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★明治憲法起草地記念碑★ 横須賀風物百選!

2006-07-12 | ◆追浜
30年前に横須賀市が選定した「横須賀風物百選」を振り返るこの特集!
今回は追浜にある『明治憲法起草地記念碑』です。
先日投稿した「夏島貝塚」の隣りにあります。

以下市のガイドより
航空用地として海面を埋めたてられるまでの夏島は、文字通り孤島であった。
明治20年5月、伊藤博文は大日本帝国憲法草案を作成するため、夏島に別荘を営んだ。
これを後世に伝えるため、草案作成にたずさわり、なお存命中であった伊東巳代治、
金子堅太郎が中心になって大正15年に記念碑を建てたものである。





  

画像クリックで読める大きな画像へ。
後半の「碑の墓石は、明治憲法全七十六条を示す七十六個の御影石からなり、
縦横二十二尺二寸一分一厘(約六・七メートル)に造られているのは、憲法発布の日、
明治二十二年二月十一日を表わしている」
というのには「へぇ~」とバシバシ叩けそうです

当時“夏島”はその名前通り、島でした。その夏島にあった別荘で伊藤博文が明治憲法を草案。
この夏島の地を選んだ理由は、東京からも近く、重大な機密を他に漏らさないように配慮して、
当時孤島であったこの 夏島を選んだということです。今は右も左もに工場地帯のこの地。
人通りもほとんどなく少し寂しげな場所にありますが、まぎれもなくここは日本の歴史に
とって重要な場所だったんですね。


憲法の起草は、夏島(現在の神奈川県横須賀市夏島町)の伊藤博文別荘を本拠に、
1887年(明治20年)6月4日頃から行われた。伊藤の別荘は手狭だったことから、
事務所として料理旅館の「東屋」(現在の神奈川県横浜市金沢区)を当初は用いていた。
しかし8月6日、伊藤らが横浜へ娯遊中に泥棒が入り、草案の入った鞄が盗難に遭ったことから、
その後は伊藤別荘で作業は進められた。鞄は後に近くの畑で見つかり、草案は無事だったという。
東屋には、憲法ゆかりの地であることを記念して、1935年(昭和10年)に、起草メンバーの
一人であった金子堅太郎書による「憲法草創の処」の碑が建てられた。その後東屋は廃業し、
一時的に野島公園(同区)に碑も移転したが、現在は東屋跡地に近い洲崎広場に設置されている。
なお、夏島にあった伊藤の別荘は、後に小田原に移築され、関東大震災で焼失しているため現存しません。




ストリートビュー

参照サイト
Wikipedia→大日本帝国憲法
Wikipedia→伊藤博文

横須賀風物百選特集ページへ→横須賀風物百選

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
良くぞ行ってくれました (左利き)
2006-07-12 23:43:27
ココまで行かれる方は希少です!

でもこの工業地帯の中に歴史的に重要な場所が数多くあるんですよね。記事にしていただいて地元民としてお礼を申し上げます。なんか硬いな・・・(笑)



もしかしてTETSUさん・・・「横須賀歴史ぶらり旅」とかって本だすつもりじゃ・・・(笑)
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左利きさんへ (MILE-TETSU)
2006-07-13 02:59:07
こんばんは、左利きさん!

地図を片手に車で行ったのですが、はじめは通り過ぎてしまいました

この記念碑ひとつでも、いろいろと調べて勉強になることも多いので、自分でも楽しく「横須賀風物百選巡り」しています。知らないことの方が多い、というのが率直な感想です。



「横須賀歴史ぶらり旅」いいですねぇ~

出します!自費出版で!



コメントありがとうございます!
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拍手! (たんしおれもん)
2006-07-13 09:40:42
私もこのシリーズ、好きです。

生まれも育ちも横須賀なのに知らない事がたくさんあって、恥ずかしいですよ。

TETSUさんの「いろんな事を知ろう!」っていう

心意気が感じられます!素晴らしい!

TETSUさんのお陰で、ますます横須賀が好きになりました(^^♪
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たんしおれもんさんへ (MILE-TETSU)
2006-07-13 15:22:20
こんにちは、たんしおれもんさん!

ありがとうございます!

そう言っていただけると嬉しいです!

実を言いますとここのところ、この「横須賀風物百選」ネタが多くなってきましたが、読んでくださる皆さんが、あまり興味がなかったらどうしよう.....と不安だったんです。

あまり偏らないでバランスよく入れていこうと思っています。どうか最後までお付き合いくださいませ



コメントありがとうございます!
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