イチロー勝負師の執念－WBC日本優勝－

日本ＷＢＣチーム優勝おめでとう！

野球の国際大会、
ワールド・ベースボール・クラシック（ＷＢＣ）は
２０日、当地のペトコ・パークで決勝を行い、
日本がキューバを１０―６で下し優勝。
世界の頂点に立った。

　王貞治監督率いる日本は１回、
四死球や今江（ロッテ）の適時安打などで４点を先制。
８回にキューバの猛攻に遭い１点差まで追いつかれたが、
９回に再び打線が爆発。
イチロー（マリナーズ）や福留（中日）の適時安打で
４点を追加し、劇的な勝利を飾った。

　日本チームの精神的支柱となっていた
イチローは試合後、
「最高です。信じられない。ありがとうございます。
本当に良いチームです。
沢山の人に野球のすばらしさを
見てもらえたら嬉しいです」
と喜びを隠し切れない様子だった。

ロイター通信ニュースより引用



ＷＢＣ　ＪＡＰＡＮ　動画♪
ここをクリックすると、音楽にのって動画が見れます。

さすがに、ＴＶの前から離れられなかった私。
特に、印象に残ったのは、イチローの顔でした。
真剣に、冷静に・・・。
でも情熱を感じる影のある顔。
それは、まるで勝負師そのものでした。

インタビューのイチローの言葉も忘れられません。

「今日、勝たなければ、明日はない。
ケガをしようともそんなことは関係ないですよ。
何をしてもやってやるという気持ちでした。
つぶれてはいけないけれど（プロとしては）、
選手としては、でもそんな気持ちですよ。」

「本当に良い仲間に恵まれて、
もうやばいっすね。
本当に感謝しています。」

「みんな本当の子供のように
野球を楽しんだ。」

「勝つための野球じゃなくて、
どういう作品にするか。
そのゲームを・・・。」

「野球人として、
王監督のすばらしい品格を
学んで行きたいです。」

「最大の屈辱を味わって、
最高の瞬間を味わって・・・。」

「野球をやりながら、
人間的に強くなれた。」

「自分は日の丸を、背負いたいですから・・・。
それは、何かからの挑戦だと思っているので。」

イチロー選手は、選手としても一流だけど、
人間としても一流なような気がしました。

いざという時の集中力ですね・・・。
め深に帽子をかぶり、
陰のある顔の陰影が画面に映し出された時、
眼がまったく見えていないのに
オーラのような力を全体に感じました。
あの、顔が忘れられません。
（なので、描きました。）



これは、試合終了後の少年のようなイチロー選手。