ソニーとＬＧは、犬猿の仲なのか・・・

　２０１１年３月３１日、ソニーの家庭用ゲーム機「プレイステーション（ＰＳ）３」のブルーレイディスクの関連技術が、韓国・ＬＧ電子の特許を侵害した可能性があるとして、オランダ当局が１０日間の輸入停止措置を取った。ソニーは２０１１年３月４日、「ＬＧ電子の主張は極めて不当で、裁判所への異議申し立てなどあらゆる対応を取る」とのコメントを出し、徹底的に争う構えのようである。ソニーとＬＧは、複数の特許で訴訟合戦を行っており、２０１０年１２月にはソニーが、携帯電話の特許を侵害されたとして米国際貿易委員会（ＩＴＣ）などに提訴した。ＬＧも２０１１年２月、ブルーレイディスクのほかテレビ、パソコンなどで特許侵害があるとしてＩＴＣに申し立てているほどだ。ソニーとＬＧは、犬猿の仲なのか・・・（佐々木和夫）　

最新鋭車両Ｅ５系「はやぶさ」・・・

　２０１１年３月３０日、東北新幹線の最新鋭車両Ｅ５系「はやぶさ」が２０１１年３月５日、営業運転を開始した。午前８時１２分に東京発の下り１番列車が到着すると、ホームに詰めかけた鉄道ファンらが一斉にカメラのシャッターを切った。しかし、出発前にホーム上から６０代の男性が線路に転落するアクシデントもあったが、けがなどはなく、７分遅れの同１９分に出発したのだ。鉄道ファンはいいけれど、熱狂すぎには気をつけたいものだ。はやぶさは振動や騒音を低減させるため、先頭車両のノーズ部分が低くとがっているのが特徴。最高時速は山陽新幹線Ｎ７００系と並ぶ国内最高の３００キロで、東京－新青森間が３時間１０分で結ばれ、２０１２年度末までに時速３２０キロまで引き上げられる計画である。ちなみに、本革製シートに弁当や飲み物の提供が受けられる「グランクラス」は先頭車両に１８席のみに設置。人気が殺到し、前売り開始と同時に初日分は約２０秒で売り切れたのだ。乗ってみたいものである・・・（佐々木和夫）　

丸山和也参院議員も都知事選出馬を検討・・・

　２０１１年３月２９日、２０１１年３月２４日告示の東京都知事選に現職の石原慎太郎知事の不出馬が固まったことで、石原知事４選を支援し、余勢を駆って菅政権を衆院解散に追い込もうとした自民党の戦略は事実上白紙に戻ったのだ。そうなると、知事の長男で調整を一手に引き受けてきた石原幹事長への批判が出ているのだ。谷垣総裁は２０１１年３月３日の記者会見で、都知事選の候補者擁立作業について「都連会長でもある石原幹事長が調整をしていくということだ」と述べるにとどめた。谷垣氏ら党執行部は、石原知事への働きかけを石原幹事長に一任しており、説得工作は幹事長ら少数の都連幹部が進めてきた。２０１１年２月下旬に不出馬の観測が出始めても、事情を把握していない谷垣氏らの間では「長男である石原幹事長を窮地に追い込むことはないだろう」との楽観論すら流れたほどである。石原慎太郎知事が不出馬になると、丸山和也参院議員も都知事選出馬を検討をしているが、さてどうなるのか注目される・・・東京マラソンで石原慎太郎知事の次男が出場したのは、不出馬の関係なのか・・・（佐々木和夫）　

２０１１年４月１０日に投開票される東京都知事選・・・

　２０１１年３月２８日、２０１１年４月１０日に投開票される東京都知事選で、進退を明言していない石原慎太郎知事（７８）が２０１１年３月４日、若手芸術家による作品展のあいさつで、「私は来年もうやめるから」などとうっかり口滑って発言したそうだ。すでに不出馬の意向を自民党側に伝えたことが明らかになっているが、公の場では「天皇陛下に聞かれても言えない」などと明言を避けてきただけに、現場にいた都庁関係者は「うっかり口が滑ったのでは」と驚きの表情を浮かべたようだ。そんなに東京都知事を辞めたいのか？発言があったのは、２０１１年３月５日から始まる作品展「ワンダーシード２０１１」のオープニングセレモニーの席上。審査員でもある石原知事があいさつの中で、出席する若手作家に激励の言葉を贈った後、「私は来年からもうやめるから。ま、審査員に残しておいてくれるかな」と話した。その後、不出馬表明かどうかとの報道陣の問いに対し、石原知事は「１１日にちゃんと言いますから」とも話し、都議会最終日で不出馬を正式表明する方針には変わりがないとみられるようだ。ちなみに自由民主党は、弁護士である丸山参議院議員を擁立する動きもあり注目されそうだ。石原慎太郎知事は今後、国政にでも転身するのか・・・（佐々木和夫）　

４大学の入試・・・

　２０１１年３月２７日、京都大や早稲田大など４大学の入試問題がインターネット掲示板「ヤフー知恵袋」に投稿された事件で、入試会場での監督態勢の甘さを問う声が出ているようだ。これは事件以前に指摘していたことであろう。逮捕された男子予備校生（１９）は「一人でやった」と供述しており、試験会場で断続的に携帯電話を操作していたとみられるが、試験監督らがこうした不審な動きを見逃していた可能性があるからだ。大学側は「不正防止に万全の態勢をとってきた」とするが、試験監督態勢の不十分さや、先端電子機器への対応の遅れを指摘する声もあるのだ。京大によると当時、受験生約８０００人に対し、監督約４００人を配置。受験生も椅子を一つずつ空けて座らせるなどしており、京大幹部は不正発覚直後の会見で「十分な数の監督を置いていた」としていたが、長年、センター試験の大学責任者を務めていた６０歳代の国立大学の元教授は、「監督の数が多ければいいというわけではない。試験監督を『雑用』と呼んではばからず、いいかげんにやる教員も多い」と証言がある。逮捕された男子予備校生（１９）はこの弱点を突いたものであろう。大学内にも何か問題があったのだろう・・・（佐々木和夫）　

試験中の入試問題投稿は立派な犯罪です・・・

　２０１１年３月２６日、京都大学などの入試問題が試験中にインターネットの掲示板に投稿された事件は、２０１１年３月５日で発覚から1週間。逮捕された仙台市の男子予備校生（１９）は京都府警の調べに、京都大学入試会場で携帯電話を操作し、１人で試験会場から投稿したと供述している。京都府警は単独で投稿したとの見方を強めており、今後は携帯の通信記録や１人で実際に投稿可能かを再現して検証するそうだ。京都府警によると、予備校生は２０１１年２月２６日の京大文系の英語入試で、和文英訳の試験問題2問をインターネット掲示板「ヤフー知恵袋」に携帯電話から投稿した疑いで逮捕されたものである。捜査関係者によると、予備校生は試験中に自分の席から、股の間に携帯電話を隠し持ち、ネット掲示板に書き込んだと説明。試験官から見えにくい席に座っていたといい、府警は、供述通りの方法で投稿が可能だったかを再現する検証を実施する方針であるが、大学側は、不正答案特定し、入試結果無効にする模様である。不正答案は、刑法の偽計業務妨害罪に当るので決して不正は行わないように・・・試験中の入試問題投稿は立派な犯罪です・・・（佐々木和夫）　

賃貸マンションの更新料・・・

　２０１１年３月２５日、賃貸マンションの更新料を徴収する契約が消費者契約法に反するかどうかが争われ、高裁段階の判断が分かれた３件の訴訟で、最高裁第２小法廷（古田佑紀裁判長）は、借り主と貸主側の双方から意見を聞く弁論を２０１１年６月１０日に一括して行うことを決めた。弁論を経て判決で統一判断を示すことになるようだ。これは、借り主側は「中途解約しても返還されず、家賃の二重取りに当たる」などと主張。「消費者の利益を一方的に害する契約は無効」と定めた消費者契約法に違反すると訴え、貸主側に支払い済みの更新料返還を求めたものの訴訟である。更新料が設定されているマンションは全国で１００万戸以上とされる。国土交通省の１０年の調査では、全国の貸主の２３．５％が採用している。首都圏や京都で設定率が高く、賃貸契約で「家賃の１カ月分」などと定めて更新の際に借り主が貸主に支払うシステムである。２００９年８月の大阪高裁判決は「更新料の目的や性質が明確でない」として違法と認定。同２０１０月には同高裁の別の裁判長が「更新料がなければ賃料が高くなっていた可能性がある」として適法としたが、２０１０年２月には、さらに別の裁判長が違法判断を示している。さて、最高裁はどうなるのか、注目される・・・（佐々木和夫）　

新型車両Ｅ５系「はやぶさ」がデビュー・・・

　２０１１年３月２４日、１９８７年に国鉄から業務を引き継いだ。新幹線高速化やサービス向上、ＪＲ東海のリニア新幹線整備などを進めているが、２０１０年１２月に全線開通した東北新幹線東京－新青森間（７１３．７キロ）に２０１１年３月５日、新型車両Ｅ５系「はやぶさ」がデビューしたのだ。新青森駅では三村申吾青森県知事らによるテープカットが行われた。午前６時１０分、乗客を乗せた東京行き上り一番列車「はやぶさ４号」が発車した。座席はもちろん満員であった。「はやぶさ」にはファーストクラスに当たる「グランクラス」（１８席）が設けられていることが特徴。背もたれが４５度曲がる電動式シートや、専任のアテンダントによる飲食のもてなしがある。グランクラスを含む定員は１編成（１０両）で計７３１人である。グランクラスはまるで、航空機のファストクラスの座席のようだ。「はやぶさ」は東京－新青森間を最高時速３００キロで走り、「はやて」よりも１０分早い最短３時間１０分で結んだ。東京－新青森間を１日２往復、東京－仙台間を１往復する。１３年春には最高速度を国内最速の時速３２０キロに引き上げ、東京－新青森間を最短３時間５分で結ぶ予定である。しかし、本数が少ないな・・・（佐々木和夫）　

金一族は、中東情勢を恐れているのだろう・・・

　２０１１年３月２３日、最近、北朝鮮が連日、メディア論評を通じ社会主義体制の優位を強調している。中東情勢には触れていないが、中国との国境地域では固定電話や携帯電話が通じにくくなったとの情報もあり、当局がチュニジアの「ジャスミン革命」の波及を懸念、思想引き締めや情報統制を強め始めた可能性もあるようだ。チュニジアの「ジャスミン革命」の波及は中国にも及び、北朝鮮政府は思想引き締めや情報統制を強めているのが現状であろう。平壌では近く、青年組織を動員した政治集会も予定されている。同集会が計画されたのは１月初めで「ジャスミン革命」とは直接の関連はないとみられるが、中東情勢を受け、思想引き締めが進められることが狙いであろう。金一族は、中東情勢を恐れているのだろう・・・（佐々木和夫）　

カダフィ大佐・・・

　２０１１年３月２２日、リビアの国営テレビが２０１１年２月２２日に放映したカダフィ大佐の演説で、出国情報を否定し退陣を拒否したのだが、その独裁ぶりから「砂漠の狂犬」の異名を取るリビアの最高指導者カダフィ大佐には、「官能的な金髪」の白衣の天使がそばに寄り添っているらしいのだ。内部告発サイト「ウィキリークス」に流出した米政府公電の中に「カダフィ大佐はウクライナ人の看護婦に頼り切っている」との記述があったようだ。狂犬の素顔を知る女性とは『官能的な金髪女性』と称されるウクライナ人看護婦、『ガリーナ・ＸＸＸＸＸＸＸ』さんに頼り切っていて、大佐は彼女なしでは旅行もできないほどである。大佐とこの３８歳の女性は恋愛関係にあるという。しかし、最高指導者カダフィ大佐はリビアの国王だな・・・４１年前のリビア革命のような運命にさらされるかもしれないであろう・・・（佐々木和夫）　

リビアの最高指導者カダフィ大佐・・・

　２０１１年３月２１日、ロイター通信などは２０１１年２月２６日、リビアの最高指導者カダフィ大佐派の治安部隊が首都トリポリの一部地区の防衛を放棄したと報じた。現地は反体制派の市民らが掌握、バリケードを築き徹底抗戦の構えで、騒乱がカダフィ氏の足元に迫った形だ。首都をめぐる「最後の戦い」を前に情勢は緊迫の度合いを強めているのだ。カダフィ政権と対立し、司法書記（法相）を辞任したアブドルジャリル氏は２０１１年２月２６日、北東部ベンガジで暫定政権を率いる意向を地元メディアに表明。一方、カダフィ氏の次男セイフイスラム氏はテレビ局のインタビューで、東部をリビアから「切り離すことはできない」と述べ、政権維持への決意を示したのだが、今後はどうなってゆくのか注目される・・・（佐々木和夫）　

防火服など８点（４万７千円相当）が盗まれている・・・

　２０１１年３月２０日、２０１１年２月２７日午前４時４０分ごろ、仙台市若林区上飯田天神の市消防局若林消防署六郷出張所で、防火服など８点（４万７千円相当）が盗まれているのに職員が気付き、１１０番したのだ。仙台南署によると、出張所の出入り口は施錠されていたが、通用口のガラスが割れていた。防火服上下のほか制帽や手袋、現金４千円が入った手提げ金庫がなくなっていた。午前２時５５分ごろから全職員が火災現場に出動していたという。しかしネットオークション等に流れる可能性もあり、警察はそこについても警戒している・・・（佐々木和夫）　

ニュージーランド大地震・・・

　２０１１年３月１９日、２０１１年２月２１日のニュージーランド大地震発生から６日目の２０１１年２月２７日、関西国際空港では、クライストチャーチで語学研修などに参加していた多くの学生たちが帰国した。到着フロアでは「帰国できてよかった」と無事を喜び抱き合ったり、安心して泣き出す女子学生の姿もあった。オークランド発のニュージーランド航空便で帰国したのは、同志社女子大（京都府京田辺市）の女子学生２８人や龍谷大（京都市伏見区）の男女４人。ホームステイ先などで、ホストファミリーらとともに避難生活を過ごしたというのだ。無事であってほしいと祈りたい・・・（佐々木和夫）　

試験中にインターネットの質問サイトに不正投稿・・・

　２０１１年３月１８日、京都大などの入試問題が、試験中にインターネットの質問サイトに投稿された問題で、同じハンドルネームの人物が、早稲田大の入試問題も投稿していた疑いのあることが２０１１年２月２７日、分かったようだ。文部科学省は同日、同様の不正が行われたとみられる同志社、立教を含む私立３大学に対し、事実関係を調査して報告するよう求めたのだ。投稿された疑いがあるのは、２０１１年２月１２日に行われた早稲田大文化構想学部の英語の入試問題で、投稿者のハンドルネームは、京都大や同志社大、立教大と同じ「ａｉｃｅｚｕｋｉ」である。予備校のサイトによると、早大の入試問題は、漫画と小説、映画に関する英語の長文を英語で要約する内容だった。投稿時刻は２０１１年２月１２日午前１１時０８分。携帯電話から投稿したことを表示するマークが付いており、２０１１年２月１２日１１時１２分と１２時４１分に、別々のハンドルネームから二つの回答が寄せられたようだ。不正でもをしてでも大学に入りたいのか・・・ろくな人生にならないよ・・・（佐々木和夫）　

東京マラソン・・・

　２０１１年３月１７日、２０１１年２月２７日に行われ、５回目を迎える東京マラソンは、男子はメコネン（エチオピア）が２時間７分３４秒（速報値）のタイムで優勝した。２位はビウォット（ケニア）。日本人は３９キロ過ぎに川内優輝（埼玉陸協）が尾田賢典（トヨタ自動車）をかわし、２時間８分３６秒（速報値）で３位に入った。日本人トップで２時間９分２９秒以内のタイムをマークしたため、今夏に韓国で行われる世界選手権の代表に内定した。尾田も２時間９分０２秒（速報値）の好タイムをマークし、世界選手権代表の有力候補に名乗りを上げたのだ。すごい・・・（佐々木和夫）