「ちまちま」のゲーム日記。

現在は、シャープX1と、レトロPC&ゲームの記事が中心です。

ついにアイテム課金?

2011年09月26日 12時00分06秒 | 信日常生活

「いいえ、違います。シリアルナンバー販売です」

信onも、某ソーシャルゲーム屋の流れを見て儲けに目がくらんだのかすら?w
まぁ、会社の運営を考えたら当然の流れなのかもしれませんね。

詳細がまだ出てないからなのか、各ブロガーさんの反応は「やや薄」といった感じですが
個人的には今後の分岐点に来ていると感じたので記事にしてみました。

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渡辺氏: 10月12日からです。それから、これは期間限定になりますが、
    成長促進のアイテムを入れたいと思っています。新章が出る前に、
    今中級レベルの人たちがもう少し上級レベルの人たちに追いついて
    一緒に遊べるようになっていただきたいです。

編: それは課金アイテムとして販売されるのですか?

渡辺氏: 期間限定でシリアルナンバーを販売する形で、
    使用することでアイテムが獲得できます。

編: どういう成長要素になるのですか?

渡辺氏: 技能経験値などですね。それも成長途中の方向けのものとして考えており、
    上級の方とあまり差が開かないようなケアをしています。
    時間のない人向けのアイテムです。みんなが同じ上昇率だと
    今までと同じようにしか上がっていかないので、
    追いつきたいという要望に応えるようなアイテムになっています。

編: どういう制限が入るのですか?

渡辺氏: 技能経験値のボーナスは「新星の章」までの技能に使えるといった感じです。
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以上、「GAME Watch」様のインタビューより引用


ゲーム内通貨で購入出来る物をシリアルナンバーにする必要も無いので
どう見ても「リアルマネー」で「覚醒値上昇に関するアイテム」を買うと言う事だと思うので
期間限定とは言え、これはアイテム課金で間違いなさそうです

しかしこれは、「月額課金」「アイテム課金」と言う
そのゲームのメインの収入源による「課金方式」では無く、「アイテムに課金する」事。
この辺りを混同しないようにしないと、またユーザーに誤解を与えない様に説明しないと
特に掲示板等のユーザーが討論する場などで、色々と誤解が出てきて荒れそうな気もします。
それは業界の用語なのかどうなのか分かりませんが、ユーザーにとっては
どちらも「ゲーム内の追加データを購入する」と言う事に変わりはありません

そもそも、今の生産材料が「@モバイル」と「ゲーム内で取れる」量のバランスが悪く
既にアイテム課金に近いものがありました
材料はまだ、ゲーム内通貨で売買出来るので特に問題ありませんでした。
今回も「ゲーム内通貨で購入出来るアイテム」や「長期報酬で交換出来るアイテム」
なら問題なかったのですが、それではコーエーの売上UPには繋がりませんねw

「新章が出る前に、今中級レベルの人たちがもう少し上級レベルの人たちに追いついて
一緒に遊べるようになっていただきたいです。」とありますが
今までなら、この種のブーストキャンペーンは無料でした。
理由は、キャンペーンを機に帰参者を獲得すると言う名目も少なからずあったのでは無いでしょうか。
それが、アイテムの効果内容にもよりますが「課金すれば追いつき易くなる」が
「課金しない人はさらに離される」と言う事になりそうです
また、今回のシリアルがそこそこ売れれば、
今後この様なブーストアイテムの販売も徐々に増えて来て、その差が大きくなる懸念があります。

一見、新規の人や帰参者が既存プレイヤーに追いつける気がして良い様に見えますが
まだ楽しさが分からない新規プレイヤーや、帰ってきて欲しい帰参プレイヤーに
重課金を科せるのは理に適いません。
つまり、技能覚醒の重要性を知る既存プレイヤーに対し
「2キャラ目、3キャラ目、を育てようとしている人」
もしくは「1キャラ目でLV65だが覚醒の差に愕然としてる人」
がターゲットになっている可能性があります。

これらの事から、個人的に多くのMMORPGの運営形態を見て来て
それらと照らし合わせてみた結果
「新規や帰参の獲得(による増収)は諦めて、既存ユーザーからの重課金」
を選んだ結果な様に思えます。
既に、今回の決戦前夜プレミアムBOXでその傾向がありましたね。
また最近は、夜中にワザとらしくキャンペーンの告知をしてアカウントの課金を促しています。
PS3版のプレミアムBOXが好調だった様ですが、
蓋を開けてみたら既存ユーザーばかりの購入だった。と言う事だったのかと推測されます。
まぁ人が減り続ける中、新規獲得も難しいとなれば自然な流れなのかもしれませんね。
先日発表された「鳳凰の章」の開発資金の捻出と言った所でしょうか。

以前、突発的に経験修得覚醒イベントがあったようですが、全く参加しなかったorz
多くのソーシャルゲームやアイテム課金のゲームに多いのですが
レア感を装ってアイテムを販売したり
タイムセールで「ログインしないと損」感を出す事でログインを促す。
もうゲーム内容で勝負するのは諦めたのかもしれない。
完全に人の心理を利用した、商売オンリーの手法でしかありませんね。


と言う訳で、個人的には信onのゲームとしての面白さが改善されると言う期待を
諦めた方が良さそうな気がしてきました。

よく読まずに勘違いされても困るので、あえて書きますが、
これは運営形態の一つであって、アイテム販売が「悪」ではありません
モバゲーやグリーも選択権は全てユーザーにあるのです。
しかし「本当に楽しくて課金しているの?」と疑問に思う事は多々あります。
例えが適切では無いかもしれませんが、一種の「ギャンブル脳」みたいになっていないだろうか?と。

個人的にゲームの面白さに結びつける為に人の心理を利用するのでは無く
いかに課金させるかに人の心理を利用しているのが嫌い

なだけで、あくまでも「月額課金+ステータスに差が付くアイテム販売」の制度が
自分に合わないと言う事なので、誤解の無いようにお願いします。

この流れで行くと、いつかは撤退する可能性も大きくなってきたので
取り合えずは今ある8キャラ(2アカ+2追加キャラ)のキャラスロ追加を止めて
6キャラに減らす事から始めようかと思います。
追加スロに居るのは武士と神通なんですが、ほとんど稼動していないし
ブーストキャンペーンが課金主体になる可能性もあり
今後、サブキャラは追加の課金をしないまま第一線で活躍する所まで
育成するのは難しそうなので、無駄なお金と時間を使わない様に早めの損切り。
貫と使えそうな物だけ移動して、休眠させました。

長年プレイし続けてきたゲームをパッタリ辞めるのは、なかなか難しいものです。
まぁ数年もやり続けてるとか「中毒症状になってる」と言われても否定出来ないので
ログイン時間も減ってきている今が、丁度良い機会なのかもしれません。
なんだか徐々に撤退して行く様が、禁煙してるみたいですねw


信onは「~しながら」ゲー(そんなジャンルあるのか?w)としては秀逸だと思うので
「課金したくなる罠」「やらないと損」みたいな人間の心理を突く攻撃を回避しつつ
今後の動向を見定めて行きたいと思った、ちまちまなのでした~。



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