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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

モスクワで乾杯

2015-10-08 00:27:27 | バイコヌール 旅行
【バイコヌール 珍道中 (36)】



相変わらず腹の調子は最悪。
しかし朝食を抜いて出発したもんですから、
どうしてもお腹は空きます。

「ユーリさん、ごめん、飯喰いてえっす」
「わかりました。大丈夫です」

と、
赤の広場からすぐのところにあるレストランへ。
昼食を頂きました。



カウンターから好きなもの取って
最後にお会計システム。

ニシンの塩漬け。
りんごのピロシキとお肉のピロシキ=焼きタイプ。
ボルシチにお好みでサワークリームを添えて。
ベリーのジュース。
これらをカウンターから取ってお会計。

ボルシチとニシンが、マジで最高でした。
りんごのピロシキなんて初めて食べますが、
デザート感覚で甘くて美味しい。
ベリーのジュースも濃厚で美味。
最後にロシア料理を食べれて、大いに満足満足でした。

ユーリさんによると
ピロシキは「焼き」が伝統だそう。
日本では、揚げたのしかないんですが、
理由はユーリさんにもわからないとのこと。
確かに焼いたピロシキの方が、
胃がもたれなくて、美味かったです。

















電車に乗って、
コスモスホテルの最寄り=ヴェーデンハー駅へ帰着。
ホテルから、
道路を挟んですぐのところにある
最後の観光地、
「宇宙飛行士記念博物館」へ向かいます。



博物館の上には仰々しい、
それはもうソ連感半端ねえ建造物が。
名を「宇宙征服者のオベリスク」と言いやす。
征服かよw
お、おべりすくって、、、
名前からも東感醸し出してんなあw
しかも全てチタン製。
かけとるなあ、お金w
ロケットが宇宙へ飛び立つモチーフと
その下には宇宙開発の歴史に関わった人間のレリーフ。

バイコヌールでも、モスクワでも、
いたるところに彫像がたくさんありました。
東感、、、いや、昭和感、、、
、、、否、20世紀感という感じで、
独特の雰囲気を醸し出してましたね。
過去が匂いたってくる、とでも言いましょうか…。
NHKの「世紀の映像」っていう貴重なドキュメンタリーがあるんですが、
あれで使われてるBGMが、すこぶるピッタリきます。
彫像見る度、その曲が、頭の中で鳴ってましたw
(「加古隆 - パリは燃えているか」って曲)



宇宙飛行士記念博物館に入って、
写真撮影OKの料金をお支払い。
腕に紙製のリストバンドが巻かれます。





展示はすごいんですが、
バイコヌールで散々体験したからか
もうお腹いっぱい。

ユーリさんのせっかく訳してくれる
説明文の翻訳も右から左w
「ユーリさんごめん!疲れちゃったw」
















お土産買おうと売り場に行くと
店員さんがいない。
お昼休憩かなと時計を見ると
もうとっくに過ぎている。
最後もやっぱりロシアクオリティw
「開くのは遅く、閉まるのは早い」

ユーリさんも大層ご立腹。
ロシアの商売っ気のなさは、
もうちょい改善した方が良いとの意見に
激しく同意されてました。
やっと戻ってきた店員さんに
ロシア語でキレ気味のユーリさん。
目が怖いw


早めに戻って、預けた荷物をピックアップし
BARでユーリさんと乾杯。
ユーリさんお酒が大好物だそう。
ほどほどにねw

「ロシアで自由旅行は難しいみたいですね」
と聞くと、
「ビザの関係をクリアすれば問題ない」
らしいです。
ロシアの友人を作るのがミソらしく、
メールのやり取りなど、
友人関係を証明せねばならん、との事。
ううむ、やはり難しいのでは?
じゃあ、ユーリさん友人になってください、と
メアド交換&記念撮影。
最後のモスクワ観光も、大満足で無事終了と相成りました。


一人では食い切れない量のピザに
悪戦苦闘する同行さんと菊地コマンダーに合流。
おすそ分けを頂きました。

「Lサイズがまるまる来るとは思っていなかったのですね?」
「その通り」

だそうです。
別動隊の同行さんもツアーを終えて戻ってこられ
集合時間の午後3時と相成りました。


菊地コマンダー、
ユーリさんの手を借りて、
空港への車を手配。
無事到着した車に荷物を積み込み、
一行は空港へ出発いたしました。


ユーリさん、お子さん、奥様と共にお幸せに!


次回へつづく。

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