徳永写真美術研究所/研究員日記

ギャラリー・美術館を訪ねた日のことを綴ります。

“青”を感じて・・・

2009-03-05 | Weblog
研究員日記を更新するのがいっつも遅いので・・・今回は私なりに早く更新することを心がけました!

当たり前なことなんやけど・・・これでもちょっと頑張っています(笑)


今回で九回目となるギャラリー訪問は・・・なんと初!和歌山(実家)からとなりました。

遠出になるけど、遠出ってやっぱり楽しい。。。

既に何回も見たことがある、電車から見える風景を見飽きることなく眺める私。

だから窓側の席か、ドア付近が一番好きな場所(アンタは小さい子か!ってね;)

音楽聴きながら、電車に揺られながら・・・風景をぼーっと眺めることが好きです。

それで気付いたこともいくつかあるんですよ♪

前にテレビで知った、屋根の上にそこの家庭の記念としている?数字を記入したシートを貼っている家とか 

皆さん知ってますか(・∀・)?気になる方はコチラ→ルーフアートHP

他にも、大阪から和歌山に向かうまでにある、いくつかの踏み切りの明かりが青色なのに気付いたり!!

これまたテレビで知ったんやけど、青い明かりに変えた踏み切りは事故や人身事故が少ないのだとか。

これを路地などにも活用したら犯罪や交通事故が減るということが実証されたみたい。

単純やけど、人は青い光を見たら気が静まる、落ち着く・・みたいです。

実際にそれを実行している踏み切りを見たのは、それらが初めてだったので・・・

気付いた時には一人で“オォ~これが例の!!”とプチ感動しました(笑)



今回訪問させていただいたギャラリーは以下の通りです

        

   Port Gallery T

〒550-0003
大阪市西区京町堀1-8-31安田ビル1F
TEL&FAX:06-6185-3412

Webアドレスはこちらになります
         
http://www.portgalleryt.com/exhibitions/hajime_kurosaki.html


私が初めて研究員活動として訪問させて頂いたギャラリーがここです だから今回で二回目!

でも・・・室内or室外(ギャラリー全体)の様子を撮るのを忘れてしまいました あちゃー。




      黒崎 創   ・ ・ ・    虚空
   2009年2月23日(月) ~ 3月7日(土)あともう少し!
     12:00~19:00 (土曜18:00まで / 日曜休廊)

写っているのは作家の黒崎さんです!

写真を撮る前に帽子を取ってこられたので、あ・・今日は帽子がワンポイントなんやΣ(・▽・)

って思ってたら・・・それを深々と被られたから、

なんや・・顔が分かりにくいように隠したかっただけかい!!;  

・・・と、思わずツッコミそうになりました(笑)おかげで随分顔が分かりにくい写真にε=ε=(ノ゜∀゜)ノ

んでもって、なんとなく黒崎さんからスナフキンを連想しました。。。緑じゃなくて黒いスナフキン・・・

これからも作家さんの写真は撮り続けていく予定ですが・・・、ばーんっと日記に自分の写真が載るのはちょっと・・

という作家さんは、黒崎さんみたいに深めに被れる帽子を用意されたらバッチリですね(笑)!

よっぽどシャイな作家さんは後姿とか・・斜め後ろ姿とか・・顔を手で覆うとか・・・もしくは足だけとか!!

それって写真撮る意味あんの?;って感じかもしれやんけど、それはそれで面白いかな~と思います(゜▽゜)

ノリのいい作家さんにはちょっと面白い風にポーズしてもらったり・・

ってできたら楽しいな、と研究員は勝手に色々考えております(笑)


 

展示されていた写真は・・・どれも幻想的でした。。。

「虚空」というタイトルから空の写真だと分かってはいるんですが、海の底から見上げたように見えます。

何だか魚になったような気分です。

魚にとったら海面は空のようなものですよね。下から見上げることはできるけど、その上から出る事はほとんどない。

同じように、人も空気という水の中にいる魚みたいなものなのかもしれません。

空も海も違うようで同じような気がしてきた。その下に住んでいるものが違うだけ。


・・・とかなんとか言っちゃったりして(・∀・;)



 (展示されている写真をきちんと撮るのは難しい・・;)

この写真では分かりにくいけど、真ん中にチリチリとした糸のようなものが円を描いているんですよ

最初はピンホールカメラとかで撮影されたのかな?って思ってたんですが、普通の一眼レフで撮影されたそうです!

糸のようなもの・・・などはカメラを動かした時にできたものだとおっしゃっていたはず・・(´-`;)

カメラについて知識がなさすぎる私。だから分からない所が多いです。

例えば・・・「ファインダー」という単語を聞いても、あぁあそこね!という風にパッと分からない・・;

そんなの専門知識ない人でも分かるやろ!!;って感じですけどね(笑)

コレがこうなって、こうして・・・という説明を聞いても、うまく理解ができなかったり、そんなことできるんや!・・・と驚くことも多い気が;

一眼レフでこのような写真が撮れる事自体も何だか不思議やったし。。。

せっかく研究員してるんやから、カメラや写真についての勉強を自分なりにした方がいいんかも・・って思ったり。

最近特に考えます。。。何も知らなさすぎるな、私・・って。


 

      (右の写真は“空”だと分かりやすいですね。)

撮影時期として好ましいのはちょうど今のような冬と春の間・・の季節だとか。

太陽が沈んで、空が徐々に暗くなる頃・・完全に暗くなる前に撮影された写真。

場所は特定していないそうです。

吐く息が白くなる程、キッと寒くて澄んだ空気の中、空にカメラを向けている黒崎さんの姿が写真から浮かんできます。


今回の「虚空」は、あれよこれよ・・・と言葉で語るものではないようにも思いました。

目で、この“青さ”を感じるだけで十分な気がします。

言葉にしすぎたら、青が濁ってしまうような・・・そんな気がするんです。




過去の作品を紹介したファイルがあったので見させていただきました

全体的に暗い感じの作風が多かったので・・・


黒崎さんが明るい、カラフルな写真を撮ったらどんな感じになるんだろう。。。

と気になった私です。見てみたいなぁ。。。




今回はちょっと先生の勘違いもあって(笑)、ギャラリー訪問した時間が遅かったので、

最後は作家さんと共にギャラリーを出たという・・・(笑)

しかもその後、一緒にカフェに行ったんですが(作家さんと一緒にっていうのは初めてでした!)・・・

作品に関する話じゃなく、全く無関係な話をした上(インタビューとかなしです;)、黒崎さんのおごりだったというね・・・



・・・研究員、これでいいのか(ノД`;)!?!?


んでもって、そこの店の50円引き券までもらったので・・・


そこ、Cante Grandeっていうインド風なお店だったんですが、お茶の種類が豊富で楽しかったので、また違う店舗を探して行きたいと思います(><)



ありがとうございましたm(_ _)m


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