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地球人カレッジ 5月

2011年05月16日 | 地球人カレッジ
*とき:5月14日(土)19:00~21:00
*参加人数:40名(発表者、ネットでの参加者含む)
*ところ:吉野川市山川町 さくら診療所デイケア室
*講演者:吉田 純さん(TICOザンビア事務所長、業務調整員)
*テーマ:NGO在外事務所の運営とは~あなたも事務所長になれる!~+学生のザンビア報告

前半はTICOザンビア事務所長より「NGO在外事務所の運営とは」
後半はこの3月にザンビアを訪問した学生団体IFMSA内プロジェクトAVPのメンバーによる活動報告を実施しました。
※IFMSA:国際医学生連盟、AVP:アフリカン・ビレッジ・プロジェクト

まずは、NGOの在外事務所というと、皆さんどのようなイメージをお持ちでしょうか?

在外事務所の大きな役割としては
1)現地情報の収集
2)プロジェクトの立案
3)プロジェクトの実施
4)事務所運営
があります。

そしてその中で事務所長の役割というのは、
1)~4)に係る作業を円滑に無駄なくかつ心地よく進めるための環境づくり、
具体的には、状況判断→協議、責任の所在の明確化そしてフォローアップまた対外的対内的な関係構築が求められます。

でも、これってどの業種でも管理職には求められてくる仕事ですよね?
NGOだからって特別に発生してくる仕事というのはほとんどありません。

もちろんザンビアという環境に応じて、求められる資質というのはあります。
最後に「あなたの在外事務所長度診断(オリジナル)」として12個の項目があげられましたが
「あなたは何でも食べられる」(=現地の人の歓迎を無下にしない)
「あなたはとっさにスピーチが出来る」(=なんだかんだと頼まれます)
「あなたの体力は馬並みだ」(=補足不要でしょう。日本でも必要?!)
といった項目が含まれていたのは途上国ならではでしょう
他の項目が気になる方は動画をチェックこちらから





続いて学生さんからのザンビア活動報告をいただきました。

・現地で活動するNGOを見学してみて
・TICOの事業実施地であるモンボシ地区でのホームステイを通して



各人いろいろと感じたようです。

特にホームステイをしてみて、実際にヘルスポストから泊めていただく家庭まで数時間歩いたことは、教育や医療へのアクセスの難しさ(距離の遠さ)を痛感させる機会となったようです。

今後、彼らがどういった道を歩んでいくのか。楽しみですね

*講演を視聴する*

次回の地球人カレッジは6月18日(土)19:00~です。
徳島でフリースクールを運営する伊勢達郎さんをお招きします。

文責:事務局(瀬戸口)


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