さすらい塞翁が馬

(旧タイトル『さすらい教師・大陸系』)

日本語教員として働いた中国での日々。
そして、帰国後。

入院9日目

2017年05月05日 14時59分28秒 | 
5月5日(金)

午前中に主治医の回診がある。
いつもは「どう?体調、変わりない?」みたいな会話で終わるんだけど、今日はちょっと違った。

医「検査結果はまだ出ていないけど、お腹の中にあるものは、悪いものである可能性が高いです。そうなったら、お腹を切って手術をすることになります。心の準備が必要かなと思ったので、前もって少し伝えておきます。」

自分でも薄々勘付いていた。
今まで、外来のお医者さん達も、入院担当のお医者さん達も、みんな説明や表情が妙だった。
不自然に言葉を選んで、遠回しに遠回しに話をしているように見えた。

今日の回診担当の先生はいつも、直接的に「癌」と言うのを避け、「悪いもの」という表現を使う。

心の準備?
ずっと食べていないから、頭がよく回らないや。


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