「夢幻章伝」序章

※ご注意※

※「水辺ノ夢」とは色々違う雰囲気です。
　水辺を読んだ感じでここに来るとズコーってなります。

※それでは、よいですか？

※心の準備は、よいですか？

※　では、　　どうぞっ！！




「ふっははははッ！！」

悪の魔王（？）ギャーズンドコズンドコ（名前）の
笑い声が下水道に響き渡った。

「これで、お前はもう手を出せないぞ！！」

ギャーズンドコズンドコの言葉に
へび呼ロイド（読み：ヘビコロイド）（名前）は顔を伏せる。

「くぅ、卑怯者めぇ！！」

へび呼ロイドの周りを囲んでいたのは、哀れにも、
ギャーズンドコズンドコの配下になってしまった同僚達だった。

さて、ここで説明しよう！！
ギャーズンドコズンドコ（以下「ギャーズン」）とは
この物語の敵である。
ジェル状の生き物で、何だか全体的にドロドロしている。
登場シーンには、必ず誰かの「ギャー」という叫び声と
「ズンドコズンドコ」という太鼓の音が聞こえてくる。

こんな感じです。

続いて、へび呼ロイドとは、
風船が付いた空飛ぶヘビです。
正確には「へび呼」というヘビと
コロイドという名前の風船の集合体です。

はい！！こんな！！
物語に戻る。


「お前の同僚達はいただいたッ！！」

「同僚ッ！！」

叫んでも、へび呼ロイドの声は同僚達に届かない。
へび呼ロイドは必死に彼らを振り払い、下水に飛び込んだ。

そのまま、流れ流れて、何とか難を逃れたのである。


NEXT　本編へ