関本徹生の楽園計画通信

阪神淡路大震災後、芸術で社会を元気にすると始めたアートプロジェクト「新世紀楽園計画」のあれこれ通信

金星夜会

2012-06-13 16:51:34 | お薦め(アート)
この春(4月)から、大阪にサテライト(大阪芸術学舎)が出来、通信教育・エクステンションなど開校している。
通信教育がメインだが、一般の人も気軽に楽しめるものも展開。
毎月第2金曜日の夜に『金星夜会』なるものを開催している。

その趣旨は、【本イベントでは、美術やデザイン・文化など様々な分野から、
特に大阪を中心に関西で活躍されている多彩なゲストを毎回招きショートレクチャーを行います。
ドリンクを片手に受講生も講師も交じり合って、気軽に話をしながら交流を深めること
ができるアットホームな夜会です。もちろん受講生以外の方のご参加も大歓迎です。
仕事帰りに、同僚やご友人、ご家族などをお誘いあわせの上、ぜひご参加ください。
金星夜会が、みなさまの「つながる場」になることができれば、と願っています。】

…という事で、この『金星夜会』の仕掛け&ナビゲータを行っている。
サブタイトルは「関西達人列伝」と称し、上方の文化・芸能を斜めに深~く掘り下げている。

第1回目(4月)は、ちんどん通信社の林親方。
~大衆芸能、また動く広告としてのちんどん屋~をテーマに実演とトークを交えて展開。
後半から、私とのトークセッション。
古代の芸能(伎楽・散楽)まで遡る。

第2回目(5月)は、ミナミのドン吉里さん。
~なにわの精神~をテーマに、猥雑なイメージの大阪・ミナミの学術的にも面白い、
知られざる歴史的スポットの紹介など展開。
同じく、後半からトークセッション。
ミナミに小屋が無くなりつつある…と同時に大阪人の精神まで荒んできた事に二人は危惧する。

第3回目(6月)は、化粧・鬼・人形などにかかわる数々の肩書きを持つ超博学の種田さん。
~上方文化と人形~をテーマに、大阪発祥であり、上方文化のひとつとして存在する等身大人形。
その変遷を探る。
後半からのトークセッションでは、何故か人形にまつわる怖い話に展開。

そして次回、第4回目は、7月13日(金)ゲストは、「戦国魂」の鈴木智博さん。
~甲冑に託した精神性と造形美~をテーマに、等身大人形から転化していった鎧冑に注目。

かなりマニアックな展開だが、徐々に金星夜会ファンも増えつつあります。
¥1,000でドリンク付は安い!!

是非、おこしやす!!