Mini Album『SPARKY』/GUNIW TOOLS(1997年8月21日発売)
参加楽曲
全6曲参加
横メモ
今回のレコーディングは前回とは違い日本人だけの合宿でした。
この頃既にメンバー間とは気心知れた間柄だったので、あーだこうだと話ながら録音が進んで行きました。
(思い入れが強いレコーディングだったので曲解説にします^^)
1:『SPARKY』
この導入曲(SE)ですが、「歩いてドアを開けるとその部屋では摩訶不思議な『Guniw World』が繰り広げられている」という様なイメージを作ろうとなり、レコーディングの後半に創りました。
ジェイク君の「ウェルカム」という台詞の後に出てくる『おかしな歌?絶叫??』の声は、僕です。
ある日遅れてスタジオに入ると、アサキちゃんに「横ちゃんってオペラ歌手だよね?」と聞かれ、「もちろん!」と答えたらすぐにボーカルブースに入れられ、録音した幾つかのテイクの一つです。(寝起きにオペラって・・・^^;)
自分の声に目覚め始めました・・・
2:『NO MAN』
この曲は1番最初に録音を始めました。
生ブラスのアレンジが入る事になったので、僕はちょっとした効果音での参加でした。
この曲の最初はバンドだけのアレンジを聴いているわけで、その後プロの方のアレンジでブラスが入った時は「こうなるものかぁ」と感動しました。
3:『BUZZ HEAD』
この曲はアサキちゃんと僕の中で問題作です。(^^;)
打ち込み曲という事で最初はアサキちゃんと2人でコツコツ創り始めました。
ベーシックのリズムを創り、生ベースの音を加工してシーケンスを創って合わせた時に「カッコ良くなるね!」とアサキちゃんと楽しく創って行きました。(^^人^^)
硬質でクールでアバンギャルドで・・・
ギターも入り最終段階に近づいた翌日、ジェイクが初めて聴き一言。
「かっこ良すぎるね・・・」
そこから今度はジェイク君のディレクションのもと、『解体作業』が始まりました・・・^^;
(ここまでのバージョンがアサキちゃんは好きだったと言ったとか?言わなかったとか><)
寝起きのアサキちゃんをボーカルブースに入れて、「力強い声をちょうだい!」とジェイクの指示。
若干躊躇したアサキちゃんでしたが、そこはプロ。
「チョーップ!」「キーック!!」「トォー!!!」・・・
その声をサンプリングしてリズムに絡め、力強いものに変わりました。
止まる事を知らないジェイクD(^^)は、「チープなギターが欲しい」という事になり、急遽アサキちゃんが左手(利き手の逆)でチープなフレーズを弾くも、そこはプロ。
「上手い」という理由で・・・
「横ちゃんギタリストだよね?」「もちろん♪」
リズムに合わせず絶妙に音程も外し、1テイクOKとなりました。
(更にエンジニアのHさんもギタリストデビューしました。)
最終味付けとして、「オペラ歌手」の歌声も入れました。
そっと見守るフルフルとアサキちゃん・・・
カッコ良さにユーモアがある強力な楽曲となりました・・・(ー人ー;)
因みに曲の最後に入っている50秒位のSEは、即興録音したテイクを再構築してブリッジ扱いにしました。(ここでも力強い声が入っていますね^^;)
4:『SOUP』
この曲ではほんのりノイズを入れました。
ジェイク君が「前曲のノリで声とか入れる?」と言ってましたがアサキちゃんはハッキリとした口調で断ってました。(^^)
因みにこの曲の最後に入っているSEは、前曲で録っていた声などを使って即興で創りました。(なんか唸ってますね^^)
5:『EASY SMALL WORLD』
この曲は打ち込みなのでリズムから創りました。
あとは上モノのノイジーシンセを入れましたが、メインはアコギサンプリングです。
ジェイクの弾いたフレーズをサンプリングし、鍵盤に10個くらい並べて、そのまま弾いたり連打して弾いたり、違うものどうし交互に弾いたりしながら(こうするとオリジナルフレーズとは違うものが出来るのです)、曲と合う場所を探しながら録音していきました。
6:『不断の窓』
この曲は生のバイオリンやアコーディオンが入るので、エンディング部分を創りました。
ピアノの弦に鉛筆を置いて弾きました。
実験しながら仲間と創る楽しさ、葛藤、苦しみを沢山体験出来ました。
録音が終わると、毎日呑んでましたねぇ。
グニウが出演していた某TV番組にゲスト出演させてもらったのもこの頃かな?
色々と蘇ってくる大切な作品です。
大事な音楽仲間とユニットを組んで作品を出したいと思ったのでした。・・・つづく
参加楽曲
全6曲参加
横メモ
今回のレコーディングは前回とは違い日本人だけの合宿でした。
この頃既にメンバー間とは気心知れた間柄だったので、あーだこうだと話ながら録音が進んで行きました。
(思い入れが強いレコーディングだったので曲解説にします^^)
1:『SPARKY』
この導入曲(SE)ですが、「歩いてドアを開けるとその部屋では摩訶不思議な『Guniw World』が繰り広げられている」という様なイメージを作ろうとなり、レコーディングの後半に創りました。
ジェイク君の「ウェルカム」という台詞の後に出てくる『おかしな歌?絶叫??』の声は、僕です。
ある日遅れてスタジオに入ると、アサキちゃんに「横ちゃんってオペラ歌手だよね?」と聞かれ、「もちろん!」と答えたらすぐにボーカルブースに入れられ、録音した幾つかのテイクの一つです。(寝起きにオペラって・・・^^;)
自分の声に目覚め始めました・・・
2:『NO MAN』
この曲は1番最初に録音を始めました。
生ブラスのアレンジが入る事になったので、僕はちょっとした効果音での参加でした。
この曲の最初はバンドだけのアレンジを聴いているわけで、その後プロの方のアレンジでブラスが入った時は「こうなるものかぁ」と感動しました。
3:『BUZZ HEAD』
この曲はアサキちゃんと僕の中で問題作です。(^^;)
打ち込み曲という事で最初はアサキちゃんと2人でコツコツ創り始めました。
ベーシックのリズムを創り、生ベースの音を加工してシーケンスを創って合わせた時に「カッコ良くなるね!」とアサキちゃんと楽しく創って行きました。(^^人^^)
硬質でクールでアバンギャルドで・・・
ギターも入り最終段階に近づいた翌日、ジェイクが初めて聴き一言。
「かっこ良すぎるね・・・」
そこから今度はジェイク君のディレクションのもと、『解体作業』が始まりました・・・^^;
(ここまでのバージョンがアサキちゃんは好きだったと言ったとか?言わなかったとか><)
寝起きのアサキちゃんをボーカルブースに入れて、「力強い声をちょうだい!」とジェイクの指示。
若干躊躇したアサキちゃんでしたが、そこはプロ。
「チョーップ!」「キーック!!」「トォー!!!」・・・
その声をサンプリングしてリズムに絡め、力強いものに変わりました。
止まる事を知らないジェイクD(^^)は、「チープなギターが欲しい」という事になり、急遽アサキちゃんが左手(利き手の逆)でチープなフレーズを弾くも、そこはプロ。
「上手い」という理由で・・・
「横ちゃんギタリストだよね?」「もちろん♪」
リズムに合わせず絶妙に音程も外し、1テイクOKとなりました。
(更にエンジニアのHさんもギタリストデビューしました。)
最終味付けとして、「オペラ歌手」の歌声も入れました。
そっと見守るフルフルとアサキちゃん・・・
カッコ良さにユーモアがある強力な楽曲となりました・・・(ー人ー;)
因みに曲の最後に入っている50秒位のSEは、即興録音したテイクを再構築してブリッジ扱いにしました。(ここでも力強い声が入っていますね^^;)
4:『SOUP』
この曲ではほんのりノイズを入れました。
ジェイク君が「前曲のノリで声とか入れる?」と言ってましたがアサキちゃんはハッキリとした口調で断ってました。(^^)
因みにこの曲の最後に入っているSEは、前曲で録っていた声などを使って即興で創りました。(なんか唸ってますね^^)
5:『EASY SMALL WORLD』
この曲は打ち込みなのでリズムから創りました。
あとは上モノのノイジーシンセを入れましたが、メインはアコギサンプリングです。
ジェイクの弾いたフレーズをサンプリングし、鍵盤に10個くらい並べて、そのまま弾いたり連打して弾いたり、違うものどうし交互に弾いたりしながら(こうするとオリジナルフレーズとは違うものが出来るのです)、曲と合う場所を探しながら録音していきました。
6:『不断の窓』
この曲は生のバイオリンやアコーディオンが入るので、エンディング部分を創りました。
ピアノの弦に鉛筆を置いて弾きました。
実験しながら仲間と創る楽しさ、葛藤、苦しみを沢山体験出来ました。
録音が終わると、毎日呑んでましたねぇ。
グニウが出演していた某TV番組にゲスト出演させてもらったのもこの頃かな?
色々と蘇ってくる大切な作品です。
大事な音楽仲間とユニットを組んで作品を出したいと思ったのでした。・・・つづく
初めてかもしれません、持っているものって…
なんか嬉しいなぁ~
とても思い入れの強い作品!こちらでしたか☆読んで、「聴いてみたいな」という気にさせます。
数日後に、わたしたぶん聴きます^^v
・・仲間と創る楽しさ・・・私は、学生時代のアートフェスを思い出してしまいましたf^^(・・たしか・・課題でみな忙しくて、委員に立候補する人が誰もいなくて・・・あみだくじ^^で自分が実行委員のひとりになりました。でも、やってみたらとっても充実していました◎打ち上げは・・焼肉食べ放題だったなあ^^)
早速聞き直してみました。
この叫びがオペラ歌手の方のものとは^^
グニュウさんは色んな実験的な事をされてましたね。
10年以上経った今聞いても全く古さを感じない斬新なカッコイイ音です。
他のアルバムも聞き直したくなりました♪
自分の好きな作品に横ちゃんがどう参加したかわかるヨコ録、これからも楽しみにしています!
1曲1曲の創作時期の解説が詳細で、思い入れの深さと楽しくやれたんだなぁというのが伝わってきます^^
そして、「全否定からの創造」…。まさしく、ここにも表われてますね^^;
創作の道は険しい…(笑)
子噺しからココへの流れ(と勝手に思ってますが…)が、絶妙でニヤッてしちゃいました☆
破壊される前のカッコ良すぎVer.も聴いてみたいですね~♪♪
今日は仕事終わったらCD屋さんに寄りたいな~っと…(笑)
いつもこっそり読ませていただいてます。
あの声が、横山さんだったとは!!すごい衝撃!で、思わずコメントしました。
SPARKYはグニュウのアルバムでも一番良く聞いてます。そしてあの絶叫も・・・
夜道、iPodで聞くとあの足音怖いんですよね~
私の好きなアルバムの影に横山さんアリ!というくらい、ヨコ録に登場してくれます。
ダミーズもライブ行ってみたいけどなんせ遠いんで・・・グニュウさんたちの出身地でお待ちしてます!
これからもブログ楽しみにしてます!
届くのを楽しみに待っております♪
思わず吹き出してしまったタコの話や、ヨコ録のあまりの詳しさに、つくづく横ちゃんの記憶力のすごさに驚嘆しております。
・・・それに比べて、私の記憶の乏しい事ったらもう、情けなくなりますぅ。
笑劇的事実。
このアルバムもよく聞きますよ。
グニュウさんは全体的によく聞きます。
不断の窓が好きなんですよね。
好きな曲に横山さんが係わってるってなんか嬉しいですね。