日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

「ボッ」という音

2017年10月08日 | 生活・ニュース
 
 「ボッ」、これはブラックホール合体の瞬間を捉えた音で「私たちは宇宙を聴くことができるようになった」。これは重力波観測でノーベル物理学賞受賞の記事。この2文字の音を捉えたのは重力波望遠鏡という。望遠鏡といえば地上にあって天空を見上げるものというイメージだが、日本の「かぐら」なども含め、重力波観測の望遠鏡は大がかりな地下実験室の様に思える。

 重力波は物体が動くと周りの空間が伸び縮みし、ゆがみが波のように宇宙に広がる現象という。その観測される変化は地球と太陽の間で水素原子1個分ほどの伸び縮みという。絶対目には見えないし肌で感じることもない。そんな重力波を観測すると宇宙誕生の謎に迫れるとして、世界中で観測ネットワークが構築中ともいう。想像の域を超え理解もままならないのに、なぜか記事を読んでいる。

 日本ではニュートリノ観測で2015年にノーベル物理学賞を受賞した梶田隆章・東大宇宙線研究所長らが、岐阜県飛騨市神岡鉱山の地下200㍍の施設で試験運転中という。本格的観測はまもなく始まる。地下施設には一辺3㌔のトンネルがL字型に掘られているという。

 100年前にアインシュタインの予言した現象という。目を転じて国内は総選挙に向けて走り出した。どの政党の公約、今はマニフェストと呼ぶが、現下足下の事は論じるが、これという先々の明るさを思わせる内容は見当たらない。100年は無理でも10年先の日本の姿くらいは論じてほしい。馴染みのない全く知らない選挙区で立候補予定者の右往左往する姿を映像で見ると、政策など語る余裕はなさそうだ。赤絨毯への道は険しい。
コメント
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