源 ~ミナモト~

ROOTS OF ENERGY

Message board from WORLD

ブルーハーツと南ア

2006年05月25日 | 徒然日常生活
                                 (夕暮れ)

THE BLUEHEARTSというバンド、ご存知ですか?

我ら世代の青春の象徴(男だけ?)。

彼らは、「青空」という名曲のなかで、アパルトヘイトのことを唄ってます。


         生まれた所や 皮膚や目の色で 
      いったいこの僕の何がわかると いうのだろう


今回は、これに関連した記事をご紹介します。ぜひご一読を。

→ 「世界一の格差社会で暮らして


格差がどんどん広がっているという日本社会の将来にも、これと似たような
危機感を感じるといったら言いすぎでしょうか。


「誰も幸せになれない」

貧困層は貧しさに苦しみ、富裕層は暴力に怯える格差社会、南アフリカ。

わかりやすいですが、勿論、これが南アフリカの全てではありません。
これまでにご紹介してきたように、南アには魅力がたくさんあります。

ですが、この記事に書かれてることもまた、南アフリカの現実なのです。

そして、南アの貧困は、バラック小屋がその代名詞として語られるような
「都市貧困地域」だけにあるのではありません。

バントゥースタンを中心とした「農村地域」にも、貧困がはびこっています。
アパルトヘイト政策の崩壊を意味した、ネルソン・マンデラ政権の樹立から
10年以上も経ったいまでも、です。

* バントゥースタン(南アフリカ政府の呼び方ではホームランド)とは、
   人種隔離(アパルトヘイト)政策下で作られた黒人居住地区のこと。
   もっと言えば、黒人が強制移住させられた辺境不毛の土地です。


そして、その農村地域で貧困に苦しむ人々こそが、私たちが支援しようと
している人々なのです。


・・・にしても、ブルーハーツがむしょうに聞きたくなってきた。ロックだ。

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アフリカン・フェスタ African Festival

2006年05月18日 | 徒然日常生活
タイ・フェスタの次はアフリカン・フェスタ!
今度は天気に恵まれるといいのだけど。

日時: ■5月20日(土)12:00~17:00 ■5月21日(日)10:00~17:00
場所: ■日比谷公園(東京)

→ 公式HP: http://www.africanfesta.com/index.htm

* 日比谷公園あたり以外の皆さん、またまたごめんなさい。

これ、私も行ったことあるんですが、年々パワーアップしてきてるような。
たぶんですね、アフリカは五感で「感じる」のが一番!時間あればぜひ。

聞けば、「あいのり」にでてたヒデなる人物のトークショーもあるとか。

彼のブログ: JAMAA BLOG
お店のHP:  MAASAI MARKET

こんなお店まで立ち上げてたとは・・・。けっこうスゴくないすか?


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空手@南アフリカ KARATE in South Africa

2006年05月14日 | 徒然日常生活
                                (KARATE)

最近、朝晩が冷えます。早朝は気温6度。手袋やマフラーが欲しいくらい。
ゆえに、毎朝が格闘です(VS 二度寝+布団の温もりの誘惑)。

誰だ、アフリカが暑いって言ったのは!!


さて、格闘つながり。
昨日、私の住むポロクワネで「空手」の大会がありました。

空手は、南アフリカではけっこう盛んなスポーツ(たぶん)。
まあ、キング・スポーツと呼ばれる世界最高峰のラグビーやクリケットとか
ゴルフやサッカー、格闘技ではボクシングの人気には負けちゃいますが、
一般的なイメージよりは「けっこう盛ん」というのは当たってるはずです。

→ 南アフリカ・日本空手協会のHP: http://www.karate.co.za/


ちなみに、田舎ほうの子どもたちは、

        日本人(or 中国人)=カンフー(or 空手)

とか思っているらしく、私を見つけると、カンフーの真似事をやりはじめます。
たぶん、ジャッキーチェンとかブルース・リーの影響だと思うんですけどね。

ああ、大会の話でしたね。

最近始めたばかり(というか再開)の私は、参戦はできず観戦のみでしたが。
にしても、楽しゅうございました。
日本での大会との違いや、驚いたことが多々ありました。

例えば・・・、

■ 床にマットが敷いてある。
   床がコンクリだから仕方ないのかも。

■ コートの周りで堂々と食ってる。
   ホットドックとかピザとか、胴着を着た選手が。ドリンクならわかるけど。

■ 審判が日本語使ってる。
   「HAJIME(はじめ)」「YAME(やめ)」「CHUI(注意)」はまだわかります。
   でも、「TORIMASEN(取りません)」とか「JYOUDANGERI(上段蹴り)」
   とかいうのまでちゃんと使い分けてるのには参った。


とまあ、色々カルチャーショックはあったものの、
みんなとても熱心で、気合が入ってました。選手たちは勿論、応援席も。
技術的にも、日本と変わらず、手に汗握る攻防が繰り広げられてました。

なりより新鮮だったのは、黒人も白人もカラード(混血人種)もアジア系も、
一緒になって汗を流している、公正なルールのもとに闘っているその姿。
人種なんか関係なく、声をはりあげまくって応援している子どもたちの姿。

そして、選手達の礼儀正しいこと!
試合中ならまだしも、私の顔を見るや否や、ちゃんとお辞儀をするのです。
(コートの周りで食べてるのはこのさい置いといて)


そんな選手達に、押忍。


ご参考↓ (読んだことないけど読んでみたい)

南アフリカの子どもたち - スポーツにかける黒人とカラードの物語

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タイ・フェスタ Thai Festival とアフリカ

2006年05月12日 | 徒然日常生活
もうすぐ母の日(5/14)ですね。
それはさておき・・・(さておくな)、


         
                 
                  


Q: タイ料理って、食べたことありますか?

Yes → じゃあタイ・フェスティバルへ!
No  → じゃあタイ・フェスティバルへ!

5月13日(土)・14日(日) @ 東京・代々木公園    ←今週末!
5月27日(土)・28日(日) @ 名古屋・久屋大通公園


安い・美味い・楽しい、らしい。だから、人のいりもすごいらしい。

ラオス料理をこよなく愛する私は、タイ料理もかなり好きです。
食べタイ・・・特に揚げ春巻き。とタイビール。

勿論、料理のほかにも、タイ食材・タイ雑貨・タイソングが盛りだくさん。

東京・名古屋あたり以外の皆さん、ごめんなさい。
でも、たまにはタイ料理とかどうですか?


追伸: 5/20(土)・5/21(日)はアフリカン・フェスタ@日比谷公園!
     こっちもかなりアツイです。詳細はまた追ってお知らせします。

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慣れとサボリと Adapting and Goofing off

2006年05月07日 | 仕事
- 勇気とは、慣れ親しんだものを手放す力だ

by マリー・ブライアント(アメリカ人モティベーションスピーカー)


まさに洗濯日和の五月晴れ(というのか?)の南アフリカ・ポロクワネ。
気持ちよすぎる陽気に誘われてか、休日なのにちょいと真面目モードです。

「住めば都」とはよく言ったものですが、これがまさに私の今の心境です。

南アフリカの田舎での生活も、赴任前出張を含めれば、もう10ヶ月目に突入。
諸事情あって、自宅兼オフィスは何度か引越ししなくちゃいけなかったものの、
基本的に行動範囲は変わらず、パイロット・プロジェクトサイト一帯の地理
(車で片道2時間圏内)も運転に困らんくらいには覚え、プロジェクト関係者との
人間関係もそれらしく(?)なってきました。

パイロットプロジェクト管理という仕事についても、必要に応じて調査団メンバーの
方々に指示を仰ぎながら、然るべき方法と人脈を使って、スムーズに対処できる
ようになってきました。
一緒に仕事をしているアシスタントコーディネーターも順調に育ってきてくれていて、
現場を任せても安心していられるほどです。

ちょっと前には苛まれていたストレスも、それこそだいぶ環境に慣れてきたせいか、
上手く解消できるようになったせいか、それ程強く感じることもなくなってきました。

こうやって書いてくると、「けっこう調子いいんじゃね?」という様に見えるのですが
そうは問屋が卸しませぬ。
「住めば都」に伴うネガティブな心理状態が、徐々に出てきてしまっているのです。

そう、「サボリ」です。

勿論、「慣れ」てきているのはいいことなのですが、ある程度の努力で、ある程度
目の前の問題に対処していくことができるので、「こんなもんでいいだろう」と心の
どこかに甘えが出てきています。
色々なことのレベルを現状からもっと上げることで、もっといい成果を出せるかも
しれないのに、ある程度の成果で満足してしまって「サボリ」がちになってしまって
いる自分がいるのです。

レベルを上げれる色んなこととは、語学力(英語・現地語のソト語)であったり、
農業・林業・畜産・土壌保全・小規模ビジネスなどの知識や技術であったり、
ファシリテーション能力であったり、ひいてはプロジェクトマネジメントの能力
であったりします。学ぶ環境はここにあるのに、それを活かす努力をしてない。

これこそ言い訳ですが、元来の「サボリ」癖が、上司やライバルも近くにいない
独りという環境のなかで助長されてしまっていることも否めません。
毎日上司にこっぴどく叱られ、それでも必死に食らいついていた前の会社時代が
懐かしくもあり、そこで奮闘し続ける同期達の成長っぷりに焦りさえも感じます。


「やるべきことはわかっていて、やれる環境もそこもある。
それなのにやらないのは単なるお前の「怠慢」だよ。」


前の会社の先輩に言われたこと。「怠慢」は「サボリ」と同義語だと思います。
冒頭の言葉を今の私に当てはめれば、「慣れ親しんだもの」とは上司や締切に
尻をたたかれて(失礼)はじめて必死になる、そういう受身の姿勢なのでしょう。

パイロットプロジェクトの対象者は、貧しさのなかでそれこそ必死なのです。
彼らのサポートを仕事とさせてもらってる以上、こちらも必死でやらなければ。
慣れ親しんだものを手放す勇気を持たなければ。

以上、5月病ならぬ、5月の決意表明でした。

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- Courage is the power to let go of what you are familiar with.

by Mary Bryant (American Motivation Speaker)


From Polokwane, South Africa, good drying day with May sunshine.
The warm air makes me be in a sober mood in spite of holidaze.

You know what they say, Home is where I hang my hat. This is exactly my feelings now.

It's been already 10th month since I start living here in this countryside of South Africa if counting
the days on the business trip before residing.
Although I had to change my home-cum-office several times due to circumstances beyond my control,
my area of activity hasn't been changed, which enable me to become familiar with the local geography
and to build proper relationship with those who concerned.

As for my responsibility of pilot projects management, I am getting used to and being able to handle them
smoothly with appropriate way and human network, by seeking for directions from Study team members
if needed.
Assistant coordinator working with me has also improved herself enough to take over the responsibility
handling the management on the field.

Even as for stress which I suffered from, hasn't bother me so much since maybe I have adjusted myself
with the life here or I've been able to carry it away somehow.

Although it seems that I couldn't be better if you read the sentences so far,
it's not how it work, frankly speaking.
Negative mind tendency has shown up invoked by Home is where I hang my hat.


Right, it is goofing off.


It is good thing that I am getting used to the life here, but at the same time, spoiled feeling has appeared
in my mind since I have been able to deal with the problem to some extent with a certain level of effort.
I could produce the better harvest if I improve several things to more upper level,
but I've been liable to be goofing off and satisfied with a certain level of outcome.

Several things to be advanced includes language ability (English and Northern Sotho),
knowledge and technique in the field of agriculture, forestry, livestock, soil conservation and so on,
facilitation skill, even project management skill.
I have the place to learn, but I don't make the best use of it.

It is also excuse that my innate truant habit become encouraged in the alone condition without any
demanding boss and tough rival who could encourage me.
I remember the days when I broke my back to accomplish and learn something every day in spite of
being chewed out by the boss, and I even feel impatience with the progress of my ex-colleagues who are
still struggling with the business there.


You know what to do and you have the place to do it.
If you don't do it, it is just your negligence.


This is the words my senior gave me in my previous workplace.
Negligence is the similar word to goofing off, I suppose.
If I apply the sayings mentioned above into myself, What you are familiar with is my passive attitude
which needs boss or deadline to pat me on the butt.(!?)

The target villagers of the pilot projects are working desperately in their poverty.
I must do so since my responsibility is supporting them to improve their life.
I have to develop courage to let go of what I am familiar with.

This is my May determination not May depression.

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白石さんと私

2006年05月03日 | 元気の源たち
                                (等身大)

ゴールデンウィークつまり黄金週間(日本は)、いかがお過ごしですか。
いつも働きすぎのそこのアナタ、たまにはゆっくりしてくださいな。

そいや去年は何してたっけ?

はて?・・・・・・・すぐに思い出せない。若年痴呆症、本気でコワイです。

ああ、南ア出発直前でした。
なので、ここぞとばかりに友達たちと呑んだんだった。みんな元気すか。
東京ムツゴロウ動物王国にも行ったっけ。ムツゴロウさん、どこですか。


閑話休題。


今回のタイトルの「白石さん」は、「生協の白石さん」から拝借しました。

そう、この本が「キリンの気持ち(続)」で書いた、私に届いたものです。

→ ご参考ブログ: がんばれ、生協の白石さん


持つべきものは友です、ほんとに。

で、読みました。

一気でした。手まぜをする暇もなく、一気に飲みほしました。
作ったカリフラワーの味噌汁も冷めまくり。

色んな思いが凝縮されてました。
そのユーモア、その温かさ。そしてその顧客サービスの姿勢。

私はいまの自分を振り返りました。

自分は、白石さんのような顧客サービスができてるだろうか。
目の前の仕事をこなすだけで、満足してんじゃないだろうか。
言い訳ばっかりしてるんじゃないだろうか。

いや、してる。やっぱり言い訳してるんだお前は。

ということで、これまでの姿勢を改めることにしました。
過去の自分にさよなら。涙さんさよなら(泣いてないけど)。

え、単純すぎる?
いいんです、きっかけは何でも。本人にとってでかければ。

え、心温まらない?
すみません、やっぱり顧客サービスがなってないすね・・・。

これに懲りずに、郵便物語これからも不定期でお送りします。

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