アントンと並び、山岳での強力なアシストと成ります。
その他のアシストの選手も、今回やたらと豪華な気がします。
チームが地元スペイン(バスクに特化してるチームですが)ですし、
今年は、凄い本気を感じます。
ですので、筆者はこのサミュエル・サンチェスを、総合優勝争いの筆頭に挙げたいです。


他にも、一般的に名前が挙がっているのは、
ダミアーノ・クネゴや、カデル・エヴァンス辺りですが、
彼らは、本人の近年のリザルトや、調子、そしてアシストが揃わない等、
ちょっと優勝は難しい様に、個人的には感じます。
ただ、頑張っては欲しいです。


この様に、長丁場のグランツールでの圧倒的実力者の、
アルベルト・コンタドールが不参加の中、
それを追う選手の実力は拮抗して居て、
その有力な選手が今回一杯でて居るので、
今年のヴエルタは、06年を超える面白いレースに成りそうなので、
今から楽しみです。

ツール ド フランス2009 総括

2009年07月29日 17時40分26秒 | サイクルスポーツ
ツールドフランス2009も、無事に終わりました。

今年は日本人ライダーが二人も出場して、
しっかりと仕事をした上での完走を果たしたので、
大会冒頭でも筆者が書いた様に、
筆者的には、ツールは出場する事も勿論難しいですが、
出場してからの完走をして、初めて出場した。
と言えると思うので、これでやっと筆者的にも日本人がツールに出場した。
と言う感じがします。

特に、別府史之選手は、第二週の後半から調子を上げ、
三週は絶好調で、18stのゴール前の2級山岳をこなしての、
先頭集団に生き残り、一流スプリンターと共に、スプリント勝負をして7位入り。


最終日パリシャンゼリゼでの逃げを形成させて、最終周のジャンが鳴るまで、
集団から逃げ果せて、最終stの敢闘賞獲得には、本当ビックリです。

新城選手も、序盤でいきなり5位入りしちゃうとか、
凄い活躍を見せてくれました。
話では、来月開幕の、ブエルタ ア エスパーニャの出場も監督に直談判する。
と言ってるし、やる気満々です。
ブエルタは、グランツール(世界三大ツール)の中で、唯一まだ日本人が出場して居ないレースなので、
こちらも日本人初出場を決めて欲しいですね。

日本人以外の話題に移すと、マイヨジョーヌを獲得した、
アルベルト・コンタドールの、圧勝な感じでしたね。

彼はまだ若いし、あの歳で既に短期間でのグランツール全て優勝した。
と言うのは凄いです。
(チーム事情で大会自体に参加出来ない時が有りましたが、
出場したグランツールは全て優勝と言うのは、やはり驚異的です)

これから、ツールをあと何勝(と言うか連覇)するのかな?
と言う感じですね。
個人的には、あのサイクルロードレースの歴史上最強の名選手、
エディー・メルクスさんですら成し遂げられなかった。
(と言うか、彼の時代はジロとブエルタが、ほぼ同時開催だったので、物理的に無理なんですけど)
ある一年のグランツールに全て出場して、全て優勝する。
スペシャルトリプルクラウンを達成して欲しいです。
とにかく、コンタドールは、サイクルロードの歴史に残る名選手の殿堂入りするのは、
ほぼ間違い無いんじゃないかな?と思います。

と、序盤こそ、電撃復活で話題を浚った、ランス・アームストロングの動向も話題に成りましたが、
結果今年は、コンタドールの一強みたいな感じで終わりました。
(ランスの38歳で3年振りの現役復帰で総合順位表彰台入りと言うのも十分驚異ですが)

それよりも、来年の方が、チームの再編成や移籍が多く、
ヴィノクロフやラスムッセン等の名選手の謹慎が解け復活する。
と言う話も出てますので、今年よりも盛り上がりそうなので、
今から楽しみです。


ひとまず本格自転車ロード観戦は、ブエルタまでお預けですね。

花火とサイクリング

2009年07月26日 23時22分35秒 | サイクルスポーツ
久々のサイクリング。
ツールも、今日でプロトンがシャンゼリゼに到着。
日本人がシャンゼリゼと言うのは感慨深い。

サッカーの日本代表が、ワールドカップに初出場を決めたのと、
同じ位凄い事だと思います。

サイクリングでは、ツールのお祭りゴールを見る為に、
早めに出発。
その早目の行動が、思わぬ副産物を齎した。

今日も多摩川へ出かけたのだが、途中、近くの某競馬場で、
今日は花火大会だったみたいで、ちょうど近くを通った時に、
花火も見れました。

ただ、近所の住人だか、穴場狙いの人達が、
サイクリングロードを塞ぐ様に大挙して陣取ってるのは、
危険なので止めて欲しい。
子供とかを平気で走り回らせて居るし…

本当、危ないので止めて欲しいです。お願い致します。


ツールの総括話はまた後日。

イングリッシュパブHUB

2009年07月15日 16時08分23秒 | サイクルスポーツ
そう言えば、ダイエット現状維持段階に来た。って事で思い出したけど、
今、イングリッシュパブHUBでは、Jスポーツのツールドフランス ライブ放送と
コラボしてて、この期間はツールフェアをやってるんですよね。

って事で、週末にHUBに行って飲むと、自転車馬鹿の溜まり場と化して、
ツールを観ながら酒が飲めると言う、最高のシチュエーションなんです。

なので、久々に今週の週末(金曜)とかは、HUB吉祥寺店で飲みたいもんですな。
現在、一緒に飲んでくれる人が居ないので、誰か仕事帰りにでも一緒に飲みませんか?
もし、我こそは!って人は、筆者まで連絡下さい。


英国風パブHUB

そろそろ…

2009年07月08日 12時20分19秒 | サイクルスポーツ
ツールで連日、日本人ライダーが活躍するのは良いんですけど、
そろそろこの影響でツール(決してロードレース全般じゃ無い)を見始めた、
ニワカな人達が、正直ウザく成って来た…

サッカーでもそうだけどさ、なんでニワカ(ミーハー)な人達って、
半端な知識で語ろうとするんだろうね。

語るのは良いんだけど、もう少し、ちゃんと観戦経験に基づいた知識を身に付けてから語って欲しいです。

そんな訳で、筆者もニワカと思われるのもあれなんで、
これからはあんまり、日本人日本人騒がない様にしたいです。

でもあんまり日本人が活躍し過ぎるのも問題ですね。
だって、Jスポーツが持ってるツールの独占放送権って、
今年が最後なんですよね。

普通に更新出来れば良いけど、馬鹿な地上波民放が高額で放映権を強奪とかしたら、
目も当てられない。

選手の名前もロクに覚えられない核澤とかが、「絶対に負けられない戦いがそこには有る!」
とかやっちゃったら、本当に辟易としてしまいますね。


それにしても、ランスアームストロングがマジでマイヨジョーヌを狙ってきたのにはビックリ!
本当にチーム内での、ランスとコンタドールの、エースの座を巡る確執が勃発しそうです。(既にしてる?)

筆者がツールに嵌った頃の、ベルナール・イノー氏と、グレッグ・レモン氏の確執を彷彿とさせます。

ツール第3st フミも大活躍

2009年07月07日 16時07分47秒 | サイクルスポーツ
何と、二日連続で日本人がリザルト入り!

一昨夜の新城の5位入賞に続き、別府も8位入賞しちゃいました(笑)

これは、スプリントで8位に成った訳では無いので、
8位に成った事自体は、実はそんなに凄い事じゃ無いと筆者は思ってます。

それより凄いのは、チームコロンビアハイロードが、南仏のミストラルを利用した、
集団引き千切りミストラルアタック!の攻撃に乗って、
先頭集団に生き残った事、それ自体が凄い事だと思ってます。

このアタックは、もちろん本気のアタックなので、
名の有る選手でも、集団途中で、中切れを起こされたら、
ひとたまりも無いヤバイ攻撃です。

なので、ツールを完走出来ない(タイムアウトでリタイア)様な、
実力が無い選手では、絶対について行けない様な攻撃なのです。

それに耐えて、ハイロードと同じ先頭集団に生き残ってゴールした。
と言うのが、本当に実力が有る証明に成るので、
この生き残った。って事自体が凄い事です。

その少なくなった集団内では、スプリンターの数は限られるので、
集団内に居れば、リザルトで良い成績を残せる可能性は、
プロトンでのスプリントゴールよりも格段に上がるので、
やはり8位に成った事より、前に残った事を筆者は評価したいです。

それにしても、2日続けてツールのリザルトに日の丸が出てくる。
って言うのは、本当に感動ものです。

これだけ日本の選手が活躍してくれると、
後はドイツの悪魔おじさんや、アメリカのテキサス野郎(シアトル出身)みたいな、
日本人名物観客が登場してくれたら、面白いですね。

プレネーとかアルプスで、袴を履いて、日章旗を振りながら、
「アレ!アレ!」でも無く、「ベンガ!ベンガ!」でも無く、はたまた「ゴーゴー」でも無い、
「頑張れ!頑張れ!」と応援する”侍おじさん”が登場してくれたら最高です。

フランス人は、日本の侍とか、忍者とか、アニメ(笑)が大好きなので、
絶対人気者に成れると思う。

新城幸也、ツールでいきなりポイントゲット!!

2009年07月06日 02時15分31秒 | サイクルスポーツ
凄いよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

多分、日本中のサイクルロードレースファンは、皆この話題で大興奮だと思います。

筆者も、展望記事で、逃げで目立つより、マイヨヴェールのポイントゲットの方が凄いし、
マイヨヴェールのポイントリザルト(10位以内)に載ったら、おしっこちびります。
って書いたけど、まさかマストスタート(通常のレース形式)初日で有る、
弟2ステージのゴールスプリントで、行き成り5位入賞しちゃうなんて思わなかった!!

ツールのリザルト表に、日の丸の表示が有った時には、本当に夢じゃ無いか!!??
って思いましたよ。
でも、本当なんだよね!!

このステージで、ダニエレ・ベンナーティや、トム・ボーネン、ジュリアン・ディーン、スチュワート・オグレディー等、
世界TOPレベルのスプリンター選手が、リザルトを残せない状況での5位って言うのも凄い!
このままコンスタントに、平坦ステージで結果を残せば、そしてパリ、シャンゼリゼ大通りまで辿り着ければ、
本当にマイヨヴェールのランキング表に名を連ねた状態で、ゴール出来るかも知れない。
そう成れば、本当に世界を代表する有数のスプリンターの一人と言っても良い存在に成れるね。

レース終盤で、ブイグテレコムの絶対的エースである、ヴォクレールが、
幸也の為に前を引いてアシストして居るのを見て、本当にチームのスプリントエースなんだな!?って実感した。
あのヴォクレールに前を引かせちゃうんだよ??
ヴォクレールと言えば、2004年のツールで、一番長くマイヨジョーヌを着た若い男として、
一躍スターダムにのし上がった男だ。
その男にアシストさせちゃうんだから、凄いよ。
それでポイントゲットって言う、しっかり結果を残すんだもの。

ロードレースに疎い人も多いと思うので、
逆に知識が深い人が多いと思うサッカーで、
この凄さを例えるならば、中田英寿氏がセリエAデビュー戦の、
対ユベントス戦で、いきなり2ゴールでデビューした!
位の衝撃が有ります。

それ位凄いです。

もう感動です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1111

ツール ド フランス2009 筆者的展望

2009年07月03日 13時14分26秒 | サイクルスポーツ
まずは、祝!日本人選手二人もの出場決定!!!!!

これは一番最初に書かなければ、イケナイでしょう。
B BOXブイグテレコムの新城幸也選手と、
スキルシマノの別府史之選手の二人が、見事ツールドフランスに出場を決めました。

戦前の川室競氏
96年に今中大介氏が出場して以来ですが、
それに次ぐ選手、と言う事だと、
なんだ、日本人初では無いのか…
と、そんなに凄い事でも無い印象を与えてしまうかも知れませんが、
こう言うと、前出のお二人に悪いですが、
川室氏は、まだ戦前と言う事で、ツールの出場条件も緩く、
フランスのスポーツ事情に明るい人が、思い出作りに参加してみた、
的な感じがしますし、近代ツール初出場と言う事で、
注目されて居る今中氏も、スポンサー絡みの大人の事情で、
話題作りにねじ込んだ。的な印象が有り、
実際、実力がツール出場と言うレベルでは無かった為、
タイムアウトでリタイアしてます。

ですので、今回の二人は、そう言う大人の事情とは別の、
実力で初のツール出場と言っても良い存在です。
しかも、一度に2人も同時に出場ですよ!!
これは凄い快挙だと思います。

個人的には、新城選手には、直前で出場した全日本選手権
(サッカーで言う所の天皇杯みたいな物、真の日本人最強決定戦で権威を有る大会)
で、優勝して、真の日本人チャンピオンとして、
日の丸ジャージを着て日本人代表としてツールに出場して欲しかったですが、
(各国の選手権は優勝者には、その国の国旗を模したジャージが授与され、
その一年間、同一競技に出場する際は、一年間そのジャージを着て
レースに出場出来る権利が与えられる、UCIが世界各国の選手権を同一日に開催させ、
世界のTOP選手が、なるべくこの大会に出場出来るよう権威付けして居る由緒有る大会)
多分、ツール出場の彼は、いつも以上のマークをされて居るので、難しかったのでしょう。
優勝は、西谷選手に渡ってしまいましたが、
それでも、今回の二人選手は、共に元日本チャンピオンとして、
ジャージの襟や袖口に、日の丸を入れたラインを入れる権利
(各国の元チャンプは、一生、ジャージの一部に、国旗のワンポイントを入れられる
権利を与えられる)
を持っているので、元日本王者としての証を表してツールに出場出来るので、
二人で日本代表って事に成るので、いつも以上にツールを見るのが楽しいです。

さて、レースの展望ですが、まず今年はコースが面白いですね。

スタートが、F1グランプリで有名なモナコですよ!モナコ!!
この、モナコのF1モンテカルロを殆ど踏襲する様なコースの個人タイムトライアルで、
レースは幕を開けます。
それだけで興奮です!

その後、地中海の海岸沿いを西行して、国境も越えちゃいます。
で、ツール ド フランスなのに、何故かバルセロナまで行っちゃいます(汗)
その後、北上してピレネーを超え、更にアルプスで決戦!
と言う、熱いコース設定です。

今年の(マイヨ ジョーヌ)優勝予想は、ガチガチで、アルベルト・コンタドールでしょうね。
なによりアシストが豪華過ぎます。
普通に、他のチームではエースを張れる選手が殆どのアシストですし、
本人の実力も申し分無いです。

対抗馬は、昨年2位で涙を呑んだカデル・エヴァンスだと思っていたんです。
昨年よりもアシスト陣が強力に成りましたから、
しかし、そのアシストの柱の一人が、過去のドーピング前科が発覚して出場停止に…
これが痛いので、他のライバルとどっこいな印象です。

他は、アンディー・シュレクですが、こちらはアシストは豪華なのですが、
本人がどうかな?と言う印象が有ります。
ツール ド スイスでの遅れは、筆者には三味線を弾いた様には見えませんでした。

意外と頑張りそうなのが、リクイガスの総合系の選手誰かです。
誰かと言うのは、まぁ総合系の選手が多いので、筆者には誰がエースに成るか絞れません。
これはチームオーダーに任せるしか無いのですが、
しあkしチームが強力なので、下手をすると「船頭多くて…」に成る可能性が有りますが、
かみ合えばかなり強力だと思います。

他にチームが強いと成ると、ケースデパーニュですが、
こちらは本来のエース、バルベルデが出場出来ないので、
エースはオスカル・ペレイロに成るのでは?と言われて居ますが、
オスカル・ペレイロが一番好きな選手な筆者が言うのもなんですが、
筆者的には、ルイスレオン・サンチェスをエースにした方が良いと思います。
一番伸びてる選手だし、コンタドールの親友にしてライバルですから、
彼とのデッドヒートを見たい気がします。

あとは、ジロを制したデニス・メンショフ。
それと、大量補強をしてそのエースと成ったウラジミール・カルペッツ
等が続く展開と成りそうですね。

各賞ジャージで言うと、マイヨヴェール(ポイント賞)は、
ぶっちぎりで、マーク・カベンディッシュでしょう。今年は。

マイヨ ア ポア ルージュ(山岳賞)は、一番予想が難しいです。
今年は目立ったクライマーが出場して居ないですが、
筆者的に一人挙げるとすると、エウスカルテルのエゴイマルチネス・エステバンが来そうです。
チームのホームで有る、ピレネー山脈セクションでのアタックが有れば、
完璧ですね。

マイヨ ブラン(新人賞)
年齢のデータが良く判らないのでアレですが(苦笑)
若手で総合力が有る選手で思い付くのは、ロマン・クリイジガーかな?

そんな感じです。


兎に角、今年は日本人が二人も出場!
是非二人には余裕でパリ シャンゼリゼまで辿り着いて、
今中大介超えをして欲しいです。
筆者的には、怪我じゃ無いリタイアは、出場した事には成らないですから、
是非完走して、実質日本人初ツールを達成して欲しいです。

完走が第一ですが、新城とかは、スプリンターとしてチームから
レギュラー扱いで出場を決めたのですから、ゴールで1pでも良いので、
ポイントを獲って欲しいですね。
マイヨ ヴェールのランキングなんかに名を連ねたりしちゃった日には、
おしっこチビっちゃいますよ!!

とにかく今年のツールは色々楽しみです!!!!!!

ツール ド スイス2009 総括

2009年06月22日 19時53分49秒 | サイクルスポーツ
今年のツールドスイスは、劇的でしたね。
優勝したのは、スイスの英雄、ファビアン・カンチェラーラー!

しかし、スイスの英雄とは言っても、それは06年07年の世界選手権連覇や、
北京オリンピック、ロード個人タイムトライアルで金メダルを獲得した様に、
タイムトライアルでは絶対的な存在だから、と言う意味で、
決してステージレースの総合優勝を狙える様な選手では無いのです。

そのカンチェラーラが、山岳も何とかこなして、地元のビッグレース、
と言うより、この大会はツールやジロ、ブエルタ等のグランツールに次ぐ、
と言う権威と規模&難易度を誇るステージレースなので、
その由緒有る大会を、地元の英雄が総合優勝を果たした。と言うのは、
スイス国民にとっても、カンチェラーラ本人にとっても、特別な物が有ったに違いありません。

実際、解説の栗村さんが言ってましたが、スイス国民は、自転車競技に関しては、
比較的大人しい国民性だ。
との事ですが、最終日の個人タイムトライアルで、カンチェラーラの逆転優勝が、
ほぼ確実に成ったら、沿道に詰め掛けた観衆の凄い事凄い事!

まさに、「スイス人がベルギー人に成った日」と言う栗村さんの表現も納得の光景でした。
(ロードレース界では、ベルギーは、サッカーで言う所のブラジルみたいな存在です)

優勝の瞬間も、カンチェラーラの喜びは凄かったし、
表彰式の観客の、ファビアンコールとかも凄かったなぁ~…

このレースは、いつも放送時間が始まるのが午前様で、
正直キツイんだけど、観続けて良かったなと思いました。
その他にも、来月から始まるツールドフランスに向けた期待の選手の動き等も有って、
今まで観た中で、一番面白いスイスでした。

6/15 朝 67.4kg

2009年06月15日 16時50分06秒 | サイクルスポーツ
ご飯を食べたのにサイクリングが出来なかった。
と言う割には、抑えられたんじゃないかな?
と思います。

リカバリーの為に今日は固形物ほぼ断食。

朝:ココアミルク
昼:ドクターペッパー
夜:チョコチップスティックパン(予定)


今にも雨が降りそう…
予報では21時過ぎからなんだけど…
何とかサイクリングタイムまでは持って欲しい。


それにしても腹が減った。
でも、お腹を空かすと、
色々な物が健康的に食べたい欲求が出て来るので、
「生きてる!」と言う実感は、
いつもより強いと思います。