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日常と好きなものと母の自宅介護の極私的記録

気持ちは高ぶり…

2015-09-29 00:15:24 | バイコヌール 旅行
【バイコヌール 珍道中 (27)】


ホテルへ帰って6時間の空き。

次の集合は20時。
打ち上げは深夜。
英気を養う為、部屋に入って
ベッドへダイブ。



このままグッスリ眠れたらよかったのですが、
やっぱり3時間くらいで目が覚める。
出発まで、全然ある…ハァ

俺、緊張してるw

カーテンから日光が漏れる中、
持ってきたipodで音楽でも聞いて、
気持ちを休める事に。

なんだかバンドの初ライブ前みたい。
我が人生を変えた「TMGE - DROP」
絶賛どハマり「BABYMETAL - Road of RESISTANCE」
などなどを視聴。
そしてなんと言っても
「日本人初、宇宙へ」の番組テーマソング、
ユーミンの「SAVE OUR SHIP」。

静かにふつふつと
興奮してきます。。。
いや、アカンがなw


目がショボショボしてきて、
横になるも、、、、うぬぬぬ、
やっぱり寝れない。
また曲を聴き、気持ちを落ち着ける。
否、興奮するw

そんな繰り返しをかれこれ3時間w
集合の時間となりました。


一生に一度。
もう二度と訪れることはない
初めての経験。
あっという間に終わってしまうだろう。
ともすれば忘れてしまうくらい一瞬。
でもそれが明日の糧となる。
そのことだけはわかっている。
どんな結果になろうとも…
…などど、
観光旅行のはずが
いつしか夢を達成するんだと
感傷に浸って、意気込み過ぎ。
そりゃあ体調も悪くなりますわw
いいから寝なさいってw


用意を整え、いざロビーへ。

20時といってもなめちゃいけません。
昼ですw
煌煌と明るい外の景色。
もう何が何だか…
体内時計の悲鳴が聞こえる。

宇宙飛行士のお見送りをしに
昨日も向かったホテル・バイコヌールへ。




昨日と違って、入り口ではカバンの中もチェックする厳重さ。
そりゃそうか、今日は本番だもの。
三脚やら持ってきたが大丈夫かしら?
と焦っていると、やおら一気に列が進む。
さすがロシア流。
時間までに間に合わないのか、
はたまた観光客多すぎで、うんざりしたのか
ノーチェックでゲートをスルーw

並木道の手前に大型のバスが止まり、
報道関係者がカメラをかまえております。


川上村からの同行さんは
この日の為に特注であつらえた油井飛行士応援の法被姿。
プレスがこれ幸いとパシャパシャ。
旗も広げると、いろんな人が記念撮影しにきます。
そういや石油王も副村長と記念写真撮ってたなw




そうこうするうち、ざわつく会場。
いきなりかかるロシアのポップス…というか歌謡曲
飛行士が飛び立つ時にかける伝統の曲だそうです。
宇宙感全然ないッスけど、
歌詞に書かれてるみたい。



クルーが手を振りながら、やってきます。
照れ臭そうに、しかし晴れやかな笑顔の油井さん。
川上村の応援幕も、
きっちり油井さんの視界に入ったようで何より。
飛行士を乗せたバスは
無事、出発致しました。




一行は急いでホテルに戻り夕食。
サラダは残し
fish flyらしきものを少量食しました。
緊張で喰えないw


やっとこさ日も暮れ、
いよいよ打ち上げ基地へ

夜は長いぞー。


次回へつづく。


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