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3月の地球人カレッジ

2014年04月03日 | 地球人カレッジ
*テーマ:「アフリカの言語とコミュニケーションスタイルについて考える 」

*日時:3月15日(土) 19:00~21:30
*参加人数:15人(発表者、ネットでの参加者含む)
*場所:さくらcafe
*発表者:稲葉久之さん (特定非営利活動法人 AMDA社会開発機構)

今回はザンビアから帰国したばかりの稲葉さんを講師に迎え、セネガルの現地語ウォロフ語について
そして、ワークショップを通じたコミュニケーションについて、お話くださいました



ウォロフ語は、英語やフランス語とは全く違い、主語が変化していくそうです
これだけだと、何のことやら分かりませんが、稲葉さんの説明を聞いているとなるほど~
と納得できました
(詳しい説明は是非、こちらでご覧ください

当初、ウォロフ語を理解することにとても苦労されたということなのですが、ある時、
ストンっと腑に落ちたそうです
それは、文法について考え過ぎていて、話をするという基本的なことに目を向けたから
なんだそうです
ウォロフ語は、もともと文字がない言葉であり、コミュニケーションがメインなので話言葉
であり、文法的に考えてしまうと、なかなか理解できないということだったんですね~

その後はウォロフ語にも慣れてきたそうですが、やはりミスコミュニケーションがあることもしばしば
言葉に暗にこめられた思いというのは、大間違いの危険性をも孕んでいるとおっしゃいます。
それは、日本語でも同じで、言葉が通じるからといって100%理解されることではなく、100%に近づく
ためには、聴き方、問いかけ方にひと工夫必要ということで、この後、参加者の皆さんでちょっとした
ワークショップも実施していただきました。
コミュニケーションって奥深いものですね~



引き続き、次の週に行われたTICO×さくら診療所とのコラボ企画の内容をご紹介します

*テーマ:「代表吉田修が今伝えたいこと 」

*日時:3月23日(日) 10:00~12:00
*参加人数:15人(発表者、ネットでの参加者含む)
*場所:さくら診療所デイケア室

TICO代表およびさくら診療所理事長でもある吉田修が今伝えたいことと題してお送りしました
スペシャルゲストとして弁護士の武井由起子さんをお招きし、憲法が改正されたら私たちの生活・
未来はどうなるのか
軽快なトークや紙芝居を使いわかりやすくお話ししてくださいました
普段の生活ではあまり馴染みのない日本国憲法について、現役の弁護士さんからお話いただき、
そうだったんだっと思うことも。
改めて日本の将来について考える良い機会となりました




 文責:事務局(近森)

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