夏だね...
暑いね...(;´∀`)
急に暑くなってきたからか、ほとんどの部屋がエアコンなしの我が家にいてたら
肌がピリピリして痛いです。笑
夜も暑くて寝苦しいので、この間冷凍庫に眠っていたアイスノン的なやつ(氷枕)を取り出して
タオルで巻いて枕代わりにして一晩過ごしたのですが…確かに何もしないより断然寝やすい!!
涼しい~~~(´з`)
が、
臭すぎて、朝方目を覚ます羽目に( ;∀;)クッサ!!
冷凍庫から出した時は冷たいからか、そんな臭ってなかったんですよねぇ;
首元にあったはずのアイスノン的なやつはいつのまにか遠くへ追いやられていました(笑)
冷凍庫に長いこと放置し過ぎてたからか、中の臭いを集結したような…
とにかく生理的に受け付けない臭いでした。
その後なんとかこの臭いを取り除こうと、消毒液に一日浸けたり、天日干ししてみたのですが、
まだほのかに臭っている気がして…それ以来使えていません(笑)
冷蔵庫に一応消臭剤は置いてるけど(正直効果微妙かも)、冷凍庫には置いてなかったしな~~
やっぱ置くべきですね!
あと、臭いがうつらないようにジップロックに入れて保管しないといけないですね~~
一つ、学習しました(笑)
皆さんはどんな暑さ対策していますか?
ひたすらエアコンつけてる…とか、そういうのはなしで←羨ましすぎる
さて、今回で28回目の研究員活動
なんと…個人的に、超超久しぶりの神戸が舞台でございます
大学時代は神戸に住んでいたのですが、卒業してからは全然訪れていなかったので
もうほんと久しぶりすぎて、懐かしいやら切ないやらワクワクするやら(笑)
三ノ宮駅に着いてから、ひたすら山の方へ向かって歩きました。
〒650-0003 神戸市中央区山本通3-19-8
この「海外移住と文化の交流センター」は昔、全国からブラジル(南米)に移民する方達が集まり
向こうに行くまでの拠点となっていたそうです。
写真展はこちらの、4Fギャラリーで行われています。
KOBE STUDIO Y3
C.A.P.(芸術と計画会議)
→http://www.cap-kobe.com/kobe_studio_y3/
入口にある土星みたいなのっつて、ブラジルの国旗をイメージしたものかな?
館内はこのように、移民する方達が長期に及ぶ船旅に慣れるよう、船内に模した作りに
この、なんともいえない曲線を描いた階段の一番下に見えるのは…
おそらく、巨大アメジストだと思われます
ブラジルはアメジストの主要産地ですからね(´▽`)
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松田 浩一 写真展 「香港路面電車」
作家の松田さん
以前お会いしたことがあるので、私的に、いつもよりリラックスした?研究員活動となりました。
松田さんは徳永写真美術研究所(TIPA)の受講生でもあり、
今回の「香港路面電車」は、作家として記念すべき初個展となります!
元々芸術に関心はあったそうですが、50代までは作品を観る側の立場だったそうです。
そんな松田さんが香港路面電車(以後、トラムと記)を撮ろうと思ったきっかけとなったのが
永田幸子さんの「路面電車の旅」という一冊の写真集。
香港島北岸を走る路面電車と、その線路に沿う街の様子を撮影したものです。
松田さん自身、アジアの他の土地も色々回ったそうですが、香港が一番好きな所だそうで。
3年程前から香港を撮り始めて…最初は永田さんのように街の写真も撮っていたそうですが
1年程前から被写体をトラムに絞って、2~3ヶ月おきに訪問し、撮り続けています。
松田さんが撮影しているトラムはマップ一番下の路線
始発がKennedy Town→終着がShau Kei Wan
運賃は一律になっていて手頃な金額なので、観光客だけでなく地元の人も気軽に利用しているとのことです。
香港がイギリスから返還された後も、街にはトラムが走り続けていて
なんと…それも112年にもなるそうですよ!!
今ではただの乗り物としてではなく、走る広告塔として香港の街を走り続けています。
撮影場所はここ、終着のShau Kei Wanで
午後から、写真の真ん中(緑の棒の看板)辺りに立って。
しかもカメラは三脚を使わず手で持ちながらの撮影なんだとか!
コチラの作品は色毎に並べたシリーズ
こうして並べるとカタログを眺めているような気分になりますね!
フルラッピングされたトラムの広告は、平均3台セットで4週間程走るそうですが
そのお値段・・・
だいたい300万くらいだとか(゜o゜)
毎回行く度に新しい広告でラッピングされた姿を見ることが出来るので、トラムがなくならない限り
延々と撮り続けることができそうです…。
「北海道」の広告
他には黒部(富山県)の広告なんかもありましたよ
特にアジア圏の方達から人気ありますもんね~。北海道のブランド力はすごいです…。
四角だらけのこの広告とか何だか独特(笑)
どれだけ同じ内容載せる気!?っていう。でもそこがいいです。
こちらは新聞社の広告
よく見ると一つ一つが報道写真で構成されています。
真近でみたら迫力あるでしょうね~~!
MACの唇だらけ!なPOPな広告
看板だらけの香港の街中を走っていても、これだとカラフルで目立つのではないでしょうか
・・・ん??
広告ない!!笑
広告あって当たり前の感覚で見ていたので驚きましたが、こういう時もたまにはあるそうです。
景気が悪くなる(広告の注文がどうしてもない場合)と、このような素のトラムが増えたりするのでしょうか?
…皆さん、ここまで見てきてふと気付いた事はありますか??
それはトラムに乗っている人がほとんどいないという点。
実はこれが松田さんが終着点にこだわっている理由の一つになっています。
トラムには窓がいくつもあるので、人が乗っていると外から見えてしまう。
そのまま撮影した写真だと、見る人はどうしても人の姿に目がいってしまうもの。
そこは極力避けたかったそうなんですね!
かといって、トラムだけを記録して楽しむだけではないのです…(・∀・)
それは背景の建物。
もちろんメインはあくまでトラムなのですが、
…背景が微妙に変わっていく様子もまた楽しめるという事に!
窓や洗濯物などの香港の日常生活のある風景
それと
トラムの真後ろにある(建物一階の)お店
写真展の来場者で気付かれる方も中にはいらっしゃるそうですが、
…お店の電気が消えている写真が混じっているのにお気づきですか?
私の記事に載せた写真は時系列に並べているわけではないので分かりにくいですが、
撮影を続けていくうちに、ある時スーパーが閉店してしまったそうです(゜o゜;)
コチラは大きくプリントして展示していた、トラムいてないver.の写真
松田さんもお気に入りの一枚なんだとか。
香港では未だに、こうした竹の足場が利用されているのだそうです。
竹の足場は軽くて組み立てやすく、丈夫で強い、更にコストも安くつく!とのことで…
高層ビルなどにも使われているのだから、見慣れていない我々からすればまぁ驚きですよね。。。( ゚Д゚)
トラムの写真全てはさすがに展示出来ないので、スライドショーになって流れていました
たまたま撮った時に写っていたのはSHINeeの広告
スライドショーのバックサウンドは香港の街の音になっています。
なんかどっかで音鳴ってんな~って思ってたけど、ここからだったんですね(笑)
香港の信号の音も流れているのですが、あれは独特ですね!
…タタン タタン タタン タタン…タタタタタタタタタタ…
って感じの。笑
写真展では、写真にそこまで興味がなくても「香港」というワードが入っている…
それだけでやってくる方達もいたそうで(゜o゜)
松田さん含め、香港が好きな人が自然と集まってくるようです。。。
トラム&線路のミニチュアまで展示されていました
結構マニアックなお店で購入されたのだとか(笑)
●今回私が感じたトラム(香港)の魅力
・時代が変われば消えていくものがたくさんあるなか、竹の足場同様、昔から存在している“良い物”を使い続けるところ
・時代に合わせて進化しながらも、良心的な金額で観光客だけでなく地元の人々にも活用されているところ
・色んなタイプの広告があって、サイクルも早いから行く度に違う姿が見れて飽きがこないところ
・香港を代表する乗り物になっていて、離れた土地にいる人でも“香港”を思い出し話題に出来る存在になっているところ
松田さんには、ぜひこれからも「香港路面電車」を続けてもらいたいと思いました。
案外現地の人って、トラムが身近過ぎて記録写真みたいなのは撮っていない人がほとんどではないかな~と。
外の人がこうして定期的に訪れて撮影するのは大変なことだけど、
数(記録)が溜まれば溜まる程、後々大きなものになっていくのではないかと感じました。
歴史を記録することにも繋がりますからね!
その日の松田さんは左隣の写真に載っている路面電車をプリントしたTシャツ着用!
「全身で楽しもう、日本」
↑
キャッチコピーそのまま、松田さんも全身(詳しくは半身)で楽しんでいらっしゃるのが良いわ。笑
そのまま自身が立派な広告塔になっている所もまたなんとも(ノ▽`)
電車に乗った時前の人がこのTシャツ着てたら、私は気になる…あれは何なのか…と(笑)
ちなみにこの路面電車Tシャツ、他にもいくつか作ってあるそうです
あ~~~私も香港行きたいな(´Д`)!!!←行ったことない人
研究員活動が一通り終わった後も、館内の案内&紹介をして頂き、ありがとうございました!!
面白いところですよね~~
様々なアーティストの方達が部屋を貸りて、ドアを開放しながら作品を制作している所も見れるんですよ。
私が訪ねた時は平日だったのでほとんど誰もいなかったし、とても静かでした。
うるさくて慌ただしい日常の中、こういう空間が並行して存在しているという所が不思議な気持ちにさせられます。