tenna +

simple・natural・honest
太陽と月のリズムで
ゆるゆる、ゆっくり。

手放した紡ぎ車

2021-08-04 10:23:26 | 糸紡ぎの道具など

すでに手放して
今は手元にない紡毛機の覚え書きです。


アシュフォード JOY  シングルペダル
最初の1台に買ったもの。狭い部屋に住んでいたのと
持ち運びを考えて決めました。
確かユザワヤのネットショップで購入。
吸い込み口が低めなので、高さの合う椅子を
選んで無理のない姿勢をとらないと
疲れてしまうかも。
ダブルペダルで購入していたら好きな一台に
なっていたように思います。

マジャクラフト LittleJem
マジャクラフトを3台持った時点で、これは

ペダルの踏みごごちがしっくりせず...。

アシュフォード traditional
ホームスパン講習会の時に使ったのがトラディショナル。

講習会の先輩から半年ほど、同じものをお借りして
糸紡ぎに
のめり込んだきっかけの糸車。
基本の一台は
やはり持っておくべき???と思って
購入しましたが、
場所を取りますね。
あまり使わずに手放しました。

使ったことのあるアシュフォード社の紡ぎ車に
共通していたことで、使いづらく感じたのは
ブレーキバンドの調整部分。木部×木部なのですが、
湿度が、夏に90%近くなると思ったら
冬は10%を切ることも珍しくない家に住んでいると
木部は収縮があるので、使いづらく感じることが多かったです。
ボビンを交換するたびに、引き込み加減の調整を
要するのが少し煩わしく感じました。

EEW
nano  

小型、軽量、低価格と3拍子揃った電動紡ぎ車。
3Dプリンターを使ったパーツの情報などが公開
されています。
(プリントアウトされたパーツを販売している
ショップも海外ですが複数あります)
とにかく軽いのが売りではありますが、
モバイルバッテリーを重りを兼ねて使うか、
ネイルを打つなどで工夫をしないと
羊毛のドラフティングの際に
本体まで動いてしまうのが気になりました。

おもちゃみたいですが、侮れません!
とはいえ、ボビンもしても小さく、
本気で紡ぐには、標準装備のままだと
極太やアートヤーンには不向き。

奥行きがペン1本分くらいと場所を取らず
とにかくコンパクト。
金額やスペースに制約があったり、
スピンドルで紡ぐことが多いけれど
紡ぎ車も欲しい、という方に良いのかも。




おびひろニット
アシュフォードトラベラーと同じような作り。
一部パーツの欠けたものを
オークションで見つけて購入しました。
ひょっとしてアシュフォードのパーツとの
互換性があるかもと期待しましたが、
残念ながら合わず。
製作した工房に直接依頼して
オーバーホールなどをして頂きました。
シングルペダル。トラディショナルのように
だんだんと前に移動していくこともなく扱いやすい。
フライヤーがフック式で、吸い込み口のサイズから
アートヤーンを紡ぎたい方にはどちらかというと不向き。
紡ぎ車としてはとても気に入っているのですが、
ボビンやフライヤーをいろいろと持っている
他の紡ぎ車を使いがちで、出番が
少なくなってしまいました。


SpinOlution Bullfrog
SpinOlutionのペダルのスイングモーションは好きで、
BEEシリーズを購入するか迷っていたのですが
bullfrogが新発売となり購入しました。
アートヤーンを紡ぐには16ozというボビンなど
いろいろと良さそうに思います。
並太〜極太程度の双糸がメインの私にはフックorificeで
紡ぐとブレて、扱いづらく...。
ホビンサイズも大きすぎました。
(このサイズのウッドボビンはそこそこ重量があるので
追加で購入する場合はプラの方が軽くて良いかも)
ビルトインレイジーケイトは有難いのですが、
撚り合せをする時に、糸を
巻き込んでしまって
慣れるまで何度か失敗しました。
紡ぎ車に限らず、家電もですが、使ってみないと
自分にとって使いやすいかどうかはわからないなぁと
感じた1台でした。

SpinOlution Echo
デザインが好き。ペダルのスイングモーションも
bullfrogよりこちらの方が好きでした。
8ozというボビンサイズも扱いやすくちょうど良かったです。
ただ、どうもspinolutionのratioと相性が悪いらしく
フックの間から糸が飛んでしまったり、
orificeとbobbinの微妙な隙間に
糸が巻かれてしまうことが度々で、ちょっとストレス。
(画像はbullfog)
迷いましたが、手放すことに...。

Electric Eel Wheel  EEW6.0
前述のEEW nanoの大きいバージョン。
大きさ、使い勝手、ボビンサイズなどなど
いわゆる普通サイズ。コンパクトでお安くて
文句なしの一台だと思います。

Ashford Espinner-3
国内で調達できる電動紡ぎ車の中で
ポピュラーな一台。静かでスムーズに動きます。
どういうわけか、私がE3で紡ぐと撚りが甘々に
なってしまいます。他の紡毛機の方が個人的に
相性が良さそうなので手放すことにしました。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。