関本徹生の楽園計画通信

阪神淡路大震災後、芸術で社会を元気にすると始めたアートプロジェクト「新世紀楽園計画」のあれこれ通信

フェスティバルゲート

2009-12-15 16:40:51 | 雑記
本日、事務所がある恵美須町内会からフェスティバルゲートの
解体工事がいよいよ始りますというお知らせが入った。
今月17日から始まり、平成23年6月末までと1年半かけての解体。

破産した後も、大阪市の対応も含めて、何かと問題の多かった
近代産業遺産のフェスティバルゲート。
なにも壊す事はないがなぁ~、何ぼでも使い方あるのにと思うが、
相変わらずのスクラップアンドビルド。

パチンコ屋さんのマルハンが次の事業者。
外観を残して(もちろん手を加える必要はあるが)、内装だけ変えれれば
良いと思うが、ジェットコースター、塔なども解体するらしい。
フェスティバルゲートの外観を残す事によって大阪市(行政)の怠慢、
無責任な計画を永遠に戒め、反省させるためにも残して欲しいのだが、
事業者にすれば、なんでそんな事せなあかんねん、
それでは飯が食えんやろ・・・となるのはわかっているが。

考え方、心の問題でもある。
芸術文化が何故社会に必要なのか・・・と前にも書いたが、
社会は人間で構成されている、芸術文化は
カタチ(作品等)あるものだけではなく、人間の心、考え方が
重要なのである。

良識ある人達はフェスティバルゲートが出来た時、
「これ1年でつぶれるで」とつぶやいていたそうだが、
誰もがわかっていた事を続けてきた行政に対して、
「これ残しとくから、ずう~っと見続け、末代まで反省し、
同じ事の繰り返しをしないようにしい~や」と。

ひょっとして、大阪市から外観を残さないように・・・
というのが条件やったりして。

この勘ぐり、心が汚い???


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