WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

安曇野チェンソーカービングショー(2)

2007年10月23日 | チェンソーカービング

 さて、カービングショー(クイックカービング含む)などの詳細は、おなじみ某有名チェンソーアートポータルサイト掲示板に譲るとして、受講生の目から見たショーレポートを。
 ここ長峰山の秋は雲海とマツタケ。
雄大な北アルプスを背景に、広い安曇野平野が一面雲の海となるのが見られるのは10月がベストシーズンなのだそうだ。その雄大さでは一番かもしれない。荘厳な富士の雲海、天上界にいるような錯覚を起こさせる赤岳の雲海、幽玄さを漂わせる京都福知山の大江山の雲海も含めて「日本の雲海百選」にエントリー決定。

長峰山頂から北アルプスを望む。安曇野平野を覆いつくす雲海。
タイトルの集合写真はこの草原で撮影。


雲海がはれると安曇野平野が一望できる。


 京都では、松が次々とマツクイムシにやられて、貧弱な松が薄毛の頭のようにまばらにしかない山が多くなっている。行政や市民ボランティア、わがまつたけ十字軍もささやかな抵抗をしているが、その勢いはとどまるところを知らず抜け毛?(松枯れ)も多い。温暖化の影響かどうか、この夏の暑さでマツタケも大不作になりそうな様子だ。
 ここ長峰山は杉、桧の植林が見られず、立派なアカマツだらけで、「猿の惑星」ならぬ「松の惑星」に迷い込んだような錯覚さえする山であった!戦後政府の杉・桧植林奨励政策にだまされず松山を守り続け、冷涼な気候も幸いしてマツクイムシの侵入を妨げているのだろうか?


初秋に雲海が発生するような適度な湿潤環境も好影響を及ぼしているのだろうか、さぞかしマツタケも採れるのだろう。山中、入山禁止の札だらけであった。


(つづく)


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