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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

大空港

2015-09-06 07:42:01 | バイコヌール 旅行
【バイコヌール 珍道中 (7)】


モスクワきたー、な興奮と
遅刻、ダメ、ゼッタイ
(ゆいたん、マジゆいたん=BABY METAL@9/17大阪ライブ参戦しやすw)
…な緊張で、前日ほとんど眠れず、2日目の朝を迎えました。



前日の夜のこと。
深夜のモスクワの道路を眺めながら
寝る前に一服。
その瞬間に「本当に来たんだな」と実感。

寝る前にまたぞろ興奮したのがいけない。
時差ボケも影響して、超絶眠い。
しゃーない、機内で寝ればいいか、と
目をショボつかせつつ空港へ。

モスクワの朝焼けがムチャムチャ美しい。



この日はいよいよ
モスクワを立ち、
砂漠の地、カザフスタンはバイコヌールへ飛びます。

昨日着いたシェレメチェボ空港とは別のドモジェドヴォ空港へ。

おおー、近代的。



空港入り口のセキュリティチェックを終え、
チェックインも済ますと
大幅に時間が余りました。

これ幸いと
皆それぞれお茶したり、
お土産を買いに行ったり。


が、ここからが修羅場。


出国レーンへ向かうと大量の列が。
え?マジ?
さっきまでこんなにおらんかったけど。

焦る我々、なんとか順番が来ても、
ここは違うと、別の列を指示される始末。
また並び直し。ジャーン、ジャーン、げええ(←横山光輝版=曹操)

我々が乗るのは、この日の為に用意されたチャーター機の「特別運行」。
バイコヌールへの定期便なんて普段は出てないもんですから、
電光掲示板の表示も曖昧。
故に、どこに行けばいいのか、よくわからない。

右へ左へ一行が移動を繰り返すうち、時間だけは迫ってくる。
やばいよ、やばいよと
出川先生状態で焦っていたら、
どこからともなく救いの手が。
チケットを見た係員が
「あんたら、こっち」と特別レーンへ。

同行の方曰く、
最後に帳尻あわすのがロシア流。
大丈夫でしょう、とのことでしたが、
乗り遅れたらどうすんだべ?
とチキンな私は顔面蒼白。

なんとか審査をくぐり抜けたら
次に待つのは、セキュリティチェックの壁。

え?いやいや、さっきやったでしょ!

ノンノ~ン、
モスクワでは
チェックは二回です!と言わんばかり、
空港入り口とは比較にならんほど
列の進みが遅い。

この時ばかりは己の行動を本気で呪いましたよw
早く着いてたのに、お土産なんか買いに行くんじゃなかった。
マトリョーシカ、後で買えばよかったと。


後悔先にたたずを、ダメ押ししたのが
ツアー御一行が昨日買い込んだ
「お水」

機内持ち込みの水分に規制がかかるのは当然ですが、
我々は、チャーター機の特別運行で別扱い、、、
だったはずが、事情が全然違う。

絶賛引っかかって、「お捨てなさい」と
係員にうんざりされる始末。

前回は、別空港&専用ゲートからVIP待遇。
今回は、大空港&普通のゲートからなので
特別扱いはしません!状態だったそうな。

砂漠での生命線、お水が~(T T)


だが諦めたら、そこで試合終了ですよ、お兄さんw
我らが安西先生こと、菊地コマンダーは
機転を利かせて、全員のお水を
チェックフリーの免税店でゲットしてくださいました。
感謝~(涙目)


その後も
携帯電話を忘れそうになったり、
はぐれて焦りまくってダッシュしたり、
かと思えば皆さんを追い越して
機体へ移動するバスに先に乗ったりと、
ほんと奇跡だわ、、、
無事、飛行機に乗れたのが。

いや、
もしかしたら、これもロシア流?

最後に帳尻が合えば、それでいいのだ。


次回へつづく。


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