弁理士試験に合格したら平野式特許事務所開業ゼミ

弁理士による独立開業ゼミです。弁理士試験卒業後は弁理士の資格で独立。弁理士の年収アップ、特許事務所の開設に挑戦

ビギナーズラック-弁理士の独立・特許事務所開業

2012-09-27 09:57:17 | Weblog
こんにちは。特許事務所開業ゼミの管理人の平野泰弘です。

さて、投資の効率についての感覚については、先にこのブログで説明したエクセルを使った方法により把握されていると思います。
まだエクセルで実際に検討していない方はぜひチャレンジしてみてください。

昨日までの説明で、勝率を50%に設定した場合、定額投資でも定率投資でも勝つことはできないことを説明しました。
手持ちポイントは、投資の回数を増やす毎にだんだん減少していきます。

でも負けっぱなしではないことも分かると思います。

例えば、手持ちのポイントが100万ポイントとします。
勝率50%の定率投資にチャレンジしたとします。

モデルを簡単にするために勝ち負けは交互に現れると仮定します。

手持ちポイントの50%を投資するとして、
最初に50万ポイントを拠出して、勝ったとすると、

・1回目の勝ち:100万ポイント+(100万ポイント×50%)=150万ポイント
・2回目は負け:150万ポイント-(150万ポイント×50%)=75万ポイント
・3回目は勝ち:75万ポイント+(75万ポイント×50%)=112.5万ポイント
・4回目は負け:112.5万ポイント-(112.5万ポイント×50%)=56.3万ポイント
・5回目は勝ち:56.3万ポイント+(56.3万ポイント×50%)=84.5万ポイント

・・・との結果になります。

注目していただきたいのは、1回目の勝ちと3回目の勝ちです。
最初の合計2回の勝ちの局面だけ、当初の手持ちポイントである100万ポイントを上回っています。

★これがビギナーズラックと言われるものの正体です。

投資を複数回繰り返すとすると、
最初に勝つことのできるほんのわずかの段階だけ、当初の手持ちポイントを上回ることがあります。

以降だらだら勝負を続けたら、確実に手持ちポイントは市場に巻き上げられてしまいます。


1)勝率が五分五分の場合、定率投資でも定額投資でも勝つことはできず、定率投資なら手持ち資金はいずれなくなる。
2)勝率が五分五分の場合、定率投資で勝つことができるのは投資の初期の局面だけ。

上記の(1)については、「よく分からないところに手を出してはいけない」という、よく耳にする話に合致していることが分かると思います。

また上記の(2)については「ビギナーズラック」としてよく知られているところです。



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