◇◆◇帰って来た嗜好の隠れ家blog◇◆◇

嗜好な事や色々の思った事を再び書き連ねます。

TOMBI 2/21@溝口ハレノヒ アコースティックワンマンLIVE

2015年02月28日 02時03分23秒 | 音楽
LIVE参戦から一週間経ってしまいましたが、久し振りのTOMBIが良かったのでBLOGにしました。

TOMBIライブは実に4年振りです。

前回が初体験で、2011年一月のモアイ&カピイでの十何周年記念ライブ週間の一環として行われた、TOMBIと西城生馬&MONOLiTHの2マンLIVE以来でした。
前回観に行った以前までは、まだ正直TOMBIに嵌ってたと言うテンションでは無かったのですが、その日は元Jiænメンバーだった方々がそれぞれ所属するバンド同士の対バンと言う事で、Jiænのその後を堪能する。と言う意味で観に行ったのですが、このライブでTOMBIにも嵌りましたね。
この時点ではまだアルバムも2ndしか持って無かったのですが、1stアルバムもiTunesで購入して、そして近年発売された3rdアルバムも速攻で買う程好きに成りました。

ただ、筆者は生来の出不精と言いますか、TOMBIが基本的に神奈川県の南側や東海地方で多く活動して居る為に、ちょっとした遠征に成ってしまうと言う事も有って、なかなか行けませんでした。
偶に東京でLIVEが有っても予定が入っていたりと、難しい状況でした。
そして今回、神奈川県だけど比較的地元っぽい溝の口(実際には高津に近い)でフルメンバーでLIVEが有ると。しかも筆者の予定もバッチリ!と言う事で、急遽久し振りのTOMBIを堪能しに行っちゃいました。
メンバーさんとはfacebookで交流させて頂いて居ると言う事も有り、そんなに久々感は無かったのですが、冷静に考えると丸4年と、随分と不義理をしてしまいました。
お店のハレノヒと言う場所は、住所は溝の口ですが、地域的には一駅渋谷側の、高津駅が近い様です。
お店は落ち着いた感じのカフェバーです。
軽い音楽演奏はしてるみたいですが、ご近所の生活環境も有ってアコースティックと言う形でした。

TOMBIをずーっと観たかっただけ有って、久々に観たTOMBIは良かったです。
アコースティックとの事で、KANさんがアコギ、ドラムのユッキーさんがパーカッションと言う編成でしたが、イワッチさんとヒデルさんのギター&ベースはエレキで。
4人編成なので通常と遜色無く楽しめました。

今回は初ワンマンと言う事で、ジックリTOMBIを堪能出来て最高でした。
あと、ライブって演奏を生で観れるので、演奏で曲の印象が普段のCDと違って感じれるのも良いですよね。
今回のライブで、特にそれが思ったのが、それまでCDでは余り注目して無かったのですが、「風呂」って曲が凄い好きに成りました。
曲のタイトルが「風呂」って事で、タイトルだけだと色物なイメージを受けるのが注目して無かった原因なのかな?と思ったのですが、曲調とメロディーがキャッチーですよね。と言うのを生で聴いて改めて再確認。
そして「邪魔しないで!邪魔しないで!♪」のところで、ヒデルさんのベースがKANさんのメロディーにシンクロする所とか凄い好きです。
あとギターソロ!イワッチさんはレゲエギタリストと言うイメージが強かったので、それまで余り印象に無かったのですが(筆者が全然ちゃんと聞いて無いのが問題)、ギターソロでは筆者が好きな速弾きな要素も有るギタリストさんだったんだなぁ~と再認識。
他の曲でもギターソロではどれも格好良くて、イワッチさんのギター好きかも!?と認識を改めました。

ライブ全体としては、KANさんのVIP客さんがMCにちょいちょい絡んで来たり、そのVIP客のお連れさんがノリノリで曲の途中で踊り出しちゃったりとか、予定調和じゃ無い盛り上がりも有って楽しかったです。
筆者的なツボは、いつもクールにベースを刻むヒデルさんが、VIPお連れさんの弾けっぷりがツボに嵌ってしまうのか、時折ニヤニヤと失笑してる様子が面白かったです(笑)(それでも指は乱れずにリズムを刻んでるのは流石ですね)

お店も落ち着いた感じのお店でたっぷりTOMBIを堪能出来ました。

今回はたっぷり時間が有ったのと、小規模会場と言う事で、メンバーの方々ともジックリめでお話させてさせて頂く機会も有ったのも良かったです。

KANさんは会場到着後直ぐに筆者がJiæn時代からのファンだと認識して頂けて、当時の横須賀バンド事情とか、三多摩でやりたいライブハウスの話等、色々お話を聞かせて頂きました。
バンドマスターのユッキーさんには、TOMBI結成の経緯とかを教えて頂きました。TOMBIが一番永くやってるバンド。と言うTOMBI愛の話も聞けました。
ヒデルさんも筆者がJiænファンだったと知ってて頂けてたので、Jiænの初代ベーシストとして、ヒデルさん所属時代のLIVE録音の存在や、ヒデルさん所属時代からのJiænの代表曲を教えて頂けました。もう感激です。

そんな感じで、今後も機会が有ればTOMBIを観に行きたいと思います。

ドラマーKAZI生誕祭3マン「WALK WITH ME」@2/5高円寺HIGH

2015年02月27日 15時32分45秒 | 音楽
ライブ自体は2月上旬でしたが、記事を書くのが大変遅くなりました…(汗)
筆者が大好きなドラマー梶原幸嗣さんの誕生祝いイベントと言う事で、
KAZIさんがドラムを叩く3バンド

THE JUNEJULYAUGUST
PLASTICZOOMS
HUMAN TAIL

による夢の競演3マンLIVE!
KAZIさん的には長丁場のワンマンLIVE!
って事で、KAZI祭りを堪能しに最近は一番出没率が高いんじゃないの?
って言うライブハウス、高円寺HIGHへ行って来ました。

それぞれ全然音楽性が違うんですが、これぞれが個性的で格好良い3バンド。

トップバッターはHUMAN TAIL
KAZIさんがREDЯUMを解散してから一番長く活動して居るバンド。
ボーカルの窪洋介さんは、90年代初めからのKAZIさんの親友で
90年代半ばにはBLOODY IMITATION SOCIETY → BAD FISH のボーカリストとして
これまた私の好きなギタリスト元マッドカプセルマーケッツや元ダイインクライズ
として活躍され、現在もラルクのTETSUYAバンド(Juicy-Bananas)や、
マッドのTAKESHIソロプロジェクトAA=のメンバーでもある児島実(室姫深)さんや、
元Jiænのドラマー伏原浩(FUTCH)さん、現VAMPSサポートや現特撮メンバーの有松博さん
と一緒にメジャーで活躍されて居た実力派!
ギターのノスケさんはKAZIさん曰く「ヘンテコギター」を奏でる個性的でユニークな
ギターの音色を出す。
ベースの蝶名林さんは妖艶な感じの雰囲気(GLAYのTAKUROさんとHISASHIさんを足して2で割った様な)だ。

音楽性はミクスチャーロックって言っちゃうと簡単なんですけど、そんな簡単な形容では
収まりません!
個性的で凄いクセが有るんだけど、聴いてるとそれが堪らずクセに成ると言う面白いバンドです。
一曲目が新曲の「神の骨」と言う曲だったのですが、それまでのHUMAN TAILには無い幻想的な曲で、新境地を切り拓いた感じで良かったです。

二番手がPLASTICZOOMS。
80年代を思わせるテクノなバンドで、ピコピコサウンドが大好きな筆者には堪りません!
KAZIさんがサポートで叩き始めてからのニューアルバムが本当に80年代テクノPOPみたいで大好きなんですよね。
(具体的に言うと、イエローハットのCM音楽みたいなのを想像して頂けると解り易いかも)
テクノのピコピコサウンドなので、普通はドラムも打ち込みにするのがセオリーだと思うのですが、そこをKAZIさんの生ドラムでサポートして貰ってると言うのも、このバンドの心意気を感じるしKAZIさんの正確なドラムテクニックを堪能出来て良いです。

そして大トリがTHE JUNEJULYAUGUST
ZIGZOやnil、インディーズ電力、古くはガクト前のマリスミゼルと、凄い活動をされてる
高野哲が率いるこのバンドは安定で流石のクオリティー。
申し分無いパフォーマンスなので敢えて多くは書きませんが、この日はKAZIさんのイベントって事で、
ジュンジュラのお客さんは、高野哲さん目当てで来てる方が多いと思いますが、この日は
哲さんがMCやステージングでKAZIさんを凄いフィーチャーした感じでKAZIさんを立ててくれてた様子が二人の友情を感じて良かったです。

終って、お客さんが知らないそれぞれのバンドに新しく触れて嵌った的な感想がチラホラ耳にしたので
そう言うのもKAZIナイトとして大成功だったなぁ~と思いました。
この日DJをされてたKAZIさんの尊敬する先輩、高橋浩司さんとも、高橋さんが元祖のARBベスト10を筆者もやってみました。な話等、ARB話を色々させて戴けたのも嬉しかったです。

此処でちょっと本題から逸れるんですが、この日とても嬉しかったのは、HUMAN TAILの
ヴォーカル窪洋介さんとお話させて戴けた事でした。
ライブ後に窪さんはHUMAN TAILの物販コーナーでCDを手売りされてて、今までも何回か
話し掛けられるチャンスは有ったのですが、まぁ窪さんは見た目が厳ついので、ビビっちゃってたんですよね(汗)
でも今回、数ヶ月前に筆者のお勧めでHUMAN TAILを凄く気に入って戴けた方が居て、
手売りしてるCDもわざわざバンドメンバーに連絡して通販で購入してくれた方が居ました。
そんなCDエピソードを交えつつ話し掛けさせて戴き、「冒頭の新曲凄く良かったです」
と伝えると、「新曲だったって知ってるって事は、何回か観に来てくれてるの?」
って言う話題から「何でうちのバンド知ったの?」と言う話題に成り、
以前、窪さんとKAZIさんが打ち上げで「俺達二人が今一番再結成して欲しいバンドはJiænだね!」
と言う話で盛り上がった。って言うKAZIさんのblogを読んで知りました。
と伝えると、「まさかのJiænから!!」と大変驚かれると共に喜んで戴き、
窪さんは横須賀が地元と言う事で、西城生馬さんを「俺にとっては神様」と凄く尊敬されて居て、
横須賀時代の生馬さんとの思い出話も色々としてくれました。
それと、生馬さんがBLOODY IMITATION SOCIETYでゲストボーカルで参加してる曲が有るとか、
筆者はそのCDを持ってるのに全然知らなかったので大興奮でした。
あと、一月に横須賀モアイで見た生馬さん最後のステージ映像が有る事も御存知な様で、
窪さんも自分達のステージで生馬さん最後のシャウトを見れなかったと言う思いが有り、
この映像をどうしても見たいと仰って居たのが印象的でした。
あと「誰からも声を掛けて貰えなく成ったら引退かな?って思ってたんだけど、
KAZI君に声掛けて貰った時は本当に嬉しかった。」とも仰ってて、KAZIさんからも窪さん愛が伝わるし、
(この日も、自分の誕生日イベントなのに、終盤挨拶で自分の誕生日そっちのけで、前日誕生日だった窪さんの誕生日を祝ったりとか)
この話を聞いて、二人の20年の友情にも心が凄く温まりました。

梶原幸嗣さんと言うドラマーを初めて知ったのは、筆者が大好きなバンドが凄い好きだったから、
って言う凄い不純?って言うか変化球な理由で知ったけど、実際の音を聴いたらドンドン
その繊細で大胆で多彩なリズムに嵌って行ったし、KAZIさんが関わるバンドも色々知る事が出来ました。
今では一番好きなドラマーと言っても過言では無いです。
そんなKAZIさんの現在の活動集大成的なKAZIナイト、最高に良かったです。