「ちまちま」のゲーム日記。

現在は、シャープX1と、レトロPC&ゲームの記事が中心です。

PS4-自作縦置きスタンドの作り方

2016年01月03日 12時41分54秒 | その他ゲーム

前回の記事で書いたように「自作チップスタンド」を使ってましたが
あまりにもアレなんで、早速年末年始を利用して自作してみました。

ポイントは下部の吸気口を塞がないスタンドを作るです。

ちなみに今回作ったPS4スタンドは、薄型やProの事は考えていませんが
本体のみで縦に立てる事が可能なら、PS2やPS3問わず
応用出来るスタンドだと思います。


●自作PS4縦置きスタンド(妄想編)

何となく頭の中でイメージは出来てるものの考えられるパターンが多すぎて纏まらないorz

○三角形パターン

 □


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一般的な縦置きスタンドタイプ、恐らく作るのも一番簡単。
頂点部分が開かない構造に出来るかがポイント

○コの字型パターン
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上下の隙間を埋めて支える感じ、今のチップスタンドに近い。
コの空いてる側は針金か紐みたいなもので倒れないようにする。

○Uの字パターン



l-l
横幅を最小に上下のつっかえ棒みたいな感じで支える
前面と背面に色々付けやすい。

最初は三角形パターンで行こうと思ったが、カラーボックスの左右の幅が意外と狭い。
PC用USBファンの取り付けと相性が良いのは「コの字」か「Uの字」
「Uの字」の方が左右対象で見た目は良さそうだけど結構な長さが必要になる。
「コの字」は安定感が低そうだが、実は横置きでも使えそう。
まぁ、100均素材なので2,3個作ってみるのも面白いかもしれません。

実は100均素材を買う前に、ダンボールで何か作れないかと試してみたものの、紙素材は紙ですたorz
梱包時の折り紙技術を駆使すれば、かなり良いスタンドが出来るとは思いますが折り目を綺麗に付けるのが難しい。
あと、端の方がひしゃげてしまうので断念。

で、上記の3つのパターンを妄想しつつ100均で材料仕入れ。
「すのこ」とかも売ってたけど、板の部分がデカイので、吸気口を塞ぐのには変わりない。

取りあえず、土台×1、スポンジ×1、針金か収束バンド×1の¥324-コースで。
 

長さ的に、Uの字パターンは微妙に長さが足らなかったので、三角形パターンを妄想しています。

土台×3を結束バンドで留める「ボンビーガール森泉スタイル」でも良いのですが
どんどん素材追加になって金額が上がったり、大掛かりになったり色々測ったりと、
失敗した時の精神的ダメージがデカイので、今回は見送り。


●自作PS4縦置きスタンド(制作編)

特に図面も無く、手本となる物もない一発勝負なので、曲げる所を決めた場所は「感覚」です。
最初に足部分の希望横幅を出して、両方を曲げた時のスタンドの高さを計算。
マス目を数えて、丁度曲げやすい所にしました。

素材の全長   :59cm
目指した底辺  :10cm
実際の底辺   :11cm
実際の高さ   :24cm
こんな感じです。

まずは軽く曲げて、カドを作って行きます。
木の板など平らな硬い物を充てがって、指で少しずつ曲げて行きます。
外枠がとても硬いので外側を最初に曲げて、それに合わせるように内側を曲げて行きます。
曲げる時に板やラジオペンチなどをそのまま使うと、ビニール被覆が剥がれてしまうので
ボロ布など当てて傷が付かないように曲げていきます。


1度に最後まで曲げずに、少しずつ曲げる事を繰り返して、限界まで曲げれば完成。
完全に三角形にする必要は無く、若干台形気味でも問題なす。

この時PS4の幅より狭くすることで、押さえとして機能させます。

フィット感を試すため、傷つけない様に細心の注意を払ってPS4をセット。

なかなか良い感じですが、かなりグラグラします。
原因は、曲げる時の反動で底面がU字になってるからでした。
 

なので、底面だけ緩やかな” W ”又は” ヘ ”の字みたいに曲げてカドを付けます。


テストの為にPS4を付けたり外したりするので、100均スポンジを巻きつけ。
 


安定化の為にW字にしましたが、結果として底面に良い感じの空間が出来ました。
 


中央に置くとこんな感じなのですが
 

ちょっと前寄りに置いた方が安定して良さそうかな?
 

ザックリ完成♪


このままでもシッカリしてますが、念のため針金で固定。
PS4本体に気持ち程度の足がある為、PS4が上に抜けなくなりますが安定感が増します。
 

 

残念ながら、翌日見たらスポンジの糊が剥がれてました...流石100均orz


粘着力倍増の為に、挟む感じにすることにしました。

お?こっちの方が、かなり綺麗に付けられました。


スタンドの安定感をもっと出したい人は、底辺を少しだけ伸ばすと良いと思います。
底辺は伸ばし過ぎると支えが弱くなるので、程々に。


取りあえず、スタンド部分の第一形態、完成~♪

 

●自作PS4冷却ファン

自作スタンドが金網タイプで拡張性が高いので
冷却ファンをスタンドと一体型にする事にしました。
前回の記事で妄想していたUSBファンをジョーシン店頭にて調達

・BIGFANシリーズ用スイッチ [強風/弱風/OFF 切替] FANCON-Switch

ジョーシン店頭:¥518-税込

・2連USBファン BIGFAN120U for Men Stereo BIGFAN120U-STEREO

ジョーシン店頭:¥1,598-税込

ファンスイッチ2連結で「弱+弱」にしたら、超スローで回せるかと思って試してみたけど
このファンでは電流が足らなくて回らなくなりますたorz

にしても、120は少し大き過ぎたかな?
自分は低回転で回して音を抑えつつ風量を確保したかったので大きい方にしました。
スタイルを考えるなら80のツインで良いと思います。
この辺、どちらが良いかは環境や好みの問題になりますかねぇ。

 

こちらも何の設計図も無いので、縦に2段重ねしてイメージを膨らませる。
 


どうやらそのままだと、HDMIケーブルが干渉しそうw
 

電源ケーブルは余裕で横出し。
LANケーブルはフラットタイプを使っても少し飛び出すかな?

LANケーブルは位置的に、ファンを上下2分割にするかPS4を前にズラせば問題なし。

HDMIケーブルも頭が小さくてケーブルが細い製品が出てるので
そちらなら問題無い可能性があります。
自分は今、家にあるもので済ませてみました。

物は違いますがamazonで¥200-ぐらいでありますね


最初、PS4の熱がどの辺りから排出されるのか分からなかったが
何となく中央よりやや下。丁度電源辺りの熱量が一番大きそうな気がします。
上の方は、ほんのり熱を持っているがそこまで熱くはなさそう。

ファンの配置をどうするか悩みましたが、
カラーボックスの上下に合わせる様に分割する事にしました。

今回取り付けたファンは風量がかなり多い感じで
低速で回してもカラーボックス前面から空気が流れているのが分かるほど。

PS4に限らず、テレビ台やカラーボックスの背面に付ければエアフロー抜群だと思います。

今回はファンを結束バンドで簡単に取り付けて見ました。不具合が出たらやりかえます。


と、ココへきて少しだけ問題が...
 
ファンを固定したら、PS4電源コードが若干付けにくい...
先に電源コードを付けてから、PS4をドッキングする感じが楽かもしれません。 
LANケーブルは、ファンとファンの隙間なので楽に取り付け
HDMIケーブルもL型金具のお陰で楽ですが、小型ケーブルやL型ケーブルを使うなら
配線を付けてからPS4を定位置にセッティングするのが良いと思います。 
 

●USBハブ

これは別に無くても全然OK
ファンの電源がUSB1ポート占領するが、
もう1ポートにUSBハブを付けて運用すれば問題なし。

余ってるUSBハブが転がってたので、
USB付きスタンドに対抗して何となく付けてみました。
見た目は、スイッチだけの方がシンプルで良い気がするw
(別口でUSBハブが必要になったので、現在は外して使用中。)


あとは、ファンスイッチと配線を配置


PS4とドッキングして完成♪
 
 



●まとめ

○作業中の注意点

・土台はビニール被覆なので、曲げる時等は布切れなどを当ててめくれないようにする
・針金等使う時は、PS4と擦れないか注意
・土台が安定しているか、平らな所に置いて時々チェックする。
・安物ファンは振動するので、シッカリ固定&クッションを噛ますと良いかも。

自分が作業した感じの注意点はこんなものかな?

○実際の使用感

○自作PS4用縦置きスタンド
・とにかく安い。
・想像以上の安定感。
・自分好みにアレンジ出来、汎用性は高い。
・加工に自信がある人にはオススメ。素材が¥108-なのでお試しも気軽。

○自作PS4用ファン
・弱でも風量抜群でカラーボックス全体のエアーが流れているのが分かるほど。
・振動もノイズもあるので、弱運用がオススメ。(ただし冬場検証時)
・環境によっては無くても良い。 BOX前面にフィルターを張るタイプにも使える。


○使用素材と金額一覧

○縦置きスタンド部分
・ワイヤー(金網)   :¥ 108-
・隙間テープ(スポンジ):¥ 108-

○クーリングファン部分
・USBファン120U×2  :¥1,598-
・USBファンスイッチ :¥ 518-
・HDMIアダプタ(中古:¥ 200-ぐらい

○その他
・USBハブ(中古)  :¥ 600-ぐらい

○汎用部品
・結束バンド      :¥ 108-
・ビニール被覆針金   :¥ 108-

合計          :¥3,348-ぐらい

USBハブ無しで¥2,748-なら納得の価格。
実質¥324-のPS4スタンドがコスパ高すぎw


既成品が良いと言う方は、HORIの倒れにくいスタンドと
「PS4用USBクーリングツインファン」に
今回使ったUSBファンスイッチを合わせてみると言う手もあります。
ただし、自分は検証していないので弱でファンが回るかは不明ですのでご注意を。

あとは、春先の温度が上がってくる頃からどうなって行くかがポイントです。
フィルターがアレなので、PS4のファンが回り出すなら、そっち方面を改良する可能性があります。
例えば、PS4の背面からファンまでの仕切りを付けてダイレクトにエアーを吸い出す構造にするとか。 

また、スタンドもぶっちゃけ針金を曲げただけなので、
勝手に広がってきたり、グラグラしてこないかはチェックして行きたいですね。

PS4関連グッズが、版権の影響なのかどうなのかどうなのか分かりませんが
本体の売上数が多いにも関わらず、種類が出まわらない為、
自分みたいに困ってる人も居るだろうと、今回は記事にしてみました。。

ゴチャゴチャした配線が気になる場合はスタンドだけで使ったり
最低仕様なら僅か¥216-から始められ、汎用性も高いので
興味の有る方は自作にチャレンジしてみては如何でしょうか?

以上、ちまちまの「自作PS4スタンドの作り方」でした。



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