Sceneries through the lenses

その場の気分でもやっと投稿していくブログ。内容はころころ変わります…(汗。

VirtualBox 3.0.0 メモ

2009-07-11 00:55:31 | OSS/Programming
とりあえず、適当に試してみました。

試す前にこちらを読んでおくと良いかもしれません。

http://www.virtualbox.org/manual/UserManual.html#KnownIssues

VirtualBox 2.2.4 など旧バージョンがインストールされている場合に、
VirtualBox 2.2.4 のアンインストール直後に VirtualBox 3.0.0 をインストール、
起動すると、パラメータ設定等を行うと、下記のようなエラーが出ます。
(データ更新ができないらしい)

これは1回リブートすると直ります。




VirtualBox 3.0.0 の特徴の仮想 SMP に関してはうまく動きませんでした。
仮想 SMP を利用するためには 32bit OS である必要があります。
これは、上記 URL にも書いてあります。




手元に CentOS 4.7 (x86) の VMWare イメージと Fedora 11(x86) の LiveCD
があったので、起動を試みましたが、仮想 SMP が有効になっている場合は OS が起動せず、
1 CPU の場合では OS が起動するという状況です。
カーネルの読み込み時点で VirtualBox 側で 2CPU の情報を送っているのか、
一瞬 2CPU 利用し、CPU 利用率が 100% になるのですが、
Fedora 11 では 0% 、CentOS 4.7 では 50% まで利用率が下がり、
そのまま反応しない状態で終了…という感じです。

一応使っているマシンは Intel VT 対応のはずなんですけどね…。
# というのも、32bit OS 上で 64bit ゲストを動かしているため。
# ↑ この機能を使うためには Intel VT が必要。

まぁ、しばらく様子見ですかね…。

Windows 32bit など Linux 以外の環境では SMP も認識するかもしれません。

下図は 32bit 環境での CPU の設定。 64bit OS とは違い、
警告はありません。


CentOS 4.7 を起動したところ。この状態で停止します。
Fedora 11 は Grub 後、何も表示されませんでした。




また、Direct X 対応にするためには別途 Guest Additions をインストールする必要があります。
ドライバを入れることで、グラフィックドライバが Windows の標準ドライバから
VirtualBox の提供しているドライバに入れ替わります。
現状 Direct X 8/9 に対応しているようですが、このドライバをインストールしても
Windows 7 64bit で Aero は実行できませんでした。

とりあえず、インストール方法は次の通りです。参考まで。

VirtualBox 上でゲストOSを起動します。Windows はセーフモードで起動します。
セーフモードで起動するためには、VirtualBox 起動直後のBIOS画面を見送って、
その後 Windows のロゴが出る前に「F8」キーを押しっぱなしにします。
そうすると、セーフモードの選択画面が出てきます。

Windows をセーフモードで起動後、「デバイス」→「Guest Additionsのインストール」を選択します。



インストーラがオートロードされない場合は、「コンピュータ」を開き、
Guest Additions の CD-ROM をダブルクリックし、インストーラを起動します。



インストーラを適当に進めます。^-^;



進めていると、下記のようにモジュールの選択が出てきますので、
「Direct3D Support」を選択します。
(デフォルトではチェックされていません。)



その後、適当に確認ダイアログ等が出てきますが、すべて了承します。
インストールが終わったら、ゲストOSを1回リブートすれば、完了です。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿