Unseasonable Shore

映画の感想を中心に、普通の生活をおくる30代ゲイの日々感じるできごと。

エージェントライアン(ネタバレ注意)

2014-03-16 17:41:21 | 映画
今回は映画「エージェントライアン」について。



ジャックライアンシリーズの最新作ですね。トムクランシー原作でハリソンフォード主演の「今そこにある危機」、懐かしいです(笑)。今回、ライアンを演じるのがゲイに人気クリスパイン。僕は見るまで知らなかったのですが、監督がケネスブラナーなんですね。彼は出演もしています。そして、ケビンコスナーもライアンをリクルートするCIA幹部(だったかなぁ、よく覚えていないのです)を演じています。



ここで内容を・・・




ウォール街にある投資銀行のコンプライアンスと経済テロ阻止を目的としたCIA情報分析班のアナリストという、二つの顔を持つジャック・ライアン(クリス・パイン)。ある日、モスクワの投資会社チェレヴィン・グループの不審な動きをキャッチし、上官ハーパー(ケヴィン・コスナー)にエージェントの現地派遣を要請する。しかし、彼から返ってきたのはライアン自身による調査命令だった。チェレヴィン・グループへの監査を装ってモスクワへと飛んだライアンだが、そんな彼に同グループの警護員が襲い掛かってくる。



と書いてあります(笑)。




映画の冒頭、大学生という設定のライアンなのですが、なんだか老けて見えました(笑)。9.11を学生の頃に経験したライアンは経済の研究から、ネイビーシールズに入って、戦闘を経験、事故に合い、リハビリ施設でCIA(ケビンコスナー)と接触、表向きはウォール街での仕事、その裏で経済テロの防止の仕事を始めるという設定。ジャックライアンの成り立ちの映画だったんですね。

この頃の流行りというか、エピソードゼロ的なお話です。なので、続編がこれから作られていくんでしょうねぇ(笑)。

で。ケネスブラナーはロシア人で、アメリカにテロを企てているとライアンたちに疑われて、ライアンが接触していきます。この時に、ホテルでのアクションシーンとなります。ネイビーシールズにいたということから、戦闘術にもたけていてもおかしくはないけど、いきなりでもライアン強し。

アクション好きな方はご覧になってください。シリーズものになりそうですから、ここは観ておいて損はないと思います。
クリスパイン好きの皆さんにもおすすめです。キーラナイトレイとのベッドシーンも良いですからね。


ここからはネタバレですから、ご覧になっていない方は読まないでください。







で、どうやってテロを起こして、どのくらいの損害がアメリカに与えられるのかがカギですよね。で、しかもそれをどう止めるか。

ケネスブラナー演じるチェレヴィンは余命が少なく、アメリカ本土でテロを起こさせ(これ、自分の息子を使って爆弾テロをおこす計画)、と同時にドルが下がるから、自分たちが株価を操作して、世界経済を混乱させ、自分たちロシアが株で大儲けするということを計画していたのが、真相。




ライアンはそれを探るために、女と酒に弱いチェレヴィンをたまたまう浮気を疑ってロシアまで来てしまった彼女キャシー(キーラナイトレイ)を使って、自分は投資銀行に潜入。情報を得て、そこから危ない目には合うのですが、なんとかロシアから脱出。テロの標的をウォール街と見定めるのですが、そこで警察車両に化けた犯人(チェレヴィンの息子)が爆弾をつんで、工事中のトンネルへ。実は、ウォール街を狙うとみせかけ、混乱しているところへ、地下にもぐり、地下から爆発させる計画だったんです。

まぁ、ライアンがそれを発見し(当たり前ですよね)、みごと事なきを得るというストーリー。

今、ウクライナの情勢でアメリカとロシアの対立がありますが、こんなこと、本当にありそうなんだんぁって思いながら観ていました。現実はもっとすごいのかもしれませんけど。

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