4つのL(生きて・愛して・学んで・捧げる)

名著「7つの習慣」を読む中で、想い・気づき・決意を綴ります。(※個人の感想のため、本の正しい解釈と異なる場合があります)

農場の法則

2016-03-03 07:31:13 | 7つの習慣
「7つの習慣」に出てくる概念は全部が重要ですが、その中の一つに「農場の法則」があります。

"農場に一夜漬けは通用しない"

"蒔いたものしか刈り取れない。そこに近道はない"

というもので、人の行動や人間関係も「農場の法則」が働いていると説いています。

私たちは、とかく早めの結果を欲しがり勝ちです。

このような考えを持つ人もいます。

"自分はもう若くないので、短期間で成功し、人生を一発逆転したい"
"自分には纏まったお金が必要で、即金を生み出せるビジネスに特化したい"

そして、成功に必要なテクニックだけを最短で実践して結果を出そうとします。

しかし「7つの習慣」では、テクニックでは成功は長続きしないとされています。

"二面性や不誠実など人格に根本的な欠陥があるならば、よしんば一時的にうまくいっても、それは長続きしない"
"真の誠実さや根本的な人格の強さが無ければ、厳しい状況に直面したときに本当の動機が露わになり、関係が破たんし、結局のところ成功は短命に終わる"

というのが「7つの習慣」が立脚する考えです。

健康、仕事、お金、恋愛、友情、その他どんな分野で結果を出したいにしても、そこには「農場の法則」が働いていることがわかると謙虚になれる気がします。

まるで農夫が自分の畑を慈しんで毎日の農作業を欠かさないように、自分が結果を出したい分野において、毎日その土壌を育んでいきたいものです。

即効性は無くても、その畑(自分が取り組んでいる分野)から、きっと豊かな収穫が得られるはずです。