「天空の里 いもい農場」通信

長野市芋井広瀬の里山で、自然を身近に感じ、環境・農業・食べ物を大切に思う気持ちが育まれる事を目指した活動です。

『長野県シニア大学長野学部「社会参加授業」報告会』参加報告

2017年12月15日 | 活動こぼれ話
12月13日(水)長野県社会福祉総合センターに於いて、長野県シニア大学長野学部「社会参加授業」報告会が開催され、五味副代表と事務局の西沢で参加してきました。

参加目的は、社会参加授業(※注)の一環で天空の里 いもい農場に参加した、長野県シニア大学2年生の谷川リーダーをはじめととする7名が所属する「畑耕作楽団」の活動参加報告を拝聴すること。「畑耕作楽団」は、「ボランティアで遊休農地解消に向けた農作業をする」を活動テーマに据えて活動先を探していたところ、長野市ボランティアセンターの紹介で、いもい農場に合流。もともと遊休農地のいもい農場、参加を通じた農作業で畑を荒らさず、維持することができ、来年も畑耕作ができるよう、つないでいただきました。


(発表会の様子)
報告会では、谷川リーダーから多種多様の社会参加活動をしてきた他グループに向けて、「いもい農場の場所」「いもい農場の活動概要」「社会参加活動先として選んだ経緯」の説明がありました。多くのグループ発表がある中で唯一プロジェクターを活用し、視覚に訴えながら活動の様子を紹介、メンバーから一言づつ感想発表がありました。

「いもい農場から(長野市街地を)見下ろす風景は、まさに天空!」

「『木の一番上に実っている真っ赤なリンゴを、絶対に絶対、採りたい!』と言う子ども。(私が)脚立に立つ(子どもの)足をガッチリ押さえながらリンゴを収穫してもらった。子どもにとって、収穫できた達成感は、一生忘れないものになったのではないか。」

100人を超す会場で参加エピソードを発表されました。

発表の締めくくりに、谷川さんから
「参加をして、元気の良い子どもたちと知り合いになれた。子どもと一緒に行う農作業、とても楽しく、リフレッシュできた。(参加させてもらって)「ありがとう」と言いたいです!」
とまとめられました。

発表後、長野県長寿社会開発センターコーディーネーターの斎藤さんから「遊休農地の活用を、この間の2世代交流から、3世代交流の場に変えている活動」と講評をいただき、来年も今回のご縁を大切に、楽しい活動を組み立てていかなければ、と感じた報告会でした。


(発表会後、畑耕作楽団のみなさんと記念撮影)
シニア大学の皆さんと一緒に活動できて、こちらこそ「ありがとう!」です。来年の活動もご一緒できればなあ、と願っています。(西沢)


(※注)
「社会参加授業」は、2年制のシニア大学の「1年時・2年時」を通じて、社会参加活動への導入意識づけから始まり、学生自ら計画を立てて実践し、報告するまでを授業としています。畑耕作楽団の他、施設ボランティアとして花を植えたグループや、居場所をテーマにサロン活動したグループがあったり、シニアのお得情報を調査・公表することで出かけるきっかけづくりを研究したグループ等々、多種多様な「社会参加」がありました。


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