
2011/10/21、よみうりホール。
開場時刻の18時を数分過ぎたころ到着したが、すでに列はなかった。
2列目に座る。
このあたりに座っていると、必ずと言っていいほど周りから「前過ぎない?」
という声が聞こえてくるが、よみうりホールは最前列でも大丈夫です。
それよりも、ここの1階席は3列目を避けた方がいいです。
**
ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ベラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト。
**
コルター・スティーブンス大尉(ジェイク・ギレンホール)が睡眠から覚めると
そこは列車の中。
前には見知らぬ女性クリスティーナ(ミシェル・モナハン)が座っていて、
彼をショーンと呼ぶ。
スティーブンスは、あなたが誰か知らないし、私はショーンではないと答えるが、
女性は取り合わない。
気分が悪くなって、トイレに行くと鏡に映っていたのは全く別人の顔。
身分証明にはショーン・フェントレスとある。
やがて、列車が駅につき、何人かが降り、何人かが乗ってくる。
ありふれた日常の些細なことが次々と周りで起こる。
しか、列車がその駅を出発し、貨物列車とすれ違う瞬間、
大爆発が起こり列車は炎に包まれる。
スティーブンスは密閉されたカプセルで椅子に座った状態で目が覚める。
モニターには軍服を着た女性が、記憶を呼び戻す手順を繰り返す。
女性の名はコリーン・グッドウィン(ベラ・ファーミガ)
スティーブンスはアフガンに出動していたヘリパイロットの自分が
なぜここにいるのかは理解できない。
グッドウィンは細かい説明をせず、爆弾は見つけたか、爆弾犯を探せ、としか言わない。
間もなく、スティーブンスは再び先ほどの車内に戻される。
女性との会話、コーヒー、コーラ、車掌、すべてが繰り返される。
スティーブンスはこれを訓練だと理解し、すべてはプログラムによって
VRで再生されていると考え、爆弾を検索する訓練だと思う。
捜索はするもののまたも爆発。
再び車内に戻され、同じ場面が繰り返される。
スティーブンスは理由がわからなければ、指令を続けないと答える。
ついにラトリッヂ博士(ジェフリー・ライト)が、いきさつを語るが
それは次のようなものだった。
今朝、7時48分にシカゴ行の通勤列車が爆弾テロで爆破され、乗客全員が死亡。
犯人は別の場所に爆弾を仕掛けようとしている。
博士は死亡者の記憶の断片を死の直前8分だけ、別の人物の脳内に再現することに成功、
今回のテロ事件の犯人を捜すため、条件が適合する志願者を探していたが、
2か月前から研究所にいるスティーブンスが選ばれたということだった。
そして、再現される内部でおこることはプログラム(ソース・コード)
による過去の再現であり、爆破が起こったこと、全員が死んだことは
過去の事実として変えられないと告げられる。
8分間の繰り返し。
制限された時間の中で果たしてスティーブンスは犯人を見つけ出し、
新たなテロを阻止することができるだろうか。
そしてプログラムの中であってもクリスティーナを救いたいと
考えるスティーブンスの思いは通じるのか。
物語は驚愕のラストへと続いていく。
**
過去を覗き見るはずのマシンが、実は過去と現在を繋ぐタイムマシンだった、
とは「デジャブ」だが、「映画通ほどダマされる」というコピーに
同じ設定を感じたのは私だけではあるまい。
まあ、作成者側が日本のコピーを知っていたとは思えないが、
早々に「これはタイムトラベルではない、
プログラムの中で過去を再現しているに過ぎない。」と、
それを否定するセリフを吐いている。
0秒後の見せ方は面白かった。
これが言うところの「ダマされる」話なのかなとも思ったが、
それほどびっくりするほどの話じゃないにしても感傷的なエンディングだった。
あの卵形のオブジェの見せ方はうまい。
ジェイク・ギレンホールが実はXXXのは、早い段階で明かされる。
死者の記憶を再現するには、XXXが必要なんだろうことは、
分かりやすいというか、受け入れやすい。
ところで、ショーン自体はどこへ行ってしまったんだろう。
開場時刻の18時を数分過ぎたころ到着したが、すでに列はなかった。
2列目に座る。
このあたりに座っていると、必ずと言っていいほど周りから「前過ぎない?」
という声が聞こえてくるが、よみうりホールは最前列でも大丈夫です。
それよりも、ここの1階席は3列目を避けた方がいいです。
**
ジェイク・ギレンホール、ミシェル・モナハン、ベラ・ファーミガ、ジェフリー・ライト。
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コルター・スティーブンス大尉(ジェイク・ギレンホール)が睡眠から覚めると
そこは列車の中。
前には見知らぬ女性クリスティーナ(ミシェル・モナハン)が座っていて、
彼をショーンと呼ぶ。
スティーブンスは、あなたが誰か知らないし、私はショーンではないと答えるが、
女性は取り合わない。
気分が悪くなって、トイレに行くと鏡に映っていたのは全く別人の顔。
身分証明にはショーン・フェントレスとある。
やがて、列車が駅につき、何人かが降り、何人かが乗ってくる。
ありふれた日常の些細なことが次々と周りで起こる。
しか、列車がその駅を出発し、貨物列車とすれ違う瞬間、
大爆発が起こり列車は炎に包まれる。
スティーブンスは密閉されたカプセルで椅子に座った状態で目が覚める。
モニターには軍服を着た女性が、記憶を呼び戻す手順を繰り返す。
女性の名はコリーン・グッドウィン(ベラ・ファーミガ)
スティーブンスはアフガンに出動していたヘリパイロットの自分が
なぜここにいるのかは理解できない。
グッドウィンは細かい説明をせず、爆弾は見つけたか、爆弾犯を探せ、としか言わない。
間もなく、スティーブンスは再び先ほどの車内に戻される。
女性との会話、コーヒー、コーラ、車掌、すべてが繰り返される。
スティーブンスはこれを訓練だと理解し、すべてはプログラムによって
VRで再生されていると考え、爆弾を検索する訓練だと思う。
捜索はするもののまたも爆発。
再び車内に戻され、同じ場面が繰り返される。
スティーブンスは理由がわからなければ、指令を続けないと答える。
ついにラトリッヂ博士(ジェフリー・ライト)が、いきさつを語るが
それは次のようなものだった。
今朝、7時48分にシカゴ行の通勤列車が爆弾テロで爆破され、乗客全員が死亡。
犯人は別の場所に爆弾を仕掛けようとしている。
博士は死亡者の記憶の断片を死の直前8分だけ、別の人物の脳内に再現することに成功、
今回のテロ事件の犯人を捜すため、条件が適合する志願者を探していたが、
2か月前から研究所にいるスティーブンスが選ばれたということだった。
そして、再現される内部でおこることはプログラム(ソース・コード)
による過去の再現であり、爆破が起こったこと、全員が死んだことは
過去の事実として変えられないと告げられる。
8分間の繰り返し。
制限された時間の中で果たしてスティーブンスは犯人を見つけ出し、
新たなテロを阻止することができるだろうか。
そしてプログラムの中であってもクリスティーナを救いたいと
考えるスティーブンスの思いは通じるのか。
物語は驚愕のラストへと続いていく。
**
過去を覗き見るはずのマシンが、実は過去と現在を繋ぐタイムマシンだった、
とは「デジャブ」だが、「映画通ほどダマされる」というコピーに
同じ設定を感じたのは私だけではあるまい。
まあ、作成者側が日本のコピーを知っていたとは思えないが、
早々に「これはタイムトラベルではない、
プログラムの中で過去を再現しているに過ぎない。」と、
それを否定するセリフを吐いている。
0秒後の見せ方は面白かった。
これが言うところの「ダマされる」話なのかなとも思ったが、
それほどびっくりするほどの話じゃないにしても感傷的なエンディングだった。
あの卵形のオブジェの見せ方はうまい。
ジェイク・ギレンホールが実はXXXのは、早い段階で明かされる。
死者の記憶を再現するには、XXXが必要なんだろうことは、
分かりやすいというか、受け入れやすい。
ところで、ショーン自体はどこへ行ってしまったんだろう。
まあここはついつい思ってしまいますよね。
宣伝に関しては上手い煽りといえば煽りですが、本当にそういう映画が出た際に使ってほしいです。
その通りですね。
思い起こせば「シャッター・アイランド」
あれは完全に宣伝にやられました。
>ところで、ショーン自体はどこへ行ってしまったんだろう。
ショーンはどうやっても助からないんですよね。
数多くあるパラレルワールドの中には、彼をも救出するミッションがある…かもしれないんですけど。
そこはさておき、結構楽しめた映画です。
ダンカン・ジョーンズは今後も注目の映画監督となりそうです。ただの七光り野郎では無さそう。
では、また来させていただきます。今後とも宜しくお願いいたします。
ショーンにはお気の毒でしたが。