※読み返してみたら口調がキツイので修正しました(5/24)
子供の頭を良くする、とかいうダイレクトメールが来る。
何気なく見てみると、
「2歳でIQ200の超天才お子様が! なんと
121-(36*4)/9+4
が解けちゃいましたよ!」
とか書いてある。
率直な感想:
IQ200で、たったそれかよ…
真面目に書いてあることが、何かの冗談のようにしか
読めなくなってしまった。
IQという数値は、頭の良し悪しの推測基準の一つで
あって、唯一絶対の評価基準ではない。親父は高かった
らしいが、だからといって僕が特に高いわけでもないし。
上の例で考えれば、計算ができたぐらいで騒ぐのは
僕には理解しがたい。2歳の子が計算をすらすらできたら
よく計算できるね上手だねとは思うが、この子は天才だ
なんて驚愕することはないと思う。
数学を例にとるならば、本当に大切なことは数学的な
ものの見方、切り口を理解する感覚のはず。数覚なんて
言葉で例えられたりもする。この感覚がどれぐらい鋭いか
または、どれぐらい柔軟に受け止められるかが大切なのだ。
そして、この感覚は計算ができるできないというもので
量れるようなものではないのだ。
数覚だが、鋭さ=問題の匂いを嗅ぎ分けて本質を見抜く
能力と、柔軟さ=問題をいろいろな角度で分析する能力と、
どちらも数学を解く(not 数学テストを解く)のには、
重要な要素だ。そして、数学の分野で頭が良い子というのは
これらのどちらかが(もしくはどちらも)よく磨かれて
いる子のことを指すべきだろう。
だから、その子が計算式を任意に変形していくとか、
出題者がこの計算で何をさせたいのか推測するとか、
掛け算割り算を積み木で考えるとどうなるのか、
そもそも計算って何だろうか、なんてことを考えて
間違ってても自分なりの答えを見つけたなんて
いうならば、まず誉めてあげるべきだ。間違いの
訂正なんて、その後ですればいいんだから。
子供の頭を良くする、とかいうダイレクトメールが来る。
何気なく見てみると、
「2歳でIQ200の超天才お子様が! なんと
121-(36*4)/9+4
が解けちゃいましたよ!」
とか書いてある。
率直な感想:
IQ200で、たったそれかよ…
真面目に書いてあることが、何かの冗談のようにしか
読めなくなってしまった。
IQという数値は、頭の良し悪しの推測基準の一つで
あって、唯一絶対の評価基準ではない。親父は高かった
らしいが、だからといって僕が特に高いわけでもないし。
上の例で考えれば、計算ができたぐらいで騒ぐのは
僕には理解しがたい。2歳の子が計算をすらすらできたら
よく計算できるね上手だねとは思うが、この子は天才だ
なんて驚愕することはないと思う。
数学を例にとるならば、本当に大切なことは数学的な
ものの見方、切り口を理解する感覚のはず。数覚なんて
言葉で例えられたりもする。この感覚がどれぐらい鋭いか
または、どれぐらい柔軟に受け止められるかが大切なのだ。
そして、この感覚は計算ができるできないというもので
量れるようなものではないのだ。
数覚だが、鋭さ=問題の匂いを嗅ぎ分けて本質を見抜く
能力と、柔軟さ=問題をいろいろな角度で分析する能力と、
どちらも数学を解く(not 数学テストを解く)のには、
重要な要素だ。そして、数学の分野で頭が良い子というのは
これらのどちらかが(もしくはどちらも)よく磨かれて
いる子のことを指すべきだろう。
だから、その子が計算式を任意に変形していくとか、
出題者がこの計算で何をさせたいのか推測するとか、
掛け算割り算を積み木で考えるとどうなるのか、
そもそも計算って何だろうか、なんてことを考えて
間違ってても自分なりの答えを見つけたなんて
いうならば、まず誉めてあげるべきだ。間違いの
訂正なんて、その後ですればいいんだから。
その計算が解けることではなくて
「2歳で」解けることが重要でしょ?
こんなの
IQ=精神年齢(知能年齢)÷実際年齢×100
# ぐぐって適当にコピペしたんで違ってるかも
ま、主張はおおむね理解できるけど
ベンチマークテストと思えばいいんじゃないの?
(年齢を消費電力とか値段に置き換えて相対値みたいに)
できること自体を誉めてあげなきゃ
いけなかった。計算手順自体は数学
的なセンスは不要でも、「解く」という
意味を判るのは凄い。
IQの定義はそんな式だったね。
2歳でIQ200なので、知能年齢は
実年齢の2倍だ、と考えるのが罠?
実は、+2歳分とか。そう考えると、
4歳で 6歳の知能年齢 IQ=150
6歳で 8歳の知能年齢 IQ=133
8歳で10歳の知能年齢 IQ=125
10歳で12歳の知能年齢 IQ=120
12歳で14歳の知能年齢 IQ=117
...なんだ普通じゃん。
ベンチマークテストという面では
IQのみで測るのは物足りないなあ。