写真の奥側から歩いて来たら2羽のカラスが飛び立った。それはゴミ集積場に出された袋から餌を見つけ散らかしている現場だった。久しぶりにこうした現場を見た。積まれたごみは所定の袋に入って、白色のネットが被せてある。しかし、地面に接するところにネットを押さえる重しがなく、賢いカラスは餌の袋を引き出したのだろう。
我が家の近くはこうした反省から方法を変えた。ゴミが見えるネットから見えないシートに変え、先端に長いパイプを取り付け、カラスや猫ではシートを持ち上げられないようにした。方法を変えてカラスや猫からの被害はなくなり、環境が良くなった。
現役のころの古い話し。毎月、東京での前泊を入れて3泊4日の講習へ半年通った。宿から会場まで徒歩20分あまり、夜は繁華街に変わる通りを歩いた。一目で残飯類と分かる物が透明なポリ袋に入れて積み重ねられている。そこを歩くのが恐ろしほどカラスが集まって餌を食べていた。首都の一面を見て何か情けなく思ったことがある。
こうしたカラスを撃退する方法が載っていた。カラスは猛禽類などの天敵に出会ったとき「警戒」「威嚇」「逃避」それぞれの段階で鳴き声を変化させる。その音を録音再生しここは危険な場所だと認識させ追い払うという。ただ、カラスは賢いので工夫は必要だが効果があるという。カラスに狙われないようゴミを出す側の姿勢がその前に必要ではなかろうか。
(今日の575) 収集車箒をいつも積んでいる
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