4つのL(生きて・愛して・学んで・捧げる)

名著「7つの習慣」を読む中で、想い・気づき・決意を綴ります。(※個人の感想のため、本の正しい解釈と異なる場合があります)

主体的な生き方はポジティブ・シンキング以上のもの

2016-10-20 21:46:02 | 7つの習慣
昨日から風邪をひいてしまい、ブログの更新もままなりませんでした。

昨日の夕方から鼻水が止まらす、頭がずっとボーッとしているので、いつもの風邪薬を飲み、生姜蕩と高濃縮ビタミンCと大蒜を大量に摂取し、風呂で体を温め、できる限り寝るようにしています。

一度、風邪をひいてしまうと数日間、パフォーマンスが落ちてしまうので、時間ロスや機会ロスがもったいないのですが、罹ってしまったものは仕方ありません。

最低限の仕事だけして、後の時間は治すことに専念したいと思います。



さて、「7つの習慣 デイリー・リフレクションズ」10月20日の頁には、

"自分から動くのか、動かされるのか"という1行だけが書かれています。

【第1の習慣】"主体的である(Be Proactive)"とは、

・率先力を発揮する

・人生の責任を引き受ける

・感情を抑え自らの価値を優先させる

など、複数の意味が込められています。

"主体的である"ことと"ポジティブに考える"こととでは、意味が大きく違ってきます。

ものごとをポジティブに考える以上の意味が"主体性"にはあります。

私の解釈ではありますが、"ポジティブ・シンキング"というのはプラス思考と同じような言葉の響きがあります。

それに対し、"主体性のある人(【第1の習慣】が出来ている人)"は、

-置かれた状況を理解し受け止める

-状況をどうしたいか価値観に照らし合わせる

-価値観を優先させて責任ある選択をする

-率先力を発揮してその選択を積み重ねる

-選択の結果がもたらす責任も引き受ける

このような意味があるように感じています。


完訳「7つの習慣」の"自分から動くのか、動かされるのか"というチャプターには、

"P/PCバランスを生み出すには率先力が必要だ"

"「7つの習慣」を身につけるにも率先力が要る"

"主体性という筋肉は他の6つの習慣の土台となる"

"行動を起こすのはあなたの責任である"

"周りが動くのを待っていたら、あなたは周りから動かされるだけの人間になってしまう"

といった言葉が並びます。


人生とは不思議なものだと思います。

私自身のサラリーマン時代を振り返って思うのは、"自分の人生を生きないと、他人が決めた人生を生きてしまう"と言う教訓です。

他の人にとって、または組織によって都合のよい生き方というものは、自分が本当に生きたい人生ではないことが良くあります。

率先力というのは、毎日、自分の人生を生きるためには、必須アイテムだと思っています。

置かれた環境でめげない、悪い状況でも健気に頑張るには、ポジティブ・シンキングが必要でしょうが、その置かれた状況そのものを変えていく力は、主体性を発揮して、悪い流れじたいに逆らう必要があります。

主体的に生きて、人生の責任を取るということは、悪い状況下のまま最善を尽くすことではなくて、悪い状況そのものを変革する価値観と選択と行動を意味するように理解しています。