弁理士試験に合格したら平野式特許事務所開業ゼミ

弁理士による独立開業ゼミです。弁理士試験卒業後は弁理士の資格で独立。弁理士の年収アップ、特許事務所の開設に挑戦

実務経験なしの独立

2013-04-19 13:02:36 | Weblog
実務経験なしで弁理士として独立するのはとても危険です。

というのは、他の士業と異なり弁理士の場合は特許庁に手続した履歴が全て残るからです。
仮に特許明細書を書いた経験がないにも関わらず、クライアントから発明の内容を聞いて特許庁に出願した、とします。

そうすると、実務経験のないあなたの名前と共に、その特許明細書は出願公開されます。
つまり、人には見せたくない特許明細書の内容が誰でも簡単に閲覧される状態にさらされます。

問題はここからです。

将来、あなたに特許明細書の作成を依頼しようと考える大企業の知財部は、あなたの特許明細書を事前に確認します。

ちなみにプロとしての経験がない者が作成した特許明細書はそれを見ればプロでない者が書いたことが一発でばれます。

その様な特許明細書があなたが出願した中に入っていると、大企業からの仕事はないことになります。

それだけではありません。
これからずっと将来に渡って、過去にあなたが作成した特許明細書があなたを殺し続けることになります。

実務経験がない場合には弁理士の資格を取っても就職することは容易ではないと思いますが、
実務経験がないにも関わらず弁理士として独立した場合、クライアントの要求に応えられず信頼を失うばかりか、自分が作成した恥ずかしい明細書が将来のあなたを殺し続けることになります。

ですので、実務経験がない場合の独立開業は思いとどまって下さい。
独立した後では、誰もあなたに特許明細書の書き方などは教えてくれません。

もしあなたに特許明細書の書き方を教えてくれる事務所があるなら、それは神様か仏様のような存在です。
まずはその事務所でじっくり腕を磨くことに注力する必要があります。

損失を小さくするには - 弁理士の独立・特許事務所開業

2012-10-01 01:02:59 | Weblog
こんにちは。特許事務所開業ゼミの管理人の平野泰弘です。
さて、前回は損失を見積もるモデルケースとして、悪徳武装勢力と警官隊との対決を扱いました。

もちろん、このケースは思考実験です。

悪徳武装勢力と警官隊との武器は同じと仮定します。
そして悪徳武装勢力と警官隊との人数比は1:4である、と仮定します。

1)悪徳武装勢力:★・・・・・黒の星印で表します。
2)警官隊   :☆☆☆☆・・・白の星印で表します。

仮に悪徳武装勢力と警官隊との間に銃撃戦が生じた、とします。

このとき、互いに同時に攻撃を行った、と仮定します。

すると、悪徳武装勢力の発射した弾丸の一発が警官隊の一人に当たって、一人の警官が倒されます。

このとき同時に四人の警官は四発の弾丸を一人の悪徳武装勢力に発射していますので、
一人の悪徳武装勢力は四発を被弾して倒されます。

・・・しかし一人の悪徳武装勢力を倒すのに四発を打ち込むのは過剰な攻撃です。

そこで、ここでは実際に弾丸を撃ち込むのではなくて、
観念上の「確率波」を送り込む、と考えます。

四人の警官は四発の弾丸を一人の悪徳武装勢力に発射する代わりに、
それぞれの一人が、一人の悪徳武装勢力に1/4の確率波を送り込みます。

それぞれの確率波は、一人の悪徳武装勢力のところで一点に収束して、
(1/4)×4=1(100%)の攻撃を受けます。

つまり、一発(100%)を浴びて、一人の悪徳武装勢力は倒されてしまいます。

警官の一人ひとりが1/4の確率波を一人の悪徳武装勢力に向けて発射した時点では、
一人の悪徳武装勢力は警官隊に対して1/4の確率波しか発射することができません。
(∵悪徳武装勢力と警官隊との武器は同じと仮定したからです。)

一人の悪徳武装勢力は、四人の警官のうち、一人を狙いますから、
一人の警官に確率波が届く確率は1/4になります。

つまり、一人の警官に届く確率波は、
(1/4・・・の確率波が)×(1/4・・・四人のうち一人に届く)=1/16になります。

同じ武器で勝負した場合、勝負の結果は

1:16になります。

おわかりですネ。

武器が同じなら、人数の二乗に反比例して警官隊の損害は減少します。

突撃させる警官隊を100人にすれば、警官隊の損害は一万分の一まで減少します。
(一人の悪徳武装勢力が100人の警官隊に向かって1/100の確率波を送り込んだ時点で、悪徳側には100/100の確率波が届くからです。そして悪徳側が狙えるのは100人のうちの一人、つまり1/100です。)

これが『戦力の逐次投入は行うな』、というセオリーの裏側です。

一時期に圧倒的戦力を送り込んだ方が、損害が少なくて済みます。


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損失を回避する方法 - 弁理士の独立・特許事務所開業

2012-09-29 10:56:19 | Weblog
こんにちは。特許事務所開業ゼミの管理人の平野泰弘です。
さて今日は損失を回避する一つの方法を説明したいと思います。

今回は場面設定を変えます。

今、武装した悪徳勢力が人質を取って学校に立てこもっている、とします。
あなたは事件解決を命じられた警察隊の隊長である。とします。

悪徳勢力に占拠された学校を、現在1000名の警察官で包囲していて、武装した悪徳勢力は学校から脱出することはできない状態です。

現在、学校の内部はどうなっているかは分かりません。
そこであなたは一人の隊員に、学校内部がどうなっているか調べるために学校内部に潜入して様子をみてくるように命令します。

隊長:「おい、鈴木。学校内部に潜入して、中の様子がどうなっているかみてこい。」
鈴木隊員:「了解しました!」

・・・一人で学校内部に潜入した鈴木隊員は10分経っても20分経っても戻ってきません。
無線で呼び出しても応答もありません。

そこであなたは二人目の隊員に、学校内部がどうなっているか調べるために学校内部に潜入して様子をみてくるように命令します。
隊長:「おい、佐藤。学校内部に潜入して、中の様子がどうなっているかみてこい。」
佐藤隊員:「了解しました!」

・・・一人で学校内部に潜入した佐藤隊員は10分経っても20分経ってもやはり戻ってきません。
無線で呼び出しても応答もありません。

・・・おちは分かると思いますが、悪徳武装勢力の中に一定時間おきに小出しに戦力を突入させたのでは、相手側に確実にこちら側が倒されてしまいます。

一人ずつ隊員を現場に送り込むことにしたのは、多人数では相手に察知される可能性があること、また仮に相手に倒されたとしても倒される被害が一人で済むことによります。

けれども、一定時間おきに小出しに戦力を送り込んだのでは、警官隊が1000人いても5000人いても、やがて警官隊は全滅します。

【戦力の逐次投入は避けなければならない】

・・・これがセオリーです。

次に、武装した悪徳勢力が一定時間おきに人質に危害を与える、と警官隊に通告し、これを実際に実行始めたとします。
もたもたしていると被害が拡大します。
あなたが隊長なら、どのように判断しますか。

一つの答えは(これが唯一の回答ではありませんが)、

全警官隊を一気に現場に突入させて、警官隊により学校内部を制圧してしまうことです。

予想は付きますが、全警官隊を一気に現場に突入させた場合、こちら側と相手側に確実に被害がでます。
けれども、何もせず手をこまねていて人質全員がやられてしまうことも回避する必要があります。

あなたなら、どのような判断をしますか。

ちなみに前回までに説明した、50%50%の条件における投資効率を思い出してください。
この投資効率との関係で、あなたの判断に矛盾は生じませんか。

これはあくまで思考実験です。
日常生活では、たぶんあなたはこの様な判断を迫られることはないでしょう。

けれでもレベルは違うと思いますが、長い特許事務所経営の中では、
右に行ってもアウト、左に行ってもアウト、という局面に追い込まれることもあります。

その局面の中で、あなたはどのように行動しますか。


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数字のマジック-弁理士の独立・特許事務所開業

2012-09-28 09:45:20 | Weblog
こんにちは。特許事務所開業ゼミの管理人の平野泰弘です。

さて、前回までは勝率50%の場合の定額投資と定率投資を行った場合、どの様に手持ちポイントが推移するか検討してきました。
どうですか。検討の結果は日頃あなたが感じている数字に対する印象と違うでしょ?

この日頃感じている数字に対する印象と、実際の手持ちポイントの推移のズレは、特許事務所を経営するようになったあとのキャッシュの流れのコントロールにも影響を与えます。このため、根拠のない数字に対する印象は振り払っておく必要があります。

これまでの検討結果と同様に、例えば最初の手持ちポイントを100万ポイントとして市場に参入する、とします。

何回戦か勝負を重ねた、とします(この一区切りを「1ターン」といいます。)。

1ターンを終えた後、最初の手持ちポイントである100万ポイントが50万ポイントに減少した、とします。

1ターンを終えた後の結果は、最初の元金の50%が減少した、と表現することができます。

しかし、50万ポイントを100万ポイントに戻すには、50%増では足りず、2倍、すなわち200%にする必要があります。

・100万ポイント×【50%】=50万ポイント
・50万ポイント×【2倍(200%)】=100万ポイント

・・・あれ、って思いませんか。

最初の手持ちの100万ポイントが50万ポイントに減った場合は50%減ですが、これを元に戻すには減少後の手持ち資金を2倍にする必要があります。手持ちポイントが減少してしまうような勝負の流れの中で手持ちポイントを2倍にする。これは非常に大変です。

★最大の問題は、上記の「1ターン」で手持ちポイントが50万ポイントになった「勝負の流れ」です。

漫然と次のターンに挑戦したなら、再度同様の攻撃を市場から受けることになります。
最初の1ターンで失った50万ポイントが定額攻撃であったなら、次のターンで手持ちポイントはゼロになる可能性があります。
また最初の1ターンで失った50万ポイントが定率攻撃であったなら、次のターンで手持ちポイントは25万ポイントになる可能性があります。

そして手持ちポイントが25万ポイントまで凹んだ場合には、元の100万ポイントまで戻すためには25万ポイントを4倍にする必要があります。

あまり意識されていないかもしれませんが、これが最も注意しなければならない「数字のマジック」です。

お金を貯めるのはコツコツ時間がかかるのに対し、
使う場合にはあっという間になくなる感覚というのは、私は正しいと思います。

上記の「1ターン」で手持ちポイントが50万ポイントになった「勝負の流れ」を解析せず、
漫然と再度市場に出ると、回復不能なまでに市場から叩きのめされる場合がある、ということです。

・・・というか、まず間違いなく、市場から叩きのめされます。


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ビギナーズラック-弁理士の独立・特許事務所開業

2012-09-27 09:57:17 | Weblog
こんにちは。特許事務所開業ゼミの管理人の平野泰弘です。

さて、投資の効率についての感覚については、先にこのブログで説明したエクセルを使った方法により把握されていると思います。
まだエクセルで実際に検討していない方はぜひチャレンジしてみてください。

昨日までの説明で、勝率を50%に設定した場合、定額投資でも定率投資でも勝つことはできないことを説明しました。
手持ちポイントは、投資の回数を増やす毎にだんだん減少していきます。

でも負けっぱなしではないことも分かると思います。

例えば、手持ちのポイントが100万ポイントとします。
勝率50%の定率投資にチャレンジしたとします。

モデルを簡単にするために勝ち負けは交互に現れると仮定します。

手持ちポイントの50%を投資するとして、
最初に50万ポイントを拠出して、勝ったとすると、

・1回目の勝ち:100万ポイント+(100万ポイント×50%)=150万ポイント
・2回目は負け:150万ポイント-(150万ポイント×50%)=75万ポイント
・3回目は勝ち:75万ポイント+(75万ポイント×50%)=112.5万ポイント
・4回目は負け:112.5万ポイント-(112.5万ポイント×50%)=56.3万ポイント
・5回目は勝ち:56.3万ポイント+(56.3万ポイント×50%)=84.5万ポイント

・・・との結果になります。

注目していただきたいのは、1回目の勝ちと3回目の勝ちです。
最初の合計2回の勝ちの局面だけ、当初の手持ちポイントである100万ポイントを上回っています。

★これがビギナーズラックと言われるものの正体です。

投資を複数回繰り返すとすると、
最初に勝つことのできるほんのわずかの段階だけ、当初の手持ちポイントを上回ることがあります。

以降だらだら勝負を続けたら、確実に手持ちポイントは市場に巻き上げられてしまいます。


1)勝率が五分五分の場合、定率投資でも定額投資でも勝つことはできず、定率投資なら手持ち資金はいずれなくなる。
2)勝率が五分五分の場合、定率投資で勝つことができるのは投資の初期の局面だけ。

上記の(1)については、「よく分からないところに手を出してはいけない」という、よく耳にする話に合致していることが分かると思います。

また上記の(2)については「ビギナーズラック」としてよく知られているところです。



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市場に出る前に

2012-09-26 11:10:07 | Weblog
さて前回のブログで解説したエクセルで、投資効率の感度をつかんでいただけましたでしょうか。

結論として、
・手持ちポイントの定額投資では勝つことはできない
・手持ちポイントの定率投資では、勝率が50%の場合は負ける

・・・ということが理解できたと思います。


勝率を50%として、モデルを簡略化するために交互に勝ち負けが現れると仮定します。

最初に100万ポイントがあったとします。
一回の投資で50万ポイントを拠出したとすると、


(1)最初に負けた場合

100万ポイント-(100万ポイント×50%)=残額50万ポイント

残りは50万ポイントになってしまいます。

次に勝った場合には、

残額50万ポイント+(50万ポイント×50%)=残額75万ポイント

・・・になり、最初の100万ポイントに戻ることはありません。

いつの間にか、25万ポイントが市場に巻き上げられていることが分かると思います。

これは最初の一回目で負けたから残額ポイントが減少した、と思いますか。
それは違います。

(2)最初に勝った場合

勝ち:100万ポイント+(100万ポイント×50%)=残額150万ポイント

負け:残額150万ポイント-(150万ポイント×50%)=残額75万ポイント

一回負けた段階で残りはスタート時点よりも減ります。

★最初に勝っても負けても、勝率50%で定率投資に挑んだ場合には、必ず負けます。

そして定額投資をそれに組み合わせたとしても、勝つことはできません。


この点はしっかり頭に刻み込んでおいてくださいね。


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投資の効率(エクセルを使って計算してみてください)

2012-09-24 20:53:27 | Weblog
こんにちは。特許事務所開業ゼミの管理人の平野泰弘です。

毎年開催している特許事務所開業ゼミも今年で第8期になります。
毎年ゼミは8月に募集を行い、秋の9月から開講してきました。

今年からは開講を遅くします。
今年、弁理士試験に最終合格した方々がゼミに参加するのが1年後になってしまいますから。

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・・・さて。

今日は投資の効率についてお話したいと思います。

例えば、現在、100万ポイントをあなたは保有していると仮定します。
それを次の様な条件で運用した場合、どのような結果になると思いますか。


(1)定額運用の場合

100万ポイントのうち、定額の10万ポイントを毎回投資します(定額投資)。
毎回の投資の結果を一つのサイコロで代用します。

サイコロで偶数(○とします)が出た場合には10万ポイントが貰えます。
逆にサイコロで奇数(×とします)が出た場合には10万ポイントが没収されます。

仮にサイコロで偶数、奇数が交互に出る、と仮定します。

そうすると、最初は10万ポイント勝って、次は10万ポイント負けて、次は10万ポイント勝って・・・というサイクルが延々と続きます。

最初の100万ポイントは増えも減りもしないことが分かると思います。


(2)定率運用の場合

100万ポイントのうち、前回の投資の結果、残った残額の10%を毎回投資します(定率投資)。

サイコロで偶数(○とします)が出た場合にはサイコロを振る前の手持ちポイントの10%のポイントが貰えます。

逆にサイコロで奇数(×とします)が出た場合にはサイコロを振る前の手持ちポイントの10%のポイントが没収されます。

仮にサイコロで偶数、奇数が交互に出る、と仮定します。

・・・結果はどうなると思いますか。

おそらく予想に反する結果になると思います。

★回数を重ねるごとに、手持ちポイントはだんだん減少していきます。

理由は簡単ですネ。
手持ち額の10%を負けた後で、減少した手持ち額の10%を勝ってもらったとしても元の状態には戻らないからです。

・一回目:負けた 100万ポイント → 90万ポイント
・二回目:勝った  90万ポイント → 99万ポイント 

お金を貯めるにはコツコツなのに、
使うとあっという間に減ってしまう感覚とか、

クレジットカードの明細書を見て、そんなに使った記憶がないのにトータルの金額が多く感じる感覚は、私は正しいと思います。


(3)エクセルでの再現

エクセルを開いてください。
A1は空欄にしておきます。
A2から下の縦のカラムに、「1、0、1,0・・・」と入力します。

B1に、「100」と入力します。

B2に、「=if(A2=1,B1+B1*0,1,B1-B1*0.1)」と入力します。
(となりのAカラムの数値が1なら10%加算、0なら10%減算、との意味)

B2から下の縦のカラムに、コントロールキー+DでB2の内容をコピペします。

具体的にどの程度、最初の持ち金が減っていくか理解できると思います。

遊んでみてください。


(4)結果

最初に投資するポイントを増加させると、あっという間に、市場に手持ちポイントを巻き上げられるのを実感できると思います。

また、50%50%の条件の戦いではいずれ手持ちポイントがなくなるのも分かって頂けると思います。

勝率何%なら市場に残ることができるのか、
一回当たりの投資額はどのレベルがよいのか、

の感覚について、ご自身のエクセルのパラメータを動かしてみて、
ぜひ体観してみてください。

弁理士論文試験、がんばってくださいね

2009-07-05 12:30:23 | Weblog
今日は弁理士試験の論文試験の日ですね。
弁理士試験を受験される方、がんばってくださいね。

みなさんからの合格勝利宣言の連絡を楽しみにお待ちしています。

受験生のときは合格した時がゴールのように思うかも知れませんが、
試験に合格した時は実はスタートラインになります。

今回の試験にうまく対応できた方もいるでしょうし、
緊張してうまく実力を発揮できなかった方もいるでしょう。

でもちょっとくらい失敗したからといって凹んでいる場合ではないですよ。

弁理士試を突破した後は、今後は独立に向けた研鑽が待っています。
試験の前も後もやることは山ほどあります。

弁理士試験に挑戦してたまたま不合格になったとしても、それは失敗とはいえません。

あなたにとっての失敗って何ですか?
弁理士試験に合格できなかったことですか?

違いますよ。
それは失敗とはいいません。

失敗とは、最初にあなたが弁理士になって
自分の人生を自分の力で切りひらいていこう、と心に固く決めた
あの日の情熱の炎を失ってしまったときの状態をいうのです。

弁理士になって独立した後も同じですよ。

あなたにとっての独立の失敗って何ですか?
独立した後に手持ち資金が尽きてしまうことですか?

それは断じて違いますよ。

独立の失敗とは、

自分の人生を自分の力で切りひらいていこうと
あなたが心に固く決めた、あの日の情熱の炎をすっかり失ってしまったときの状態をいいます。

そのことを忘れないでくださいネ。




第4期開業ゼミ満員御礼

2008-08-31 01:15:11 | Weblog
毎年実施してきたゼミも今年で4期目になります。
本年も多くの方の参加希望を頂き感謝しています。

第4期開業ゼミ満員御礼

多くの問い合わせを頂いていますが、初級者向けの通信ゼミの開講も別途予定しています。
情報が必要な方は別途まぐまぐの無料メルマガに登録しておいてくださいね。

ゼミオフ会

2008-06-26 22:42:47 | Weblog
ゼミのオフ会を実施します。

日時:2008年8月31日(日)18:00~20:00

場所:東京 → グランドプリンス赤坂(赤坂プリンス)、帝国ホテル、リッツカールトンあたり

参加資格:登録弁理士

参加希望の方はこちらからどうぞ。
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*リンク切れの場合、募集終了です。