長屋茶房・天真庵

「押上」にある築60年の長屋を改装して
「長屋茶房・天真庵」を建築。
一階がカフェ、2階がギャラリー。

アボリ人みたいなくんがやってきた

2016-09-06 08:24:06 | Weblog

9月3日から、25日(日)まで、葛西の関口美術館にて「角居康宏」くんの「はじまりのかたち」

という個展をやっている。

天真庵に、錫の珈琲ドリッパーがある。彼につくってもらったものだ。入り口の扉の取っ手に

「天真庵」と刻まれたものがある。それもそうだし、茶托などお茶道具も彼につくってもらったものが

すくなからずある。池袋でギャラリーを始めたばかりの時に、金沢から彼がひょこっとやってきた。

ぶら下げてきた「手取り川」をさしつさされつ飲むうちに、盛り上がりすぎ、「とまっていけば」と誘うと

「では、一宿一飯のお礼に、ひとつ芸をお披露目したい。」といって、部屋にあった掃除機の

柄をはずし、真ん中の管?をはずし、手ぬぐいでそれをていねいにふいて、口をつけ、

音を奏で始めた。アボリ人の民族楽器ディジュリドゥの「もどき楽器」にみたてたものらしい。

天真庵の内装をやってくれ、今は和歌山に移住して「田並劇場」を再興しようとしている林くん

もディジュリドゥをふくと、アボリ人はだし?だ。

煎茶を量り、急須にいれる道具に「茶合」(さごう)というのがある。だいたい竹でつくられたものが多い。

ぼくのは、角居くんに錫でつくってもらった。模様はアボリ人の象形文字で「水」を表現したものらしい。

しゃれではないけど、涼やかな風のような形をしている。

今日は「英語で蕎麦会」 先生と生徒がスカイツリーで待ち合わせをして、ガイジンさんに

声をかけ「いっしょに、そば食べませんか?」といって、ポンビキをする日。

オーストラリア人はきたことがあるけど、今日はアボリ人あたりをひっかけてきてもらえないだろうか?

と岩本先生にメールしてみよう。

明後日は「おとこかっぽれ」だ。